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G-B-2さん成績開示
2008年度再現答案参加者&合格者のG-B-2さんの成績開示の結果が届きました。 G-B-2企業法
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公認会計士CPA-LAB試験合格体験記集で“再現答案2008:監査論”タグの付いているブログ記事

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

 

問題1(約8行)

 近年、企業を取り巻く経営環境は激化の一途をたどっており、それに伴い、企業は様々な事業上のリスクに直面している。この事業上のリスクの中には、監査人の監査対象である財務諸表等に影響を及ぼすものも含まれており、重要な虚偽の表示のリスクについて適切に判断するためには、事業上のリスクについても理解し、重視することが望ましい。

 ゆえに、この事業上のリスクについて理解するためにも、企業及び企業環境を十分に理解することが求められている。 

 

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

技術革新が著しい業界に属している

 

陳腐化による棚卸資産及び固定資産の過大計上

売上代金の回収期間の長期化

 

売上債権の貸倒引当金の過小計上

運転資金を財務制限条項付で借り入れている

継続企業の前提に重要な疑義があるという注記漏れ

 

 

 

 

 

 

 

 


1問答案用紙<2>

(監査論)

 

問2

(約10行)

 「株式交換による大型の企業買収」は重要な否定形的取引に当たり、このような取引においては、重要な虚偽の表示が発生しやすい。

さらに本問の場合、最近になって経理部長が変わっており、しかも畑違いの営業部出身の従業員が担当している。この従業員には会計的知識及び経験が不足しているおそれがあり、このような状況では、会計処理に関して経営者から強い干渉があったとしても拒否できない可能性が高い。したがって、重要な否定形的取引に係る虚偽表示のリスクが増大していると考えられる。

 以上のような状況から、当該取引には特別な検討を必要とするリスクが存在すると判断できる。

 

 


第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

 

(約8行)

(理由)内部監査とは、会社経営者の指示の下、会社の業務が適正に行われているかを監視することであり、その業務の実施者に会社からの独立性は求められてはいない。一方、監査人が実施する監査証明業務には会社からの独立性が求められているため、これら2つの業務を兼任するということは監査人の独立性を害する上に自己監査となってしまう。ゆえに、当該提案には問題があり、解消しなければならない。

  

 

 

 

(社長の提案の番号)

 

(約8行)

(理由)監査報酬について当該提案のような成果制度を導入すると、監査人が自己の利益を優先し、不当な監査結果を招くおそれがある。このため、当該提案には問題があり、解消しなければならない。

 

 

 


第2問答案用紙<2>

(監査論)

 

問題2

問1

 

(記載事項の番号)

1

 

(約6行)

(理由)二重責任の原則によれば、財務諸表等の作成責任は経営者にあり、財務諸表等を適正に表示することについての第一義的責任は経営者にある。加えて、監査人は合理的保証による意見表明責任を負っているのみで、その保証は絶対ではない。したがって、監査人の監査を受けたことをもって自らの責任を果たしたかのような当該記載は不適切である。

 

 

 

問2

(約8行)

経営者が確認書を拒否した場合には監査範囲の制約として扱うため、意見に関する除外の枠組内である不適正意見は適切ではない。

また、経営者確認書には財務諸表監査の前提となるような事項が含まれており、これを全部拒否された場合にはもはや財務諸表監査は成り立たない。

 したがって、監査人は原則として意見を表明してはならない。

 

 

 

 

(感想)

全体的に書きやすかったですが、第一問の問題2-2は、委員会報告書内の該当ページを見つけていながらも暴走してしまいました。

問題文に「具体的に」とあったのでつい...大人しく3つの当てはめをしなかったのが悔やまれます。


ニコルさんは、2008年度CPA-LAB奨学生です。

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

 

問題1(約8行)

監査人が企業及び企業環境を十分に理解する事が求められているのは、財務諸表全体レベル及び財務諸表項目レベルの重要な虚偽の表示のリスクを評価するためである。

すなわち、現代の経営環境においては、経営者の不正による、特定の財務諸表項目に関連づけられない、広く財務諸表全体にわたる重要な虚偽の表示が相対的に多くなっていることに対応するために、監査人に企業及び企業環境を充分に理解する事を求める事で、監査人の視野を広げ、リスク評価手続をより充実させ、財務諸表全体レベル及び項目レベルの重要な虚偽表示のリスクをより適切に評価する事が出来る様にするためである

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

過剰な設備投資

 

減価償却費の過小計上

厳しい受注競争

 

商品の過大計上

経理部門に一任されている事務部門の管理

経理部長による従業員不正

長期化傾向にある売掛金の回収

 

貸倒引当金の過小計上

財務制限条項付きの借入金

 

利益額を達成するための売上の架空計上

 

 


1問答案用紙<2>

(監査論)

 

問2

(約10行)

「株式交換による大型の企業買収」は、重要な非定型な取引に該当するため、関連する内部統制の構築が困難であるためである。また、当該「株式交換による大型の企業買収」には事業上のリスクが存在するうえに、関連当事者間で行われ、不正の疑いがある取引であると判断できるからである。さらに、株式交換には多くの会計上の見積もりを含むものであることも理由となる。

  

 

 


第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

2 

 

(約8行)

(理由)

内部監査は、経営者に従属して行われるものであるため、監査人が内部監査業務を併せて行うと、監査人の独立性がそこなわれるおそれがあるためである。

また、内部監査は、内部統制の構成要素である監視活動において独立的評価の機能を果たすものである。それゆえ、監査人が内部監査業務を併せて行うと、財務諸表の監査において自己監査となってしまうおそれがあるためである。

 

 

 

 

 

(社長の提案の番号)

3 

 

(約8行)

(理由)

適正意見の表明をもって監査報酬を増額する旨の提案は、成功報酬に該当する。

成功報酬を結んで監査業務を行うと、監査人の公正不偏の態度が失われ、精神的独立性や外観的独立性がそこなわれるおそれがある。その場合、公正な意見表明は困難になるおそれがあるためである。

また、このような成功報酬は倫理規第11条においても禁止されているものであるためである。

 

 

 

 


第2問答案用紙<2>

(監査論)

 

問題2

問1

 

(記載事項の番号)

1 

 

(約6行)

(理由)

財務諸表の監査は経営者と監査人との協力関係によって成り立つものである。にもかかわらず、本問の書面には、財務諸表の監査を受けていることをもって適正な財務諸表であるとしており、上述の協力関係について記載がないためである。

また、本問の書面には、財務諸表の作成責任は経営者にあり、意見表明責任は換算にあるという二重責任の原則についての記載がないためである。

 

 

 

 

問2

(約8行)

「不適正意見の表明を視野に入れる」ことは、意見に関する除外があったときに検討されるべきものであり、本問の見解は不適切であると判断する。なぜなら、経営者による確認書の入手は重要な監査手続きに該当し、当該確認書を入手できないことは監査範囲の制約として取り扱われるべきだからである。

そして、本問の経営者による確認書において確認が拒否された事項は、財務諸表における経営者と監査人の協力関係及び二重責任の原則といった監査の前提となるようなものである。そのため、本問においては意見不表明を視野に入れるべきであると判断する。

 

感想:解答量が少ないと思ったのでかなり慎重に答案構成しました。すると時間がなくなって特別な検討リスクの問題は七割くらいしか埋められなかった。ほかの問題はほぼ埋められました。


オーさんは、2008年度CPA-LAB奨学生です。

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1(約8行)

財務諸表における虚偽表示は大別して不正による虚偽表示と誤謬による虚偽表示が存在する。 財務処理がシステム化されルーティン化された現代では誤謬による虚偽表示は相対的に減少している。一方財務諸表における虚偽表示の多くは事業上のリスク管理に失敗した経営者による経営成績の偽装を目的として行われることが多くなってきている。
そこで監査人はリスク評価手続の段階で事業上のリスク等を含む内部統制及び企業環境を十分に理解して、その結果をリスク評価に反映させると共にそれぞれのリスクに対応した実証手続を行うことで重要な虚偽表示を看過しないことが求められている。

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

経理を含む事務部門の管理が経理部長に一任されている

営業成績を良く見せるための架空売上の計上

売上代金の回収期間の長期化

 

貸倒引当金の過小計上

 

過剰な在庫および設備投資

 

減価償却費の過小計上、棚卸資産の過大計上

 

国内市場における受注競争が激しい

 

売上の過大計上

著しい技術革新と取り扱い製品の需給見通しの不透明性

 

減価償却費の過小計上、棚卸資産の過大計上

 

1問答案用紙<2>

(監査論)

 

問2

(約10行)

株式交換取引は重要性が高く、非定型的で内部統制の確立が困難な取引である。また自社の株価が高いと合併契約等を有利に進めることが可能となることから経営者に不正の動機が生まれ、全般的な対応が必要となることから特別な検討を必要とするリスクと評価したのである。

 

 

第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

2

 

(約8行)

(理由)監査業務と内部監査業務を同時に行うことは監査人にとって自己監査にあたる。
このような場合、監査人は精神的独立性を保持することが困難になるおそれもあり、また外観的にも 利害関係者の疑念を生じさせる結果となりかねないので解消されるべきである。

 

 

 

(社長の提案の番号)

3

 

(約8行)

(理由) 監査人が与える意見によって報酬が異なる場合、報酬を意識するあまり公正不偏の態度を保持することが難しくなり精神的独立性が害される可能性がある。
また利害関係者にとっても精神的独立性が害されてるとの疑念を生じさせることから解消されるべきである

 

 

第2問答案用紙<2>

(監査論)

 問題2

問1

 

(記載事項の番号)

 

(約6行)

(理由) 財務諸表監査制度は財務諸表の作成責任は経営者に、それに対する意見の表明責任は監査人にあるものとして相互に責任分担しながら協力して行われるとする二重責任の原則に裏付けられる制度である。
本問の場合『貴殿の監査を受けているので』とあることから経営者が自ら一義的に負担すべき適正な財務諸表の作成責任を自覚していないと考えられることから問題がある。

 

 

問2

(約8行)

経営者確認書の入手は監査の最終段階で、入手した監査証拠の裏づけを取るためや監査の前提となる事項を確認するために監査手続の一環として必ず行われなければならないものである。
従って経営者確認書を入手できないことが財務諸表の虚偽表示を示すことにはならず不適正意見を表明するのは妥当ではない。
本問の場合重要な監査手続が実施出来なかった結果として意見不表明とすることになる。

 

 

感想

自信ないです。5割あれば恩の字というところでしょうか。

株式交換の問題はあの有名社長率いる某有名企業の本を読んでいた時に『業績を良く見せることにより合併契約を有利に進める』とあったことから不正の動機へ繋げてみました。

 

ゲルマンさんのプロフィール

受験履歴:2007年短答合格
受験回数: 2回(試し受験は含まない)
メインの予備校:TAC
公開模試での最高順位:TAC予備校の公開模試 上位35%



ゲルマンさんは無償応募です。ありがとうございました。

1問答案用紙<1>

(監査論)

問題1(約8行)

監査人は、重要な虚偽表示のリスクを評価し、これに対応する手続を立案し実施することにより財務諸表に重要な虚偽の表示がないことを確かめる。他方、企業は、事業戦略を立案し、実行することにより事業を遂行していくのであるが、一般に、戦略の達成が困難な状況になる場合に、財務諸表に重要な虚偽の表示がなされるリスクは高まる。そこで、監査人は、企業及び企業環境を十分に理解し、事業戦略が達成できないリスク(ビジネス・リスク)を抽出し、これが財務諸表の重要な虚偽の表示に結びつくリスクを評価し、これに対応する手続を立案・実施する必要が生じるのである。

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

技術革新のスピードの早さ

 

棚卸商品の評価の妥当性

為替ヘッジ取引の存在

 

外貨建売掛金の評価の妥当性

借入金依存の財務体質

 

借入金の過小計上

財務制限条項の存在

 

売上の過大計上等

内部統制のぜい弱性

 

経理部長による横領の可能性

 

 

1問答案用紙<2>

(監査論)

 

問2

(約10行)

 第一に、非定型的な取引であり、金額的にも重要で、かつ、複数の虚偽の表示につながる可能性があるからである。非定型的な取引は相対的に固有リスクが高い。また、当該買収は通常の事業活動外の取引であるため、有効な内部統制が構築困難なことが多い。さらに、社長の関心は研究開発分野に向けられる・事務部門の管理は経理部長に一任されているなど、統制環境はぜい弱であると予想される。

 第二に、複雑な取引で、かつ、主観的な判断に依存する事項が多いからである。企業結合基準等は比較的複雑で、かつ、受入資産の時価評価など、判断に依存する事項は多い。

 第三に、不正リスクが高いからである。当事例では、A社企業買収に着手したのみであり、また、その動機は銀行借入に付された財務制限条項が影響している可能性が高く、不正な動機により行われようとしているとも考えられる。結果、虚偽表示のリスクも高い。

 

第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

 

 

(約8行)

(理由)

監査人は、内部統制を含む、企業及び企業環境を理解し、重要な虚偽表示のリスクを評価した上で、リスク対応手続を立案し実施することが求められるのであるが、他方で、内部監査業務は経営者の指揮管理の下に行われるものであり、また、監査人の監査対象たる内部統制の主要な構成要素の1つである。然るに、内部監査を監査人が担うことになると、監査する者とされる者との峻別が図られなくなり、自己監査となってしまう点が問題である。

 

 

 

(社長の提案の番号)

 3

 

(約8行)

(理由)

財務諸表監査とは、経営者の作成した財務諸表が一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されているかについて監査人が独立の立場から評価し、その結果を報告することである。ここにおいて、もし、適正意見の表明をもって監査報酬を増額する旨の合意が被監査会社と監査人との間にあったとしたら、監査人には事実に反してでも適正意見を表明する誘引が働き、監査人の独立性が害されるのではないかという疑念が抱かれることになる。これにより、財務諸表監査の信頼性が害されるという問題が生じる。

 

 


第2問答案用紙<2>

(監査論)

 

問題2

問1

 

(記載事項の番号)

 1

 

(約6行)

(理由)

財務諸表を作成する責任は経営者にあり、監査人は、経営者の作成した財務諸表につき意見を表明する責任を有するにとどまる(二重責任の原則)。

 しかし、問題文提示の経営者確認書の1では、「貴殿の監査を受けているので」という文言が、財務諸表等の作成責任をも監査人が負っているという誤解を招く表現である点が問題である。

 

 

 

 

問2

(約8行)

 社長が経営者確認書を提出しないことをもって財務諸表に重要な虚偽の表示があることを断定できるわけではないから、これをもって不適正意見を表明するのは誤りである。 経営者が確認を拒否した場合、これは監査範囲の制約に該当するため、監査人は意見を限定するかまたは意見を表明しないことを検討しなければならない。

 設例においては、経営者は確認書の提出をしなかったのであるから、確認書の当初案に記されている、財務諸表監査の前提となる事項につき確認ができなかったことになる。これらが確認できなければ、監査人は監査意見表明のための合理的な基礎を形成することができない。従って、当事例においては、監査人は意見拒否をするべきである。

 

感想

素直に第1問から解く。しかし、問題2の問2の大きな解答欄に戸惑い、パス。第2問へ。第2問はどれも無難な問題と感じ、スラスラと書く(自分の解答が無難なものになるかは別問題ですが)。全部埋めたら、残り時間を第1問の問題2の問2へ。

全体的に、基準集をフル活用してました。わからない問題も、とりあえず基準集を端から探してそれっぽいものを丸写し。最後10分くらい余っていたと記憶してます。

 

キングヴェテさんのプロフィール

2008年の免除科目;なし
受験履歴:2004~2006短答落ち、2007短答合格(論文科目無し)
受験回数:  5回
(試し受験は含まない)
メインの予備校:単科バラバラで組合せ
公開模試での最高順位:TAC第2回全答練 上位25%

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1(約8行)

事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチ導入以前においては、経営者の内部統制の無視による不正の多発や監査人が個々の財務諸表項目に集中してしまうことによる不正の見逃しが問題となっていた。このような状況に対応するために、監査人は企業及び企業環境を十分に理解し、財務諸表を全体から広く見わたし、監査を実施するために、事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチ導入をしたのである。これにより、経営者の不正リスクを理解し、それに応じて監査の全般的な対応を行いながら監査を実施できるようになるため、監査をより効果的・効率的に実施するということを可能にするのである。

 

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

      

社長の関心が研究開発分野に向けられる傾向がある。

研究開発費の過少計上

      

国内得意先は小規模であり、売上代金の回収期間は長期化傾向にある。

売上債権における貸倒引当金の過少計上

      

銀行からの借入金返済につき、一定以上の利益額達成条項が付されている。

売上高の過大計上

      

事務部門の管理は、経理部長に一任。

 

現金着服によることを隠ぺいするための買掛金過少計上

      

在庫・設備投資が計画水準よりも過剰

 

売上高の過大計上

 

1問答案用紙<2>

(監査論) 

問2

(約10行)

当該株式交換による買収契約は、企業の戦略上重要な業務執行でもあるため、経営者レベルで行われる業務執行であり、かつ、内部統制も有効に機能しない取引である。したがって、通常の定型的業務による取引とは異なる非定形的取引であり、かつ、当該取引による財務諸表の影響は、注記事項を含め重要なものとなるため、特別な検討を要するリスクが存在すると監査人は判断したと考えられる。また、このような株式交換による企業買収は、現金支出を伴わず、資本金等の額が変動する取引でもあるため重要な虚偽の表示をなす可能性が高く、監査リスクも高くなるため、当該取引を特別に検討する必要が生じるのである。

 

 

 

第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

 

(約8行)

(理由)内部監査は企業の経営者のために経営者の指示のもと行う、内部統制の監視機能の役割を果たす業務である。それに対して監査証明業務は、独立した立場である監査人が、自己の心証に基づく意見表明を行う業務である。したがって、内部監査と監査証明業務を同時に行えば、監査証明業務において、被監査会社の影響を受けるため、独立した立場で公正不偏の態度を保持して意見表明を行うことが困難になる。また、財務諸表利用者からも監査人が外観的独立性を損なっているのではないかと観られる。このように、監査人が内部監査業務と監査証明業務を同時に引き受ければ、監査の社会的信頼性を損ない、監査制度そのものが崩壊してしまう可能性もあるから、内部監査業務を併せて引き受けることはできない。

 

 

 

(社長の提案の番号)

 

(約8行)

(理由)適正性意見の表明をもって監査報酬を増額するという契約は、もはや適正意見を前提とした意見であるといえる。適正意見を前提に監査を行うということは、監査を実施し、十分かつ適切な監査証拠の収集による監査人の合理的基礎の形成の結果の意見表明という監査プロセスを無機能化させ社会的信頼を損なう契約である。また、このような成功報酬による監査契約は倫理規則上禁止されており、行うことはできない。これは、監査人が報酬による被監査会社の影響を受け、精神的独立性の保持が困難になるのが明白であるための禁止である。したがって、当該適正意見表明をもって報酬増額をする旨の契約は締結できない。

 

 

第2問答案用紙<2>

(監査論)

 問題2

問1

 

(記載事項の番号)

 

(約6行)

(理由)当該書面は、監査を受けているから適正に表示しているというものである。税務諸表の適正性意見は監査人が表明する責任を有しており、経営者は財務諸表を作成する責任を有している。この責任区分原則を二重責任の原則という。それにもかかわらず、経営者が適正であるという書面を提示し、これを監査人が引き受けなければ、確認書を提出しないという要求は、二重責任の原則に反しているため不適切であると判断できる。

 

 

 

問2

(約8行)

不適正意見を表明するということは、監査人が、財務諸表が不適正であるとの合理的基礎を形成した場合における意見表明である。しかし、経営者確認書は、監査人が意見表明する上で合理的基礎を形成するために必要な監査証拠であるため、経営者確認書が入手できないということは、監査範囲の制約に該当する。さらに、経営者確認書は、経営者と監査人が二重責任の原則のもとで相互に協力体制を築くための重要な監査証拠であるあるから、経営者確認書が入手できなければ監査人の合理的基礎を形成することはできない。したがって、監査範囲の制約の中でも、財務諸表全体において重要な影響を及ぼす制約があったと考え、監査人は「意見を表明しない」という意見を表明しなければならない。

 

 

監査はよくできました。大学院の授業が生きた唯一の科目であったと思います。列挙問題が本番で思い浮かばず2つほど間違えているのと、特別の検討を要するリスクを条文で見つけられなかった点が悔やまれますが、他は予備校以上の解答ができたと思います。自己採点で7割はいったと思います。

ぴよさんのプロフィール
2008年の免除科目;なし
受験履歴:2007年短答不合格、2008年短答合格
受験回数:  2 回(試し受験は含まない)
メインの予備校:大原
公開模試での最高順位: 2500人中2200ぐらい
最終学歴:会計専門職大学院在学中

1問答案用紙<1>

(監査論)

問題1(約8行)

 リスクアプローチに基づく監査とは、重点的に重要な虚偽の表示の高い項目について、多くの時間や人員を投入し、監査リスクを合理的に低い水準に抑えることをいう。したがって、監査リスクを合理的に低い水準に抑えるためには、発見リスクの水準を適切に定める必要があり、その水準を定めるためには、重要な虚偽の表示に対するリスク評価が重要となる。よって、そのリスク評価にあたって企業及び企業環境を十分に理解することが求められる。

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

売掛金の回収期間の長期化

 

貸倒引当金の過少計上

過剰な在庫の保有

 

売上原価の過少計上

活発な販売促進活動

 

不当な交際費による販売費の過大計上

過剰な設備投資

 

有形固定資産の過大計上

財務制限状況の存在による運転資金の借り入れ

継続企業の前提の注記の妥当性

 

1問答案用紙<2>

(監査論) 

問2

(約10行)

 株式交換による取引は、非定形的な取引であり、複雑性を要することになる。したがって、内部統制が十分に機能しないこともあり、質の面において重要な虚偽表示のリスクが高い。また、株式交換によれば、多額の資金が取引に用いられることが予想されており、量の面においても重要な虚偽表示のリスクも高い。

 

 

 

 

 

第2問答案用紙<1>

(監査論)

問題1

(社長の提案の番号)

 

(約8行)

(理由) 当該依頼は、内部監査を外部の監査人が行う業務に当たる。ここで、財務諸表の監査は独立性を保持した第三者によって行われる必要がある。なぜなら、財務諸表の監査は社会的信頼性を付与することが目的であり、その前提として独立性の保持が求められるからである。そして、財務諸表監査にあたっては、内部監査も利用することがあり、自己レビューの脅威が生じるおそれがある。したがって、独立性を保持するべく、当該脅威を解消または大幅に改善する必要がある。

 

(社長の提案の番号)

③ 

 (約8行)

(理由)  監査人が表明する意見の結果に基づき、監査報酬を変動させる当該依頼は、成功報酬にあたる。しかし、財務諸表監査においては、投資者保護の観点から、独立性を保持することが求められ、成功報酬は外観的独立性を損なうことになる。したがって、倫理規則によれば、自己利益の脅威が生じることとなり、解消または大幅に改善する必要がある。

 

 

第2問答案用紙<2>

(監査論)

問題2

問1

 

(記載事項の番号)

 

(約6行)

(理由) 経営者は、財務諸表の作成責任を負い、監査人は、財務諸表に対する意見表明のみに責任を負う。この点、本問の監査人による監査を受けていることを理由として、適切な財務諸表が作成されているような旨の記述は、上述の二重責任の原則に反することとなる。したがって、当該記載を認めれば、監査人が不当に過大な責任を負うことになり、また財務諸表利用者の誤解を招く恐れがある。よって、当該記載は妥当ではないと解する。

  

 

 

 

問2

(約8行)

 本問の見解は妥当ではない。なぜなら、不適正意見を表明するのは、財務諸表における重要な虚偽の表示が全体として著しく不適切な場合である。しかし、本問のように監査人が経営者に対して、確認を求めた事項につき確認書を得られなかった場合、監査手続の一部が実施できなかったことになる。また、本問における確認事項は財務諸表監査の前提となるような事項である。したがって、監査人は原則として意見表明をしてはならないこととなるため、本問の見解は妥当ではない。

 
 

 

【感想】

 第一問は良くないものの、第二問はわりと出来たと思います。法令基準集持込可能ということで、どういう形式になるのかが不安でしたがそれほどの心配は必要ありませんでした。

shaさんのプロフィール
2008年の免除科目;なし
受験履歴:2007年短答不合格、2008年短答合格
受験回数:2回(試し受験は含まない)
メインの予備校:大原
公開模試での最高順位:大原予備校の公開模試2489中、上位30%位

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1(約8行)

 事業上のリスク等を重視したリスクアプローチにおいて、監査人が、企業及び企業環境を十分に理解することが求められている理由は、企業は、事業を経営するうえで、その事業内容、属する産業の状況、規制及び事業の規模や複雑性等によりさまざまなビジネスリスクにさらされており、監査人が発見しなければならない重要な虚偽表示は、財務諸表項目のみから発生するわけではなく、個々の企業及び企業環境によって異なるビジネスリスクから生じる、財務諸表全体レベルが原因となることがあるからである。

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

技術革新が著しく、需給見通しが不透明であること

研究開発費を操作すること

海外受注が増加傾向にあること

 

為替差損益を操作すること

販売促進活動が活発であること

 

売り上げの過大計上を行うこと

設備投資が過剰となりがちであること

 

借入金を操作すること

売上代金の回収期間が長期化していること

売掛金の金額を操作すること

 

1問答案用紙<2>

(監査論)

 

問2

(約10行)

 監査人が、特別な検討を必要とするリスクかどうかを決定するためには、職業的専門家としての判断が必要となるが、その判断に当たっては、①リスクの性質、②潜在的な虚偽の表示が及ぼす影響の度合い、③リスクの発生可能性の程度を検討する必要がある。

 本問について具体的に見ると、まず、技術革新が著しく、需給見通しが不透明であることから、研究開発費の計上は不確実なものであり、主観的な判断を伴う性質のものであるために発生の可能性は高い。また、海外受注が増加傾向にあるために、ヘッジを行うなど複雑な取引を行う可能性があり、金額の重要になっていることから影響も大きく、発生の可能性も高い。さらに、借り入れに当たっての財務制限条項の存在により、販売促進活動に当たって、リスクが発生する可能性が高い。

 以上のような理由から、監査責任者は、特別な検討を必要とするリスクが存在すると判断した。

 

第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

(約8行)

(理由)

 内部監査が十分に機能していないことから、内部監査業務も併せて実施することは、監査証明に係る契約上、問題があり、解消しなければならない。

 その理由は、内部監査は、内部統制の構成要素である監視活動における主要な機能の一つであり、監査対象から独立している必要はあるが、経営者が設定するものである。監査人は、被監査会社から独立した第三者であり、内部監査を評価して、利用することもある。そうだとすると、内部監査を監査人が行うことは、内部統制に関する二重責任に反し、内部監査に関して自己レビューになるおそれがあるからである。

 

(社長の提案の番号)

 

(約8行)

(理由)

 適正意見の表明をもって監査報酬を増額する旨の提案は、監査証明に係る契約上、問題があり、解消しなければならない。

 その理由は、このような提案は、専門業務の結果に応じて報酬を決定するといういわゆる成功報酬にあたり、公正性の原則に対する脅威が生ずるが、この脅威は、いかなる適切な措置を講じても軽減することが出来ず、受嘱してはならないからである。また、報酬の増額をもって適正意見を誘導することは、監査人の独立な第三者としての立場を脅かすものでもあるからである。

 

 

第2問答案用紙<2>

(監査論)

 

問題2

問1

 

(記載事項の番号)

 

(約6行)

(理由)

 1の「財務諸表は、貴殿の監査を受けているので、...適正に表示しております。」という部分は、不適切な記載事項である。

 その理由は、適正な財務諸表を作成する責任は経営者にあり、監査人は、意見表明責任を負うにとどまるという二重責任原則の下、監査人の監査を受けているから適正であるとの記載は、監査人に財務諸表作成に関してまで過重な責任を負わせることになりかねないからである。

 

問2

(約8行)

 「不適正意見の表明も視野に入れるべきである」との見解に対しては、妥当ではないと判断することになる。

 その理由は、不適正意見は、監査手続を行い、十分かつ適切な監査証拠を入手し、全体的な評価を経て、合理的な基礎を得た上で表明されるものであるが、本問の場合は、最終的に社長は、経営者による確認書を提出してこなかったのであり、監査手続の一部を実施できていないことから、監査範囲の制約となり、監査人は、意見を限定する又は意見を表明しないことを検討しなければならないからである。

 

 

 

監査論①

 とにかく、問題文(監査補助者のメモ)と配布法令等をヒントにして書きまくったという感じです。配布資料がなかったころの答練のときなどは、とにかく監査論は丸暗記、丸暗記というイメージが強かったのですが、そういうイメージを覆すような問題だったと思います。

 大原の試験委員講演会で、八田先生が「昨年までの試験は暗記量が10倍以上になっていて、もはや人間のすることではない。」「基準を正しく理解して、使いこなせることが大事なことだ。」と言っていましたが、そのお言葉通りの問題だったような気がします。

 

監査論②

 社長の提案や不適切な記載事項は、結論が正解できないと、記述部分を読んでもらえないことになりそうなので、非常に緊張しました。おそらく、論文受験者が増えて、採点枚数を減らすためのアシキリをしているように思いました。

 内容自体は、基本的だと思いましたが、倫理規則も含めて、配布法令を調べまくって書きました。こういう事例問題については、監査法人で働きながら勉強したり、学部のゼミでケースを与えられながら勉強したほうが絶対に有利です。

G-B-2さん合格おめでとうございます。

成績開示請求の結果

科目 会計学 監査論 企業法 租税法 経営学 総合
得点率 56 50 52 52 49 54
合格者の得点率順位
(合格者3,625人中)
700前後 3000前後 2200前後 3000前後 2100前後 2200前後

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

 

問題1(約8行)

事業上のリスクは、企業目的の達成や戦略の遂行に悪影響を与える重大な状況、事象、環境及び行動の有無、または不適切な企業目的及び戦略の設定により発生する。したがって、監査人は、事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチにおいて、企業及び企業環境を十分に理解することが求められるのであり、このようにして事業上のリスクを理解することにより重要な虚偽表示のリスクを識別できる可能性が高まるのである。

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

      

銀行借入に財務制限条項が付されていること

利益を上げるための架空売上の計上

      

経理業務が経理部長に一任されていること

経理部長の従業員不正による棚卸資産の窃盗

      

売上代金の回収期間が長期化傾向にあること

売上の不適切な期間配分

      

在庫及び設備投資の過剰投資

 

利益を上げるための、仕入代金の過少計上

      

海外の得意先の重要性の増加傾向

 

換算に際して不適切な換算レートの適用

 

1問答案用紙<2>

(監査論)

 

問2

(約10行)

特別な検討を必要とするリスクは、多くの場合、重要な非定型取引及び判断に依存している事項に係るものであり、また複数の虚偽の表示の原因となるものである。ここで、株式交換による大型の企業買収は、重要な非定型取引に該当し、また経営者の見積もりに依存し、被買収企業の株式の過大計上等、複数の虚偽の表示の原因となる取引である。したがって、監査責任者は本問の取引に特別な検討を必要とするリスクが存在すると判断したのである。

 

 

 

第2問答案用紙<1>

(監査論)

 問題1

(社長の提案の番号)

 ②

 

(約8行)

(理由)

内部監査は、経営者によってその活動方針が決定され、経営者の指揮命令に服して行われる業務である。したがって、監査人が内部監査業務に従事した場合には、監査人の独立性は著しく害されることになり、問題である。また、内部監査に従事することは結果として、監査人に自己レビューの脅威が生じることとなり、職業倫理の観点からも問題である。

  

 

 

 

(社長の提案の番号)

 ③

 

(約8行)

(理由)

当該報酬形態においては、監査人が適正意見を表明した場合には監査報酬が増額されるため、自己利益の脅威が生じる。また、このような報酬形態においては、監査人が公正普遍の態度を保持することが困難となり、適正な監査の遂行が損なわれる可能性が高くなる。

したがって、職業倫理の観点から問題である。

 

 

 

 

第2問答案用紙<2>

(監査論)

 

問題2

問1

 

(記載事項の番号)

1 

 

(約6行)

(理由)

一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、適正な財務諸表を作成する責任は、経営者が負うものであり、監査人の監査を受けたからそれが適正となるわけではない。

1の記載は、二重責任の原則を無視した記載であり、不適切である。

 

 

問2

(約8行)

経営者確認書の入手は、一般に公正妥当と認められる監査手続きの一環であり、これが入手できなかった場合には、監査人の正当な注意の範囲外の事項により、必要な監査手続きが実施できなかった場合に該当し、監査範囲の制約に該当する。したがって、その重要性に鑑み、除外事項を付した限定付適正意見を表明するか、意見不表明の対応をとるべきであり、不適正意見の表明の余地はないためこの見解は誤りである。

 

 

 

 

感想

監査論については、第一問が第二問に比べて記述しにくかったです。
第二問は、典型的な問題で差はつきにくいのではないしょうか。

受験履歴:2007年短答合格
2008年の免除科目;無し
受験回数:   3回(試し受験は含まない)
メインの予備校:大原
公開模試での最高順位:TAC予備校の公開模試3000人中500位ぐらい

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

 

問題1(約8行)

近年の財務諸表の粉飾の原因となる重要な虚偽の表示は、経営者による事業上のリスクの管理の失敗によってもたらされるものが多い。ここで企業および企業環境を理解することによって企業の取り巻く環境や、経営状況などの理解が深まり、しいては事業上のリスクを適切に理解することができると考えられる。よって事業上のリスクを理解することで、重要な虚偽の表示リスクを適切に識別できそれに対応することができる。つまり、監査リスクを合理的に低い水準に抑え効果的効率的なリスクアプローチが可能となるのである。

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

著しい技術革新と需給見通しの不透明性

陳腐化された技術により製造された棚卸資産の過大計上

過剰な在庫および設備投資

 

棚卸資産および固定資産の評価の切り下げが行われないための過大計上

経理を含む事務部門が経理部長に一任されていること

不採算部門の利益を多く処理するために売り上げの過大計上

売上代金の回収期間の長期化

 

相手先の支払い能力を過大に見積もり貸し倒れ引当金を過少に計上すること

輸出売上の決済の大部分が米国ドル建であり、為替予約によるヘッジを行っていること

ヘッジ取引の失敗による為替差損の過少計上

 

 


1問答案用紙<2>

(監査論)

 

問2

(約10行)

監査人が当該取引を特別な検討を要するリスクと判断したのはリスクの性質、潜在的な虚偽の表示が及ぼす影響の度合い、リスクの発生可能性の程度を検討した結果である。つまり、当該取引は通常の業務とは異なり非定型的取引であり、その金額的質的影響も大きいだけでなく複雑な取引となるため、固有リスクは高いといえる。また非定型的取引であるため内部統制がはたらかないおそれがある。また株式交換に当たり企業価値の評価が行われるがその算定には経営者の見積もりが含まれ恣意性が介入する余地が大きい。以上から監査人は当該取引に特別な検討を要するリスクがあると判断したのである。

 


第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

 ②

 

(約8行)

(理由)

監査人が会社の内部監査業務を引き受けることは、実質的に会社の内部統制の一部を構築運用することとなる。ここで内部統制は本来、経営者が構築維持する責任をおっており監査人がこれを負担した場合には、財務諸表の作成責任を経営者が負い、それに対する意見表明責任を監査人が負うという二重責任の原則に反する。また自己の構築した内部統制に基づき監査を行うことは自己監査となり社会的信頼を害するおそれがある。

よって解消される必要がある。

 

 

 

(社長の提案の番号)

③ 

 

(約8行)

(理由)

適正意見の表明を持って監査報酬を増額することは、実質的に成功報酬となる。成功報酬により監査業務を受嘱した場合、公正性の原則に対する脅威が生じこれは軽減することができない。また、これは監査人の独立性を害し適切な監査業務が行われないおそれがあるだけでなく社会的信頼を害するおそれもある。よってこれは解消される必要がある。

 

 

 


第2問答案用紙<2>

(監査論)

 

問題2

問1

 

(記載事項の番号)

 1

 

(約6行)

(理由)

『貴殿の監査を受けているので』という文言によると監査人の監査によって適正な財務諸表が作成されたのではないかと、利害関係者の誤解を招くおそれがある。経営者は二重責任のもと、自己の責任において適正な財務諸表を作成しなければならないので、利害関係者にその旨を適切に理解させるよう記述する必要があるといえる。よって不適切な記述といえる。

 

 

 

問2

(約8行)

この見解は不当だと解する。そもそも経営者確認書は二重責任のもと経営者の自己の責任を認める手段であり、これを認めることは財務諸表監査の実施の前提となるものである。そのためこれの提出が拒否された場合には、二重責任の原則という監査の実施前提が成立していない事となり、意見の表明を考慮するまでもなく意見不表明とすべきである。以上より不適正意見の表明を検討するという見解は妥当ではない。

 

 

 

 

感想

去年に比べだいぶ書きやすかったです。TACの答練とかと比べ難易度もあまり変わらなかったと思います。そこそこ書けたと思います。

 

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