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監査論-RC-M

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水色で塗りつぶした部分は、専門学校の解答と一致しているところです(ただし、数値、選択肢の部分のみ)

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

 

問題1(約8行)

近年の財務諸表の粉飾の原因となる重要な虚偽の表示は、経営者による事業上のリスクの管理の失敗によってもたらされるものが多い。ここで企業および企業環境を理解することによって企業の取り巻く環境や、経営状況などの理解が深まり、しいては事業上のリスクを適切に理解することができると考えられる。よって事業上のリスクを理解することで、重要な虚偽の表示リスクを適切に識別できそれに対応することができる。つまり、監査リスクを合理的に低い水準に抑え効果的効率的なリスクアプローチが可能となるのである。

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

著しい技術革新と需給見通しの不透明性

陳腐化された技術により製造された棚卸資産の過大計上

過剰な在庫および設備投資

 

棚卸資産および固定資産の評価の切り下げが行われないための過大計上

経理を含む事務部門が経理部長に一任されていること

不採算部門の利益を多く処理するために売り上げの過大計上

売上代金の回収期間の長期化

 

相手先の支払い能力を過大に見積もり貸し倒れ引当金を過少に計上すること

輸出売上の決済の大部分が米国ドル建であり、為替予約によるヘッジを行っていること

ヘッジ取引の失敗による為替差損の過少計上

 

 


1問答案用紙<2>

(監査論)

 

問2

(約10行)

監査人が当該取引を特別な検討を要するリスクと判断したのはリスクの性質、潜在的な虚偽の表示が及ぼす影響の度合い、リスクの発生可能性の程度を検討した結果である。つまり、当該取引は通常の業務とは異なり非定型的取引であり、その金額的質的影響も大きいだけでなく複雑な取引となるため、固有リスクは高いといえる。また非定型的取引であるため内部統制がはたらかないおそれがある。また株式交換に当たり企業価値の評価が行われるがその算定には経営者の見積もりが含まれ恣意性が介入する余地が大きい。以上から監査人は当該取引に特別な検討を要するリスクがあると判断したのである。

 


第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

 ②

 

(約8行)

(理由)

監査人が会社の内部監査業務を引き受けることは、実質的に会社の内部統制の一部を構築運用することとなる。ここで内部統制は本来、経営者が構築維持する責任をおっており監査人がこれを負担した場合には、財務諸表の作成責任を経営者が負い、それに対する意見表明責任を監査人が負うという二重責任の原則に反する。また自己の構築した内部統制に基づき監査を行うことは自己監査となり社会的信頼を害するおそれがある。

よって解消される必要がある。

 

 

 

(社長の提案の番号)

③ 

 

(約8行)

(理由)

適正意見の表明を持って監査報酬を増額することは、実質的に成功報酬となる。成功報酬により監査業務を受嘱した場合、公正性の原則に対する脅威が生じこれは軽減することができない。また、これは監査人の独立性を害し適切な監査業務が行われないおそれがあるだけでなく社会的信頼を害するおそれもある。よってこれは解消される必要がある。

 

 

 


第2問答案用紙<2>

(監査論)

 

問題2

問1

 

(記載事項の番号)

 1

 

(約6行)

(理由)

『貴殿の監査を受けているので』という文言によると監査人の監査によって適正な財務諸表が作成されたのではないかと、利害関係者の誤解を招くおそれがある。経営者は二重責任のもと、自己の責任において適正な財務諸表を作成しなければならないので、利害関係者にその旨を適切に理解させるよう記述する必要があるといえる。よって不適切な記述といえる。

 

 

 

問2

(約8行)

この見解は不当だと解する。そもそも経営者確認書は二重責任のもと経営者の自己の責任を認める手段であり、これを認めることは財務諸表監査の実施の前提となるものである。そのためこれの提出が拒否された場合には、二重責任の原則という監査の実施前提が成立していない事となり、意見の表明を考慮するまでもなく意見不表明とすべきである。以上より不適正意見の表明を検討するという見解は妥当ではない。

 

 

 

 

感想

去年に比べだいぶ書きやすかったです。TACの答練とかと比べ難易度もあまり変わらなかったと思います。そこそこ書けたと思います。

 

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このページは、spokが2008年9月 5日 21:53に書いたブログ記事です。

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