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Top再現答案2008年度 > 企業法-sha

企業法-sha

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水色で塗りつぶした部分は、専門学校の解答と一致しているところです(ただし、数値、選択肢の部分のみ)

1問答案用紙<1>

(企業法)

問1(約14行)

 会社法は、取得目的に関わらず広く自己株式の取得を目的としている。(155条3項)しかし、これを無制限に認めてしまえば、本問の場合、特定の株主Cのみを優遇することとなり、株主平等原則(109条)に反し、また株式取引の不公正、会社支配の不公正、そして会社の財産的基礎を害するおそれがある。したがって、一定の規制として手続・財源規制が設けられている。

 まず手続規制について、原則自己株式の取得は剰余金配当と同じ経済的実態を有しているため、株主総会の普通決議を要する(309条1項)しかし、特定の株主Cとの自己株式取得については、より株主平等原則を重視すべきであり、株主総会の特別決議を要する。(309条2項)また、特定の株主Cは当該株主総会の議決権を排除され(160条4項)、他の株主においても平等に投下資本の回収機会を与える必要があるため、売主追加請求権を与えなければならない。

 一方財源規制については、自己株式取得は、分配可能額を超えることが出来ないとされている。(461条1項2号)これは、間接有限責任により会社財産を唯一の担保とする債権者を保護するためである。したがって、この財源規制に違反した場合、取締役等は連帯して金銭等を支払う義務を負う。(462条1項)

 

問2(約16行)

(1) Cを排除するためには、単元未満株式の売渡請求を定款でまず定め、その上で、Cが所有する株式数が1単元を満たさないように、株主総会の特別決議(309条2項)を経て株式併合を行えばよい。(180条)

 

(2) Cを排除するための株主総会の特別決議は、会社支配の公平性を害するものであり、この点株主平等原則(109条)に反するのではないかが問題となる。

 そもそも、Cは既に株主としての地位を喪失しており、株主平等原則の適用がないように思えるが、これを認めてしまっては、正義・衡平を趣旨とする株主平等原則が図られない。したがって、株主平等原則の適用は認められ、また不当にCを排除しようとする意志があることから、株主平等原則に反する。

 したがって、この株主総会の決議の方法に重要な瑕疵が認められ、株主総会の取消の訴えができると解する。(831条1項3号)また、この訴えは対世効を有し、将来に向かって効力が生じる。

 

第2問答案用紙<1>

(企業法)

問1(約15行)

 取締役が自己または第三者のために会社と取引しようとする場合には、当該取引につき事前に株主総会において、重要な事実を開示し承認を得る必要がある。(356条1項2号)これは、取締役が会社の利益を犠牲にして、また他の取締役と結託して自己の利益を優先するおそれがあるからである。また、取締役会設置会社にあっては、承認は株主総会ではなく、取締役会にて行い、事後的にも取締役会への報告を要する。(365条1項)これは、取締役同士による相互監督機能を有する取締役会においてけん制を働かせるためである。

 また、上述の手続を経ないで行われた取引の効力は原則として無効と解する。これは、法が善かん注意義務(355条)に対する具体的規制を設けて、会社の利益保護を図ろうとした趣旨を没却させないためである。

 

 

問2(約14行)

 当該取引により会社に損害が生じた場合、Aとその他の取締役に任務懈怠があり、過失と損害に因果関係があれば、連帯して甲会社に対して損害賠償責任を負うことになる。(423条1項、430条)

 まず、Aは承認を経ているか否かに関わらず、自己のために直接取引を行っているため、無過失責任を負うことになる。(428条1項2項)

 一方、他の取締役については、任務懈怠が推定される。(423条3項)なぜなら、取締役会においては、他の取締役への監視義務を負っているからである。そして、この実効性を高めるために取締役会の招集権が与えられていることから、非上程事項にまでその範囲は及ぶと解する。したがって、取締役会の承認を経ているか否かに関わらず、過失により監視義務を怠った場合は、甲会社に対して損害賠償責任を負う。

 

 

 

 

【感想】

イマイチです。最終日というのでつかれきっていて頭があまり働きませんでした。2問とも、良問だと思います。難易度は標準的ではないでしょうか。

shaさんのプロフィール
2008年の免除科目;なし
受験履歴:2007年短答不合格、2008年短答合格
受験回数:2回(試し受験は含まない)
メインの予備校:大原
公開模試での最高順位:大原予備校の公開模試2489中、上位30%位

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このページは、spokが2008年9月14日 13:37に書いたブログ記事です。

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