TOPICS
2009奨学生スタート
本年度は6名の奨学生が選出されました。暖かく見守り下さい。
2009CPA-LAB奨学生TOP

------------------------------------------------------------------------------------

2009奨学生近況 2009奨学生TOP
黒猫さん 合格体験記 →nktさん 結果 →フリーさん 論文式試験結果 →mitanさん 報告 →めろんぱんさん お知らせ →アキさん 2009-06-26 04/25 10:02

------------------------------------------------------------------------------------

2008奨学生近況 2008奨学生TOP

------------------------------------------------------------------------------------

受験生ブロガーのひとりごとpickup! → エェ(;゜Д゜)ェエ新聞ブロッコリー9/1の勉強記録世界とつながる疲れた・・・→ 詳しくは、オールリストへ

Top再現答案2008年度 > 監査論-ぴよ

監査論-ぴよ

| | トラックバック(0)
水色で塗りつぶした部分は、専門学校の解答と一致しているところです(ただし、数値、選択肢の部分のみ)

1問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1(約8行)

事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチ導入以前においては、経営者の内部統制の無視による不正の多発や監査人が個々の財務諸表項目に集中してしまうことによる不正の見逃しが問題となっていた。このような状況に対応するために、監査人は企業及び企業環境を十分に理解し、財務諸表を全体から広く見わたし、監査を実施するために、事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチ導入をしたのである。これにより、経営者の不正リスクを理解し、それに応じて監査の全般的な対応を行いながら監査を実施できるようになるため、監査をより効果的・効率的に実施するということを可能にするのである。

 

 

 

問題2

1

 

識別すべき事業上のリスク

(財務諸表全体レベル)

生じる可能性のある虚偽の表示

(財務諸表項目レベル)

株式交換による企業買収に頼った業容拡大

株価を高めるための仕入債務の過少計上

      

社長の関心が研究開発分野に向けられる傾向がある。

研究開発費の過少計上

      

国内得意先は小規模であり、売上代金の回収期間は長期化傾向にある。

売上債権における貸倒引当金の過少計上

      

銀行からの借入金返済につき、一定以上の利益額達成条項が付されている。

売上高の過大計上

      

事務部門の管理は、経理部長に一任。

 

現金着服によることを隠ぺいするための買掛金過少計上

      

在庫・設備投資が計画水準よりも過剰

 

売上高の過大計上

 

1問答案用紙<2>

(監査論) 

問2

(約10行)

当該株式交換による買収契約は、企業の戦略上重要な業務執行でもあるため、経営者レベルで行われる業務執行であり、かつ、内部統制も有効に機能しない取引である。したがって、通常の定型的業務による取引とは異なる非定形的取引であり、かつ、当該取引による財務諸表の影響は、注記事項を含め重要なものとなるため、特別な検討を要するリスクが存在すると監査人は判断したと考えられる。また、このような株式交換による企業買収は、現金支出を伴わず、資本金等の額が変動する取引でもあるため重要な虚偽の表示をなす可能性が高く、監査リスクも高くなるため、当該取引を特別に検討する必要が生じるのである。

 

 

 

第2問答案用紙<1>

(監査論)

 

問題1

(社長の提案の番号)

 

(約8行)

(理由)内部監査は企業の経営者のために経営者の指示のもと行う、内部統制の監視機能の役割を果たす業務である。それに対して監査証明業務は、独立した立場である監査人が、自己の心証に基づく意見表明を行う業務である。したがって、内部監査と監査証明業務を同時に行えば、監査証明業務において、被監査会社の影響を受けるため、独立した立場で公正不偏の態度を保持して意見表明を行うことが困難になる。また、財務諸表利用者からも監査人が外観的独立性を損なっているのではないかと観られる。このように、監査人が内部監査業務と監査証明業務を同時に引き受ければ、監査の社会的信頼性を損ない、監査制度そのものが崩壊してしまう可能性もあるから、内部監査業務を併せて引き受けることはできない。

 

 

 

(社長の提案の番号)

 

(約8行)

(理由)適正性意見の表明をもって監査報酬を増額するという契約は、もはや適正意見を前提とした意見であるといえる。適正意見を前提に監査を行うということは、監査を実施し、十分かつ適切な監査証拠の収集による監査人の合理的基礎の形成の結果の意見表明という監査プロセスを無機能化させ社会的信頼を損なう契約である。また、このような成功報酬による監査契約は倫理規則上禁止されており、行うことはできない。これは、監査人が報酬による被監査会社の影響を受け、精神的独立性の保持が困難になるのが明白であるための禁止である。したがって、当該適正意見表明をもって報酬増額をする旨の契約は締結できない。

 

 

第2問答案用紙<2>

(監査論)

 問題2

問1

 

(記載事項の番号)

 

(約6行)

(理由)当該書面は、監査を受けているから適正に表示しているというものである。税務諸表の適正性意見は監査人が表明する責任を有しており、経営者は財務諸表を作成する責任を有している。この責任区分原則を二重責任の原則という。それにもかかわらず、経営者が適正であるという書面を提示し、これを監査人が引き受けなければ、確認書を提出しないという要求は、二重責任の原則に反しているため不適切であると判断できる。

 

 

 

問2

(約8行)

不適正意見を表明するということは、監査人が、財務諸表が不適正であるとの合理的基礎を形成した場合における意見表明である。しかし、経営者確認書は、監査人が意見表明する上で合理的基礎を形成するために必要な監査証拠であるため、経営者確認書が入手できないということは、監査範囲の制約に該当する。さらに、経営者確認書は、経営者と監査人が二重責任の原則のもとで相互に協力体制を築くための重要な監査証拠であるあるから、経営者確認書が入手できなければ監査人の合理的基礎を形成することはできない。したがって、監査範囲の制約の中でも、財務諸表全体において重要な影響を及ぼす制約があったと考え、監査人は「意見を表明しない」という意見を表明しなければならない。

 

 

監査はよくできました。大学院の授業が生きた唯一の科目であったと思います。列挙問題が本番で思い浮かばず2つほど間違えているのと、特別の検討を要するリスクを条文で見つけられなかった点が悔やまれますが、他は予備校以上の解答ができたと思います。自己採点で7割はいったと思います。

ぴよさんのプロフィール
2008年の免除科目;なし
受験履歴:2007年短答不合格、2008年短答合格
受験回数:  2 回(試し受験は含まない)
メインの予備校:大原
公開模試での最高順位: 2500人中2200ぐらい
最終学歴:会計専門職大学院在学中

カテゴリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 監査論-ぴよ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.cpa-lab.com/cgi-bin/mt420/mt-tb.cgi/298

最近のコメント

管理人へ連絡

メール(メーラー)

SPOK'S OTHER SITES

購読する このブログを購読(atom) /  (RSS2.0)

このブログ記事について

このページは、spokが2008年9月14日 14:18に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「財務会計-ぴよ」です。

次のブログ記事は「管理会計-ぴよ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

携帯QRコード

http://www.cpa-lab.com/i/
Powered by Movable Type 4.2-ja