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Top合格体験記2006年度版 > 為さん-高卒一発合格者の勉強法-前編

為さん-高卒一発合格者の勉強法-前編

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目次

1. はじめに
2. 勉強方法の確立
3. 時期別の勉強方法
4. 科目別の勉強方法
5. モチベーション維持のために
6. さいごに

1.はじめに

 はじめまして。2006年公認会計士試験に一括合格しました為と申します。
この度合格体験記を書かしていただくことになりました。今後受験される方々の少しでも役に立てば幸いと思います。


まずは簡単に私のプロフィールを記します。

専門:大原
受験回数:1回
選択:経営
合格年齢:20歳
大学:行ってません

簡単に羅列してしまえばこんなところです。補足程度に説明しますと、高校3年生のときに大学受験に失敗し、そのまま専門学校(つまり大原の専門課程です)に行くというありがちな進路をとる。そして4月から勉強を始め、1年後に無事合格を果たしました。

そのため、一括&一発の高卒会計士とやや特殊な人間です。

今回の体験記はあくまで私の経験から書くものですので、再受験生の方や大原以外の専門学校に行っている方にはあまり参考にならないかもしれませんが、ご了承ください。

 


2.勉強方法の確立


 これは皆さんも何となくイメージ付くかと思いますが、受かるための勉強方法は正直人それぞれだと思います。今年の一括合格者は1372人ですから、極端に言ってしまえば今年の試験に受かるための勉強方法は1372通りあるのではないかと思います。

 

 では、来年受かるための勉強方法とは?

 

 上述したとおり、勉強方法なんて人それぞれです。そして、向き不向きが必ずあります。ということは自分にあった勉強方法は最終的に自分で発見(もしくは開発)しなければならないわけです。

 時期別や科目別の私の勉強方法については後で細かくやりますので、ここでは割愛します。ここでは私が実際にやった「自分にあった勉強方法を探索した方法」をいくつか紹介したいと思います。


Ⅰ.まずはとにかく色々試す

 CPA-LABさんに掲載されている他の合格者の方々や、答練で常に上位をとってくるような受験生仲間等々。そういった方々は大なり小なり自分なりの勉強方法を確立されていると思います。

 そういった人に色々聞いて、それを自分自身で試してみたり。他にもネット上である短期記憶法とか先生に教わるとかそういった勉強方法を調べるというのはさほど苦労しないと思います。もちろん以前高校や大学等を受験した際の自らの経験を活かすのも有りです。
 最初から自分に合った勉強方法がわかれば誰も苦労しません。大事なのは数ある勉強方法から自分にとっての最適な方法を見つけることです。


Ⅱ.答練を指標にする

 答練のために勉強するのはナンセンスですが、答練をペースメーカにするのは良い方法だと思います。つまり、答練の範囲にあわせて勉強する範囲等を決定していくという意味です。

 さて「自分に合った勉強方法」とは極端に言ってしまえば、自分が本試験で点数が取れるようになる(つまり受かる)勉強法のことでしょう。そして答練とはいわば本試験の練習であることは言うまでもないと思います。ということは、答練で安定的に点数が取れれば本試験でも点数が取れる可能性が相対的に高いということです(もちろんイコールにはなりませんが)。そこで答練を受けた結果を踏まえて、自分が実行した勉強方法が自分に合っているか否かを確かめる指標にすればいいわけです。

 ただここでひとつ注意しなければならないのは、点数が取れたイコール自分に合った勉強方法ではないということと、点数が取れなかったイコール自分に合ってない勉強方法ではないということです。大事なのは問題に対する適切な解答が作れたかということです。イメージとしては答練を受けた後に手ごたえがあったかというところでしょう。もちろん手ごたえと結果が一致しないことも多々あるので、その辺は自らで調整していくしかないのですが・・・。


 

■最後に私の実例を紹介します。

 私は短答答練前は企業法が苦手で、いざ短答答練が始まる際にどう勉強するか迷いました。そこで私はまず「肢別チェックだけ解く(もちろん見直し等はしましたが)」という勉強方法とりました。

 --->第1回目の企業法短答答練の点数は13点でした。

 私自身も結構分からなかった問題が多く、これだけじゃ勉強が足りないと実感しました。そこで、次に「まず基礎テキストを読んで知識を貯め、その後肢別チェックを解いて知識を確認」という勉強方法に切り替えました。

 --->第2回目の企業法短答答練の点数も13点でした。

 第1回目と同じ感想を抱きました。そこで今度は「肢別チェックを先に解いて、その後基礎テキストで知識の補完を行う」という勉強方法に切り替えました。

 --->第3回目の企業法短答答練の点数は18点でした。

 この答練はかなり出来た確信がありましたし、点数も飛躍的に向上しました。以降、私は「肢別チェックを先に解いて、その後基礎テキストで知識の補完を行う」という勉強方法を続け、企業法の短答答練では常に8割以上をキープし、、、

 

 -->最終的な本試験では18点でした。


 このように、「自分で色々試してみるといい」というのが私がもっとも伝えたいことです。私のはやや極端ですが(もちろん事実です)、このようにわずかな微調整でも成果が全然違うので、ぜひ試してみた下さい。


3.時期別の勉強方法

 時期ごとに勉強方法を変えるのは言うまでもないですが、授業や勉強の進度で多少人によって異なると思います。ですので、ここでは私がやっていた方法及びその時期に意識していたことを書いていこうかと思います。

Ⅰ入門期A(4~6月)

 私はこの時期ひたすら計算(簿記と管理会計)だけをやっていました。

 

「授業→問題演習→復習→答練→見直し→復習」

 

というサイクルを両科目ひたすら繰り返していました。

この時期まず気を使っていたのは数をこなすこと。

 大半の合格者の方が言っていると思うのですが、計算科目は結局のところやった量だけ伸びます。とにかく答練等の総合問題や問題集の個別問題をがむしゃらと言ってもいいほどに解きまくる。これはこれ以上説明のしようもないのですが、とにかくこれに尽きました。

 次に気を使っていたのは、単に数をこなすだけでなく「考えて」問題を解くこと。ここで言う「考えて」というのは問題を解くために「考える」のではなく、その処理や計算を何故行うのか、何故こういう処理や計算になるのかというのを常に自分に問いかけていました。例えば連結の仕訳で、

「商品100/買掛金100」

という未着商品の仕分けがあります。知っている方は知っていると思うのですが、この仕訳は

 

「仕入100/買掛金100」(仕入の仕訳)
「(繰越)商品100/仕入100」(売上原価算定の際の仕訳)

 

という2つの仕訳を複合した結果の仕訳なわけです。

 このように全ての仕訳や処理には全て意味があります。根拠があります。理論があります。私はこの時期、こういったところまで理解するように努めていました。

 ここまでやることにより、まず根本的なところがわかっているので忘れにくくなります。そして理屈として追えるのでいざ知らない問題が出てきても、その理屈を応用することによって、自ら答えを導き出せるようになれます。これが出来るようになると計算は相当強くなると思います。これ以上突っ込んだ話は各科目のところでお話します。

 

Ⅱ入門期B(7月~12月)

 この時期がどこまでなのかは微妙なところですが、私は年明けまでは基本的に入門期だと思っていますのでそれに沿って書いていきます。

 まず計算科目についてはこの時期はほとんどやりませんでした。やったことといえば、ステップ等の答練を解いて、それを見直したぐらいです。それでもこの時期に実施されるステップ基礎については簿記と管理共にほぼ常に8割は安定して取っていました。その理由は上記のとおり根本の理屈をしっかり理解していたからだと思うのですが、細かい話は科目別のところに回します。

 そのため、この時期重視したのは理論科目(財表・監査・企業)です。正直この時期はこの3科目しかやっていないんじゃないかというぐらいです。この3科目をこの時期勉強する上で気を使ったのは、とにかく復習をしっかりやることです。この時期はどんどん授業が進んでいき、少しでもサボればおいていかれる可能性すら十分にあります。

 そこで私はとにかくその日の授業内容は絶対にその日に復習するということを必ず守っていました。ただ復習と言っても、それほど丁寧なことはしていません。せいぜいテキストとレジュメや板書の写しを読み直して、授業を思い返すことぐらいです。基本的に次々と新しいことが入ってきますので、大抵は1回見ただけでしばらくは放置してしまっていたと思います。この時期にしっかり理解や暗記しようなんて思ったところで、恐らく出来ないでしょう。この時期は「何となく感覚を掴む」程度で十分だと思います。1度復習するだけでも、次の授業に対する理解や今後勉強をする際に全然違うと思いますので。

 

Ⅲ答練期(1~3月)

 この時期は短答答練に応用答練のダブルパンチで恐らく一番ツライ時だと思います。私はこの時期特にこれに気をつけたというのはありません。ただただ次の答練の範囲に合わせた勉強をしているのに精一杯でした(もちろん答練のための勉強をしていたわけではありません)。

 今振り返ってみればそれが一番適切なことだったと思います。

 つまり、

 各科目答練をペースメーカーとしてひたすらテキストを回しまくる

 というのがこの時期の勉強方法ではないかと思います。

 強いて気をつけることをあげるとすれば、全てをこなそうと思わないことです。

 この時期はやる量が多いので、全てを一通りこなすというのは物理的に不可能に近いと思います。そういう意味でこの時期大事なのは「取捨選択」だと思います。例え次の答練の範囲に入っていても、重要性が明らかに低いところ(Ex:財表の中間財務諸表)とかは当然あると思いますので、この時期にはそこを捨てる(というよりやらない)のも大切な選択だと思います。

 

Ⅳ短答直前期(4月~6月頭)

 当たり前ですが短答対策に重きがおかれると思います。この時期までにしっかり勉強していれば、基本的な事項は結構頭に入っているのではと思います。ですので、この時期は短答にしか出ないような細かい部分をやりこむことになると思います。

 私がこの時期気を使っていたのは、

 

「短答のための勉強を短答のためだけの勉強にしない」

 

ということです。

 つまり短答の勉強で得た知識をそのまま論文のための知識として活かそうとしたわけです。

 短答の勉強する上での最大の利点は「各科目の全体を見渡せる」という点だと思っています。ここに来るまでの勉強というのは各項目ごとの勉強にどうしても集中しがちです。しかし、各科目の全体が見えるようにならなければ、より深い理解は得られません。この全体が見渡せるのがまさに短答直前期ではないかと思います。ここで各科目の全体を見渡せば、短答だけでなく論文にも強くなれるより深い理解が得られるでしょう。

 

Ⅴ論文直前期(6月頭~8月終)

 まずは租税と選択(私は経営なのでそれに沿って話を進めます)の復帰が急務でしょう。短答直前期に租税と選択についてやれるのならば良いですが、現実問題としてそんな人はほとんどいないと思います。私は無理でした。目安としては7月の半ばぐらいまでに何とか復帰させれば大丈夫だと思います。

 他方、短答の対策で上記の「全体を見渡す」等を意識して、勉強していれば会計学・監査・企業についてはこの時点でかなりの理解があるのではないかと思います。ですので、この時期はひたすらテキストと答練を何度も見直すというのがベストだと思います。答練も大半が「範囲指定なし」になっていますので、あまり答練は気にせずひたすら全科目全範囲を回していくというのが一番でしょう。

 私がこの時期気をつけていたのは、2点。

 

1 まずは「新しいものに手を出さないこと」

 

  この時期は特に試験員の著書とかが気になるんですが、そこは無視しましょう。よく言われるように「人が出来るところだけ出来ればいい」というので十分です。試験員の著書にしか載ってない問題なんて9割以上の人ができないでしょうし。

 

2 もう1点は「とにかく何度も回すこと」

 

 この時期になるとかなりの知識が得られており、テキストや答練の見直しのスピードもかなり上がります。私の場合理論科目については2.3時間もあればテキスト1周出来ていました。計算については不安なところの答練の解き直しぐらいでした。とにかくこの時期は「出来るところの精度を上げていく!」の一言に尽きると思います。ただ精度を上げていくと言っても、決して細かい部分をやれとかそういう意味ではなく、ど忘れとか勘違いを本試験で起こさないようにするという意味での精度アップですので、その点はご注意ください。

(後編に続く)

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このページは、spokが2007年10月22日 22:33に書いたブログ記事です。

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