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Top合格体験記2006年度版 > 卒1で見事合格!ミュー太郎さん-前編

卒1で見事合格!ミュー太郎さん-前編

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1 基礎データー

  • ハンドルネーム:ミュー太郎
  • 年齢:23歳
  • 専門学校:TAC
  • 職業:フリーター
  • 選択科目:経営
  • 受験回数:2回目(1回目はA判定落ち)
  • 模試の成績:全国模試、最高は上位1パーセント程度
  • 得意科目:租税、簿記、管理、企業法
  • 不得意科目:なし
  • 勉強時間:入門期 4~6時間
  • 上級期 8時間
  • 直前期 8時間

 

2 はじめに
 
 ミュー太郎と申します。今回、スポックさんの合格体験記に応募させてもらって書かせてもらっています。勉強法や本試験の出来について具体的に書いていきたいと思うので皆さんの参考になれば幸いです。はじめに合格までの流れを書きます。

  • 某大学に入学
  • 6月に簿記3級取得
  • 11月、簿記2級取得
  • 12月よりTAC日商簿記検定1級講座に入学
  • 翌年、8月に簿記1級合格。点数は73点とぎりぎり
  • 同年、9月より2年本科入学
  • 大学4年時、短答受験。点数は34点とボーダーで合格
  • 短答は不合格と思い、短答発表まで勉強せず。当然、論文では不合格。結果はA判定落ち
  • 翌年に卒業
  • 7月短答合格。点数は84点。内訳(財務会計35点、管理14点、監査16点、企業法19点)
  • 同年、11月公認会計士論文試験合格

 

3 1回目の反省点

 僕は運よく2回目の受験で合格しましたが、1回目の受験時は精神的に非常に弱かったです。答練のあるたびに一喜一憂しており、ストレスが溜まりました。案の定、勉強に対する意欲がなくなり、2月からの2ヶ月間、一切、勉強しませんでした。

 短答は34点とボーダーで突破できましたが、予備校採点で33点であり、不合格を確信しました。

 経済学や経営学の勉強は授業さえ受けておらず、本格的に勉強を始めたのは合格が分かった日からでした。当然、合格発表のあった翌週にある全答練では下から数えた方が早かったです。

 それでも論文は諦めず、頑張りました。結局、落ちましたが、A判定であり健闘はしたと思います。当時の出来を公表したいと思うので、参考にしてみてください。10段階評価にしてみました。

 

  • 簿記 評価8
    120点程度
  • 財表 評価7
    概ね外していないと思います。
  • 経営 評価6
    組織・戦略論ともOK。VRIOは書けず。
    ファイナンス論は穴埋め確か8個程度。論述は少し、外れていると思われます。
  • 管理 評価3
    緊張で工程別さえも間違えてました。理論も合ってません。
  • 監査 評価4
    第1問目は概ね良好。第2問目の報告論は平均よりも大分、下だと思います。
  • 経済 評価7
    120点程度。意外に出来ました。
  • 商法 評価2
    ありえないミスをしました。おそらく全受験者の中で最下位ぐらいの成績だと思います。

上記から分かるように管理、監査、商法で大きな失敗をしてしまいました。A判定で留まったのが不思議なぐらいです。個人的には2科目までの失敗なら、合格に達するかと思います。

 1年目は精神的に非常に弱かったです。それが敗因でした。

 ですから2年目は出来るだけストレスは溜めないように意識しました。あくまで答練は下馬評に過ぎないと思い、一喜一憂しないことを心がけました。

 また、自分の趣味を行い、適度にストレスを抜くようにもしていました。会計士試験などの資格試験は他人との勝負というよりも自分との勝負の方が重要になります。ですから、まず自分に負けないように頑張って下さい。

 当時、入門生で、なおかつ試験前に休んだ僕でもある程度は勝負出来たと思うので、決して最後まで諦めないで下さい。直前期の集中力は半端なものではありません。


4 勉強を始めるにあたって

 勉強を始めるにあたって、有用な勉強法を公開したいと思います。

(1)ガムを噛んで勉強する

 ガムを噛むことは脳の活性化に繋がります。集中力も上がりますし、なにより30%程度も記憶力が上昇するらしいです。実験で証明されてます。

(2) ストップウォッチで正確な時間を計る

 ストップウォッチで正確な時間を計ることはどの科目にどのぐらい時間を割り当てたか分かります。また集中していた時間は案外、短いもので勉強へのインセンティブになると思うので有用です。きちんと勉強した時間をノートに記録して下さい。

(3) 割り当てる時間は不得意科目に大きく

 会計士試験の短期合格法は不得意科目を失くすことです。一能突出型のように得意科目に偏重した勉強法はかなり危険ではないかと思います。成績優秀者に載ることは気持ちのよいものですが、あくまで全科目満遍なく取るように勉強した方が不合格へのリスクを大きく減らせることが出来ると思います。

(4) 出来るかぎり1日に7科目を勉強する

 会計士試験とは忘却曲線との戦いであると思います。ですからネッチリやるよりも回転を意識しました。本試験までに何回転できるかが、勝負だと思います。

(5) 必ずアクセス等の解説は受ける

 上級生になるとアクセス等の解説を受けない人が多いです。しかし解説は必ず受けた方がいいです。僕は簿記以外の解説は必ず受けてました。授業中に重要な事を言ってることは多々あります。今回、それによって得た幸運は「論文レビュー」で後述します。

5 短答対策

<総論>
■合格目標点

 短答は全答練が終わった3月下旬から始めました。個人的にはその頃から始めても十分に間に合うかと思いますが、不安な方は少しずつその前からでも始めていくのもいいかもしれません。

 来年は短答免除の方も多数いますし、出来る限り短答は最小限の力で受かって論文に備えるというのが理想かもしれませんが、短答をぎりぎりの点数で通過した場合には合格発表までの期間はあまり勉強できないと思います。

 ですから、あまりぎりぎりを狙うのではなく75~80の間を狙って合格出来るような実力をつけたほうがいいと思います。本試験では予備校の解答が間違っている時やマークシートの記入ミスが多々、あります。余裕をみて75以上であれば合格確実です。
 
■租税法対策
 この時期の租税法に関しては余裕のある方はある程度はやっておいた方がいいです。僕は試験の1週間前まで毎日、1時間ぐらいはやるようにしてました。今年に限れば、新試験初年度ということもあり比較的、受験者全体のレベルは低かったため、周りには短答後から勉強を始めて受かった人もいましたが、来年は短答免除者もいるわけですから、ある程度余裕のある方は毎日30分でもいいのでやっておいたほうがいいです。

■経営対策

 さすがにこの時期に経営まで手の回る方は少ないと思います。基本的にこの時期はやる必要なないかなと思います。この時期は短答の細かい規定まで覚える必要があるため、経営の知識をつめるだけの時間はないと思いますので、短答に専念して下さい。
 一度、構築した知識であれば短答後からでも十分、間に合いますし、あまり経営に力を入れてこなかった方であっても論文までにはある程度の実力にはもっていけると思います。事実、僕もそうでしたので。

 

<各論>
■全体的に
 まず初めに某専門学校で発売される肢別問題がありますが、基本的にはやる必要はないかと思います。

 知識の確認にはもってこいですが、やりすぎは事務的になってしまいますので、柔軟性が損なわれますし、文言に慣れてしまい本試験特有の言い回しに戸惑います。ただし後述しますが、会社法だけは他校の模試等は活用した方がいいです。

ここで短答を勉強する際の意識した点を箇条列挙します。

1.  問題は闇雲にしない。

 自分の専門学校の問題だけでは不安かもしれませんが、問題の文言をそのまま暗記せず、肢一つ一つの知識を得れば合格を勝ち取れます。

2.  監査小六法は読まない。

 会計法規集で十分です。短答では細かい実務指針は出ます。しかし、監査小六法を読んだとしても意味内容は難しく、逆に混乱しますし、既存の知識でも十分、解答可能です。

 事実、僕は会計法規集だけで財表は1問間違いで済みました。費用対効果を考えれば、読む時間もないと思いますし、会計法規集だけでも大量にあります。

 人それぞれ考えはあるかと思いますが、5科目中の1科目で簿記よりも問題量が少なくかつ、その効果も不明と考えれば読まない方が賢明かと思います。

3.  他校の模試は1回は受ける。

 他校の模試は一回は受けた方がいいと思います。本試験でいきなり自分の専門学校と異なるされ出され方がなされた場合、混乱する方もいるかもしれません。ですから、他校の模試で一回、免疫をつけてください

4.  委員会報告書はすべて読もうとしない。

重要な箇所、模試で出てきた箇所、前文を読めば十分です。

5.  企業法の条文は必ず読むようにして下さい。

 そういった意味ではTACの短答パワーアップは有用だったと思います。企業法は条文の文言どおり出題されることが多いです。今年は異常に短答は簡単でしたが、条文を読んだおかげで論文の知識もまとまりました。
   
■ 簿記
主に教科書の例題を中心に勉強しました。短答は論文では問われにくい論点も多々、出題があります。ヤマは張らず満遍なく勉強して下さい。

 今年の短答の傾向を見ても予備校のような形式で出題されてはこないと思います。ですから、専門学校で配布される短答問題を淡々とこなすだけでは本試験で痛い目にあいます。僕の周りにも今年の出題形式に戸惑い、かなり苦戦している人もいました。

 ではどのように勉強したらいいかと問われたら、抽象的になるのですが、本質的な理解が必要だと思います。簿記の処理に限っても常に財表とリンクさせて関連づけるようにして下さい。

 たとえば今年は範囲外であるはすの企業結合から出題がありました。TACでは企業結合に関して対策はしましたが、のれんの存在する場合の企業結合にはふれていませんでした。当然、受験者皆が初めて見る問題だったと思います。僕も始めは答えが出なかったですが、会計的に考えて答えを出し、正解に導けました。

 

そのような見たことのない問題に関しては決して諦めず、会計的にまず考えて下さい。

その時に本質的な理解が問われると思います。

 

■財表

 財表はT先生のレジメを中心に会計法規集を読み込みました。T先生のレジメは実務指針の重要な部分もまとめてくれているため、非常に役に立ちました。

 会計法規集の読み込みは重要な箇所を中心に読み込みました。ここで注意なのですが、あまり多くの読み込みはご法度かと思います。なぜなら基準の文言に慣れてしますからです。本試験は教授本来の文言で書いてきますし、他の肢との兼ね合いで基準の文言の正誤も変化してきます。

正誤を判断する際は必ず他の肢も読んで下さい。監査と財表は解釈の仕方により正解が異なります。他の肢との兼ね合いで正誤を判断して下さい。

■管理
 管理に関しては予備校と専門学校の間で大きく差はないと思いますので、予備校の問題をやれば十分かと思います。理論部分がかなり少ないため、そこはテキストを読んで対応できるはずです。

お薦めは予備校の短答問題のみならず、アクセス等も活用した方がいいです。体系的に問題にも答えるようになると思うので。どうしても短答の問題ではピンポイントで問題に対して答えてしまいがちです。

■監査
 監査は論文の勉強と大差はほぼないです。テキストをベースに専門学校で配布される短答問題をやって下さい。

 短答問題では細かい実務指針も出題されます。今年も案の定、出題され品質管理基準からも出題がありました。

 しかし上記にも書きましたが、委員会報告書のすべてを網羅的に読む必要はないと思います。あくまで核となる部分さえおさえておけば、他の肢で正解を導ける事も多々ありますし、今年、出題された品質管理基準にしても常識的に考えれば正解に導けるものばかりでした。入門生でも案外、点数は取れた方が多いようですがそのためです。ですから費用対効果を考えれば、委員会報告書のすべてを読むのはあまり得策ではないと思います。

 具体的にはM先生がランク付けされた重要部分、短答問題で出てきた箇所、前文で十分だと思います。特にM先生のレジメはすごい完成度が高く、短答の肢でも2~3個は出てました。ぜひお薦めです。

 後、今年の問題に限っても問題自体が難しく解答後はそれほど手ごたえはありませんが、あくまで監査論の核さえおさえておけば案外合っているものです。
 
■企業法

 今年は短答の企業法の難易度が大幅に易化しましたが、条文の読み込みは必須です。来年は試験委員の方々も会社法の勉強が進み、比較的グレーだった部分の出題も出来ると思いますし、条文の読み込みは会社法の理解を促進させます。ただ読み込むだけでは短答のどの部分を覚えたら、いいのか分からないため必ず短答問題をやりながら条文に戻るといった形で勉強するといいと思います。

 個人的には短答対策に限っては専門学校の問題で十分だと思いますが、論文式を見越した場合には条文の読み込みは大幅に実力を上げます。すごく単調な作業かもしれませんが、後々、その効果を実感できると思うのでぜひ実践してみて下さい。

 そういった意味ではTACの短答パワーアップはかなりお薦めだと思います。TACの短答パワーアップは条文の横に解説が書いてあるので、理解を促します。

 また今年の論文式では支配人の就任の問題点が問われましたが、TACの授業では扱っていませんでした。しかし、短答パワーアップでは若干、扱っていたため精力分散防止義務まで書けました。  

 TACの短答模試では若干、知識は少ないと思います。他の専門学校はかなり細かい部分まで企業法の対策をしており、TAC生は他校の模試でけっこう苦戦をしたのではないかと思います。ですから会社法は他校の模試や肢別問題を活用したほうがいいです。僕も会社法のみ他校の問題をやってました。今考えれば、無駄な知識かもしれませんが難易度が高くなった場合には有効だと思います。

 最後ですが、今回は旧公認会計士試験の会社法の形式を踏襲しましたが、今年は多くの受験生が制限時間前に退出したという情報は上の方に伝わっているはずです。もしかしたら、来年はTACで出題したような司法試験チックな形式もありえるかなと思います。

 また毎年、合格者に対して協会から本試験のアンケートをとるらしいのですが、今年合格した多くの受験生が会社法の難易度について「簡単だった」という意見を書くと思います。それを受けて来年は難しくする可能性も十分にあるので今年は簡単だったから、来年も簡単になるであろうとは考えないで下さい。前年が簡単だった年の次の年はけっこう難易度は高くなる時が多いです。

■最後に
 最後に短答を受ける際の注意点を書きます。

1.  諦めないで下さい。

 難しいと思われる問題は皆がそう思っているはずです。また、諦めなければきっと光明も見えると思います。

2.  必ず他の肢も読む。

 監査と財表は特に他の肢との兼ね合いで解釈によっては正解にも不正解にもなりえます。ですから他の肢はきちんと読んでください。また先入観により間違った答えを選択している場合もあるので頭を冷やすにはいい方法だと思います。

3.  分からない問題が出た場合にはあくまで会計的な視点から又は常識的な視点から解答して下さい。

 深読みは禁物です。答えが裏目に出ることが多いので。

4.  余程の事が無い限り、一度選択した番号は変えない。

 変えた番号が正解していることが多いです。確実に間違っている保証が無い限り、あまり変えない方がいいです。

5.  バツの肢を基点に、あくまでこの肢は間違っている事を前提に肢の粗探しをするように解答して下さい。

 また間違ってる箇所を発見した場合にはその間違い箇所にアンダーライン等を引いて分かるようにします。後で他の肢との比較考量をする際に有用だからです。

6. 少しでも分からないと思った問題は出来るだけ後回しにして下さい。

 本試験には魔物で住んでいます。普段の自分なら確実に後回しにする問題も解こうとしてしまいます。

 後回しにすることによって、頭を冷やす契機にもなります。また人間の脳は無意識の内に物事を考えているらしいです。最初は分からなかった問題も時間が経って、再度、解いてみると意外にすんなり出来た経験はないでしょうか?それは無意識の内に脳が考えているからです。

(後編・論文式の勉強法に続く)

 

 

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このページは、spokが2007年10月28日 19:03に書いたブログ記事です。

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