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Top合格体験記2006年度版 > 三度目の正直-チェキ男

三度目の正直-チェキ男

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会計士を受験しようと思ったきっかけ

 私の家は祖父が始めた会計事務所を営んでいます。そのため、中学生の頃くらいから税務及び会計に関して馴染みはありました。ただ、当時は会計監査はおろか税理士と会計士の違いも分かりませんでした。

 高校で、大学のつながっている付属校に入学し、3年生になると希望する学部の関係で理系と文系に分かれる段階になり、うっすらと会計を学んでみようかなと思いました。また、たまたま大学の授業を受ける機会がありそのときに管理会計が面白いなと思った記憶があります。

 私は高校までずっとサッカーをやって来ました。高校3年生の夏、部活を引退するまではずっと大学でも体育会でサッカーを続けようと考えていました。引退後、部活がなくなり物凄く暇になったため大学生活についていろいろ考えるようになりました。

 ちょうど進学する学部の希望も出さなくてはならなかったこともあって何がしたいのかあれこれ考えるうちに、大学4年間をサッカーに捧げれば体育会系は就職も良いしそれもありだなとか、ただし自分のサッカーの素質的に体育会で通用する自信がないなとか考えました。

 そうこうしているうちに商学部に進学しようと思うようになり学部では会計や経営学を学んでみたいなと思うようになりました。そして高校を卒業し大学へ入学しました。大学入学ギリギリまでサッカーを続けようか悩み、その反面勉強も頑張って大学院へ行けたらな、などと考えていましたが、結局自分は大学サッカーでやっていく自信がなくて部活の道は諦めました。

 そして部活を諦めたとき、今度は部活に代わる何かに大学生活を賭けてみようということになり、それなら勉強をしてみようということになりました。ただ、実際問題として学部の授業で高度なレベルまで勉強するのはなかなか難しいと考え、それならば受験勉強と言う形であれ専門的なことを学べることから資格を目指してみようと思い、どうせやるなら会計系で最高峰の資格である公認会計士を受験することを決意しました。

 

入門・基礎期

 大学入学の春に会計士受験を決意した私はとにかく現役で受かりたいと考えました。そのため1年生から勉強を始めれば3年生の時に受験できると考え、大学にもなれる後期くらいから勉強を始めようと考え、前期は新歓コンパや飲み会、アルバイトなどに精を出し積極的に遊んでいました。また、今のうちに免許も取ろうと考え教習所にも通いました。

 専門学校選びに当たってあまり深くは考えず、家から近いし大手だからという理由でとりあえずTACの説明会に参加しました。時期的に9月を待って1.5Lコースに入るか、8月下旬の2年本科の一番遅くスタートするクラスに入るかのどちらかが考えられましたが2年本科のほうが時間的に余裕があると考えたので2004年目標の2年本科にしました。一番遅い開講のクラスだったため、いきなり週3で午前午後で簿記がありました。予備知識もなかったためそのときは面食らいましたが何とかなるだろうと考えていました。

 8月からTACに入学したものの始めは家庭教師のバイトは続けていましたしサークルにもたまに顔を出していました。TACの授業は休まず出席していましたが、あまり復習はしていませんでした。

 そんな中、11月くらいに入門Ⅲの特殊商品売買の実力テストがあり、あまり復習をしていなかった私は100点満点中10点を取ってしまいました。返却された答案を見て愕然とした私はこのままでは落ちこぼれてしまうと一気に危機感に襲われ、自習をしなければと思いました。

 冬休みから自習室に通う毎日が始まり、トレーニング簿記とトレーニング原価計算という問題集を買ってひたすら計算のトレーニングをしていました。そのおかげで以降の実力テストでもいい点が取れるようになりました。

 冬くらいから理論科目や選択科目も入門講義が始まりましたが、入門期は理論科目はあまり勉強していませんでした。

 

上級期

 私は結局3回目の受験でようやく合格を果たすことが出来たので上級期は3回経験しています。山あり谷ありの上級期でした。自分としては二回目の受験で短答で落ちてしまったことが最大の挫折でした。

 入門から上がった一回目の上級期は一発合格に向けて気合十分でした。トレ簿やトレ原をひたすらやりこみ過年度のアクセスも入門基礎期の範囲は解き終わっていたのでその勢いで上級でもスパートをかけられるように勉強していました。しかし、理論科目が本格的になり全科目の講義・答練、アクセスが始まりかなりきつくなりました。そのときは本当に苦しかったです。

 過年度生に比べると知識量では負けてしまいますので、とにかくがむしゃらに食らいついていくことだけが作戦でした。そのため、講義・答練は先頭の生収録クラスで受け、アクセスは朝一クラスで受講しました。とにかく必死でついていくことだけを考えながらがむしゃらにやって勢いだけで短答は通りましたが論文は合格することが出来ませんでした。ちなみに全答練は二回とも1500番くらいでした。

 二回目の上級は論文の発表後の11月から始めました。前年度にお世話になっていたアクセスの講師から上が抜けた二年目は上位300番くらいに入れるように頑張れと言われたのでそこに食い込めるように目標を定めました。また、上位に入って自分も講師になることも目標でした。一回目ではとにかくがむしゃらにやることだけが作戦だったので二回目はそれにプラスして全体を見渡しながら戦略的に勉強することを考えました。二回目になると知識も増え、成績も順調に伸びましていきました。

 そして、四月下旬くらいに第一回全答練が行なわれ、そこで予想外の上位50番以内に入ってしまいました。自分は上位100人は雲の上だと思っていましたので200~300番くらいに入れるようにと目標を置いていましたし、普段の感覚からしても大体そのくらいが妥当だろうと思っていたからです。思わぬところで成績優秀者をとってしまい、調子に乗る自分と、逆に自分はそこまでできる人じゃないと思う自分とで揺れ動き、自分を見失ってしまいました。

もともと短答はあまり得意ではなかったため不安も大きく、そこで自分は足をすくわれて二回目の受験は短答で落ちてしまいました。

 二回目で短答落ちしたことで一気に絶望の淵に突き落とされました。両親にも、一回目で論文まで行けたことを材料に在学中に合格するからと二回目の学費もだしてもらっていたのでアカウンタビリティが果たません。

 また、3年生の時に論文までいったので、会計士の勉強とは関係ない普通の大学の同期と自分を比較して来年受かれば現役合格だなどと周りを一歩リードしているかのような感覚すらありました。

 

 

 

しかし、自分は短答落ち。

 

 

 

周りの友達は就職活動を終える時期で、就活を乗り越えたことで一回りも二周りも大きくなって帰ってきたように思えました。

 今からなら何とか就職できるかもしれないということで一般企業への就職活動も考えました。大学の就職課にいって面談したり、就活終わった友達の話をきいたりしましたが結局どうしても他にやりたいことも見つからず、あと一回だけ、あと一回だけだからと親に頼んでなんとかもう一度やらせてもらうことになりました。

 三回目は本当に辛かったです。もうあまり成績は伸びないし、新制度で不透明な部分が大きく、不安材料も多かったからです。

 また、自分は経済学と経営学が二本柱で得意科目だったため租税法のせいで経済学を切ってしまったので戦略科目が減りました。租税法も割りと得意にはなりましたが圧倒的なアドバンテージは取れるほど得意ではありませんでした。短答前は前年のことが頭をよぎって万が一また失敗したらどうしようと不安になりストレスで胃が痛くなりました。結局短答では八割くらい得点することが出来たので通ることができ、論文は全てを出し尽くして合格することが出来ました。

 

勉強方法など

 簿記、管理会計はとにかく総合問題を解くことに尽きると思います。ただし、私は科目のバランスを考え、そこまで計算に比重をかけませんでした。計算科目は圧倒的に差がつく科目ですが本試験で大爆発することはなかなか考えにくいと思い、それならば少し得意なくらいにしようと考えました。簿記に関して言えば特にアクセスを中心に解きました。管理会計は原価計算の頃から得意だったので理論などを中心に理解メインで量自体はあまりやりませんでした。

 理論科目は試行錯誤しながら勉強していました。一回目は財表と監査は単語カードを作って暗記していましたが、二回目以降はやりませんでした。財表と監査は論点をひたすら計算用紙などに書きだすというふうに勉強していました。講師の補助レジメというよりはテキストをメインにやっていました。企業法は答案構成のトレーニングを重視していました。テキストを一通り読み込んだ後は大部分を答案構成に費やしました。経営はレジメやテキストを読み込むことを繰り返しました。

 租税法はとりあえず4月一杯までは多めに勉強していました。問題集を中心に個々の論点を潰していきました。直前気になるとアクセスや答練がたくさん出揃ってきたので分野ごとにまとめて個々の論点ごとというよりは総合問題ベースで勉強しました。初年度と言うこともあって租税法に関して理論は差がつかないと考え直前に少し見るくらいしか理論はやりませんでした。

 短答に関して言えば、簿記や管理は特に対策はしませんでした。短答答練は量も多く網羅されているのでそれ以上手を広げることもないと思います。論文ベースの勉強で十分ですが、短時間で多くの問題を解くこと、最短経路で求められた部分だけの数値を出すことのトレーニングとして短答答練を使うといいと思います。理論は条文や基準、法規集などを丁寧に読むといいと思います。

 実際の本試験でも多くがそこから出ますし、何より問題を解いて単に○×をつけるだけよりも科目としての理解が深まります。短答は全科目についていえることですが短答答練を分野ごとに並び変えてファイルしてそれを解くといいと思います。量もありますし、ほとんどの範囲をカバーできます。市販の問題集や他の予備校の問題を解くよりはそれだったら基準などを読むほうが効果的だと思います。

 論文に関しても特に直前期には自分はレジメなどよりも基準や条文を重視したほうがいいと思います。条文は頭から読んでも無駄ですが、試験場ですぐ引けるようによく使う条文はすぐ引けるようにしたりするといいと思います。また、財表や監査は新しい基準などが出るとそこがヤマになりやすいので財表は新しい基準とその意見書など、監査は改訂前文や品質管理基準、新しく公表された委員会報告書などをよく読むといいと思います。実際今年の本試験でも監査では17年改訂前文からの出題が多くあったように思います。

 

最後に

 モチベーションが下がったときにどうするかは多くの人が悩む問題です。

 よく、気分が乗らないときはさっさと切り上げて気分転換を図るという人も多くいると思いますが、私は逆に乗らないときこそ無理やり机に向かうことを勧めます。

 一見非効率的ですが、机に向かい続ければ最終的にわずかでも上積み出来ますし、最後まで自習室にいてやり続ければ調子でないのに最後まで頑張ったと自信につながります(とは言ってもどうしても調子でないときに私も漫画喫茶やスロットに行ったことも多々ありますが…)。

 合格後、私は監査法人には進まず、コンサルティング会社に就職しました。

 私の個人的なイメージですが、監査はやはりビジネスというフィールドにおいてはプレーヤーにはなれず、レフリーでしかないと思ったのが一番の理由です。私はAuditよりもBusinessという舞台でプレーヤーとして生きていきたいと考えたのです。

 監査というものを経験しないことには不安はありましたが今はこれでよかったと思っています。監査法人へ進むことを否定はしませんがビジネスの現場はやはり時間の流れがとても速く、刺激的な毎日を過ごせています。

 最後になりましたが受験生の皆様へのメッセージとしましては、使い古された言葉ですが「最後まで決して諦めない」と言うことです。

勉強中、どんなに苦しくても、どんなに悩みがあってもそれは、合格発表で自分の番号を見つけた瞬間に全てが報われることです。

 そして、合格することで目の前には一気に新しい世界が開かれ、今まで見ることの出来なかったレベルのものが見られるようになります。今の苦しい思いの全てが自分の合格のためなのだと言い聞かせて努力を続けてください。

 皆様の合格とともにこの体験記が少しでも皆様のお役に立てることを祈っています。

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このページは、spokが2007年11月15日 23:26に書いたブログ記事です。

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