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Top合格体験記2007年度版 > 電卓が恋人-ARANの在学合格の方法

電卓が恋人-ARANの在学合格の方法

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【目次】

・自己紹介

~勉強編~

・予備校と勉強時間
・自習時間の作り方
・全科目共通の勉強法(1分野まとめて勉強法)
・各科目勉強法
・論文式試験合格のレベル
・ミスを減らす方法
・定義の覚え方
・理解と暗記
・有用だった書籍

~本試験編~
・全般
・短答式試験
・論文式試験

~生活編~
・大学生活やアルバイト
・ストレス解消法

~就職活動と発表編~
・就職活動について
・合格発表まで

はじめに

【自己紹介】

07年会計士試験に合格しましたAranといいます。

  • 年齢 22歳
  • 現在 某大学経済学部経済学科に在学中
  • 予備校 TAC(1回目2年本科 2回目上級ハイレベル)
  • 受験回数 2回(1回目06年短答合格、論文不合格、科目免除なし。2回目07年論文一括合格。)
  • 選択科目 経営学
  • 得意科目 監査論 管理会計論
  • 苦手科目 簿記

 私は大学1年目の夏から会計士の受験勉強をして大学4年目に最終合格しました。受験期間はちょうど3年です。
受験勉強中によく不安になりここの合格体験記を見ていました。
長々と書かせていただいたので、ご自分の必要そうな項目だけ見て参考に出来ればお使いください。

~勉強法編~

【予備校と勉強時間について】

 私はTACに通っていました。通学+WEBでした。授業は基本的にVTRの講師で受けていました。教室で受講するのがかったるかったので、テープやWEBを併用して受講していました。

入門期は講義とちょっとの復習しかしていませんでした。

  • 一回目の上級期は授業も含めて一日4時間~8時間程度
  • 二回目の上級期は授業を含めて一日6時間~8時間程度

 で、勉強時間は短かったですか、予備校で勉強するにしても自宅で勉強するにも集中してやりました。

 予備校にいるときは休憩や立ち話が長くなったりしないように心がけました。

 ちなみに受験友達(知り合いも含めて)は数人しかいませんでした。

 週に1回会うか会わないかくらいだったのでほとんど一人でカリカリ勉強していました。

 あるとき、あまりにも人と会話しなかったせいで電車内のアナウンスが中国語に聞こえたことがあり、人間は一人じゃ生きていけないなとしみじみ思いました。

【自習時間の作り方】

 働きながらの方、学生、そもそも勉強が嫌いな方で、時間が足りない方も多いと思います。そこでどうやって自習時間を確保するかが課題となります。

 私は授業をテープやWEBにして受講スタイルを柔軟にすることで自習時間を確保していました。テープやWEBは倍速で聞けるし、自宅で好きな時間に好きなペースで受講できるので、自習時間を多くとれます。教室受講だと、授業の前後を含めて3時間以上を取られてしまい、しかも講義の開始時刻が中途半端で自習する時間が取れなくなってしまいます。

 私は大抵、日中は自習して一日の終わりの夜に講義を聞いていました。

 ただ、答練はできるだけ生の講師で採点してもらうようにしていました。VTRクラスだと採点がいい加減で、特に理論は適当だなという印象を受けました。

【全科目共通の勉強法】

 分野ごとにまとめて勉強することが効果的でした。

 簿記ならば連結の全範囲を一気にやりきる、経営学ならファイナンスをすべてやりきる、等々です(もちろん2,3日にまたがることもあります)。

 時間で区切って

「今日は簿記を一時間、アクセスをやる」

のではなく、分野を決めて

「今日は連結の資本連結をすべてやる」

という風にしてやっていました。

「今日は10時間勉強した!」というより、「今日は標準原価計算をまとめて解いたぞ」とやっていくほうが、達成度がわかりいいと思いますし、1つの分野の理解力がグッと上がります。

 理論科目はテキストやレジメを眺めていてもなかなか身につかなかったので、パソコンでまとめを作っていました。これは2回目の受験のときにやったのですが、まとめを作ってから記憶の定着、答練の点数の向上がみられました。ただし、形式にこだわると無駄な時間をすごすので、シンプルにサッと作ることを心がけました。妙な装飾とかしてはいけません。

【7科目の回し方】

 一日で7科目をしっかりやるのは無理でした。
 前述のとおり、まとめて分野ごとに勉強していたので時間がかかってしまうのです。

 ですからメインの科目を2,3科目、他の科目はテキストの目次をさらっとよんで復習、定義だけ確認、と少しだけ触れるようにして7科目回していました。

 できるだけ短答式試験の科目は時間が空かないように復習していました。

 結局、7科目全てを完璧にやりこなすのは無理なので、目次だけ見てさらっと勉強するのが7科目の回し方です。

 テキストをパラパラめくるだけでもいいです。大げさに言えばテキスト手に取るだけで記憶の定着がぜんぜん違います。バカな!と思うかもしれませんがやってみてください。

一度その分野を仕上げておけば多少時間が空いてもちょっとの復習でリカバリできました。

 租税法や経営学はどうしても学習が後回しになっていたので、講義は会計学、監査、企業が終わったころにまとめて一気に短期間で聞いていました。経営や租税法は論文科目なので主要な会計学などを先にやったほうがいいと思います。ただ、租税の法人税法だけは先にやっとくと後が楽です。

【各科目勉強法】

効果的だった勉強方法や各科目のポイントについて書きます。

・簿記 

 直前まで非常に苦手でした。というか生理的に嫌いな科目でした。

 最終的には苦手を克服できたのですが、一番効果的だったのはテキストの例題です。テキストの例題は短時間で1つの論点を確認できます。また、このとき絶対ミスをしないようにと心がけていくと答練でのミスも減ります。

・管理会計論

 なんとなく電卓たたいていても答えが出てしまうので調子に乗っていると成績にムラのでる科目になっていまい、本試験で博打を打つ羽目になります。

ポイントは

(1)問題文を丁寧に読む。意外に適当に読んで解答しがちです。似たような問題でも問題文冒頭の指示によってまったく計算方法が変ることがあります。

(2)原価計算分野では費目別から部門別、製品別という流れを意識して、どこの計算をしているのか意識することが重要です。

(3)標準原価、予算などの差異分析であれば、差異の意味が何なのか理解することが重要です。

(4)減損・仕損は、平均発生、安定発生などの場合わけをして一度まとめてといてみるといいと思います。なんとなく図を書いて解いていると本質的な理解が出来ないので似たようなものを比較するといいです。

(5)財務諸表分析でいえば、指標の意味を考えてから数値を出すことが重要です。無意味に覚えると忘れます。

(6)BSCやスループットなどの分野に関しては理論から勉強していくといいと思います。

 意外に基礎期や上級期のテキストを丁寧に読むと理解が進みます。全部読む必要は無いです。

管理会計は理論をある程度できると計算も出来るようになってくると思います。

とりあえず、「なんとなく数値を出してしまった」という所はテキストなどでしっかりと理論的な部分を勉強していけば理解が出来てきます。

 TACで売っている「原価計算2(現 管理会計2)」の問題集は3回くらい回しました。コンパクトに全論点を網羅できていいと思います。入門期から短答前までやっていました。

アクセスや答練は分野ごとにまとめて「標準原価計算」「仕損・減損」「個別原価計算」などと分野ごとに一気に解くと効果的です。1回で小問が異なる分野のときは切り離して管理しました。

・租税法

 消費税と法人税が大事です。

 消費税は一度、納税義務から課税割合などの全体を理解するために総合問題を使ってごちゃごちゃしている計算過程を一度整理する必要があります。

 法人税はこまめに各論点を確認して忘れないようにやるしかないです。これもテキストの例題を繰り返していました。
理論については意外にみんなやりませんが、私は重要視していました。「有用な書籍」の項目で挙げる書籍が有用でした。

・財務諸表論

 一見、わかりやすそうで、わかりづらい科目です。無理やりこじつけで議論が展開されているようなところもあって納得いかないところも多々ありました。しかし会計学者ではないのである程度「ああそうなのか」と納得することにして終わりました。

 テキストの問題や、論点をフローチャートにして理解するのが効果的でした。テキストはずらーっと文言がならんでいるので、それを一つ一つ分解して論理の流れを抑えるイメージです。論理の展開をA→B→Cと丁寧に追っていくと理解が深まるのです。

・監査論

 監査論は大局をつかむことが大切です。主体論で言えば「なぜ独立性が必要か」実施論で言えば「リスク評価はいかにするか」報告論で言えば「なぜその形式なのか」などです。

 監査実施論は流れが大切です。監査契約→計画→リスク評価手続→対応手続→品質管理→報告 というような流れがあります。ただし、監査論の難しいところはこれらの流れが同時並行的に流れていたり、前に戻るようなこともあったりするので捉えづらいです。

 短答対策として委員会報告書は重要なものは読み、そうでないものは適当に読むか答練で出たものを見る程度でした。それよりもテキストをしっかり読んでおくほうが大切です。前述のとおり全体像がつかめておけばある程度感覚で正誤判断が出来ると思います。私はそれで短答本試験で20問中19問正解できました。

論文対策としては、基本中の基本の問題を繰り返して、あとは理解に勤めました。大局をつかめれば大抵の問題に対応できるようになります。監査基準の背景を知ることが大切だと思います。後述しますが、書籍を紹介しています。監査基準の背景から勉強しておいたお陰で今年の論文式試験はしっかり対応できたと思います。八田教授が作った問題と思われるのですが、八田教授の著書を読んでおいてよかったと思いました。

・企業法

 法律は立法趣旨が命です。

 例えば、「公開会社は取締役会を設置せよ」と条文に書いてあります。これには「公開会社は株主が頻繁に移動するから株主総会で意思決定するのは不合理だから…」というような立法趣旨があります。要するにその法律がある理由です。この立法趣旨を抑えることが大事なのです。

 短答はその条文の趣旨がわかっていればある程度○×がつけられると思います。

 論文は、答案の書き方が大切です。企業法は問題で聞かれたことにダイレクトに答えただけでは点がきません。

 例えば「株主なのに議決権が行使できない場合について述べよ」と問題があったら、議決権を行使できない場合をダイレクトに挙げるだけだとほとんど点がつきません。点を取るためには、

「株主には議決権が行使できるのが原則(○○条)。それはなぜかというと… しかし、例外として、このような場合は こういう理由があるので、議決権が行使できない(○○条)。」

というように派生させる必要があります。何かを言うには条文を上げる必要があるのと、その条文を挙げたらその立法趣旨を絡めて理由付けをしていくのです。

どういうことを書けばいいのかは問題集と模範解答を見て検討するといいです。

ちなみに、法律の三段論法というのがあるのですが、それは知っておくといいかもしれません。

・経営学

 ファイナンスが大切です。

 07年の本試験は計算で勝負ついたのではないかと思います。毎年そうかもしれませんが。ファイナンスは理解するのもそれほど難しくはないと思いますが、似たような論点があるので整理しておけば割と得点源になると思います。

【論文式試験合格のレベル】

 各科目の大枠がつかめるようになれば合格できるのかな、と思います。各科目のポイントを自分なりに抑えられているという感じです。そうなると記憶も定着し忘れにくくなってきます。本試験が終わって3ヶ月何も勉強していませんが、ポイントが抑えられているので細かいこともあまり忘れていません。逆に言えば大枠をつかめるようにその科目のポイント、その分野のポイントは何か?を探っていけばいいと思います。

【ミスを減らす方法】

注意力不足によるミスというのはなかなか直りません。

 注意力は日々の生活で養うことも大切です。あるスポーツ選手が言っていたのですが、「普段出来ないことが試合で出来るわけは無い」。つまり、私生活が注意散漫だと試合(試験)でも不注意でミスを多発するのです。

私がやっていたものとしては、

(1)家に帰ったら必ず靴を揃える。

(2)ゴミはちゃんと分別する

 ということです。うっかり適当にやりがちなことを丁寧にするように心がけると試験でのミスも減ります。

普段、何気なく問題を解くときも絶対1点でも多くとるという心構えが、最後の最後の論文本試験の1点2点の差となって表れて合否が分かれると思います。

【定義の覚え方】

 暗記が苦手だったので苦労しました。定義を一言一句完璧に覚える必要は無いのですが、ある程度ポイントを抑えておかないと理解も進みません。

 そこで、覚えるべき定義をパソコンでまとめて、打ち出して何度も眺めていました。携帯電話にメールとして送信して電車の中でこまめに読むこともしていました。単語帳や、単語カードは意外にやりづらい気がします。色ペンで定義のキーワードを隠して何度も見ると割と早く覚えられます。

【理解と暗記】

 暗記することが非常に苦手だったので丸覚えをするようなことはしませんでした。これはどの科目にもいえます。計算方法を丸覚えしたり、論証を丸覚えしたりはしませんでした。

 よく言われる暗記と理解についてですが、試験で答案を書くには、知識をもっていなくてはなりません。つまり学んだことを使える知識として覚えておかなくてはなりません。

暗記と理解というのは覚えるための手段だと思います。

理解→覚える→答案にアウトプット 
暗記→覚える→答案にアウトプット

 という関係になると思うのですが、当然理解して覚えたほうが忘れにくいし、知識として幅のあるものになり本試験での対応力も違ってきます。ただ、会計士試験の勉強は難しいので理解してそくそれをそのまま覚えるのは無理ですし一度で完全に理解することも出来ません。

ですから、

理解しつつキーワードを暗記→覚える→答案にアウトプット

という理解と暗記を分けるのではなく、ハイブリッドな感じでやっていくのがいいと思います。平たく言えば併用してやっていくうちに理解も進むし、しっかり覚えられるということです。

【有用だった書籍】

(1)「改訂監査基準を考える 増補版 逐条解説」八田 進二著 町田 祥弘ききて

 監査論の本です。この本は今年の本試験においてかなり有用でした。

 監査基準の条文の一つ一つの背景を丁寧に会話形式で説明してくれているので、なるほど!と思うことが多く理解が深まりました。監査基準をコピーしてその余白に本書から得られた重要なことを書き込んで勉強しました。07年のように理解を問う試験ではかなり役に立ちました。

 ちなみに、「内部統制基準を考える 逐条解説」という内部統制基準バージョンもあります(笑)
こちらは今年の本試験にはそんなに出ないだろうと思い、時間が無かったのでさらっと読むだけにしました。

(2)「財務諸表論の学び方」田中弘

答案の書き方について悩んだときに参考にしました。

(3)「新財務諸表論」田中弘

全部は読むのは無理なので、分厚い割りと読みやすいのでさらっと読むのもいいかもしれません。

(4)演習ノート租税法 中村 芳昭 (編さん), 三木 義一 (編さん)

結構な問題数があるので、寄付金や交際費など典型的なところだけさらっと読んでおきました。租税の理論はみんな大した答案を書いてこないのでなんとなくで、いいと思います。

(5)その他

特に限定はしないのですが、経営学や管理会計の本でお勧めはビジネスマン向けに書かれている入門書が意外に役立ちます。たくさん図や絵がある薄い本がいいです。



~試験編~

【全般】

 試験において一番重要なのは時間配分だと思います。

出来そうな問題を諦めて次に進むのは辛いですが、全体として最高点が取れるようにするのが一番です。そのためには取捨選択が重要です。

私は成績の良い友人に答練の後に、どの問題を拾って、どの問題を捨てたか聞いて参考にしていました。

すると、意外なことに私が難しいと判断した問題は友人も難しかったから飛ばした、と言うことが多く、自分が出来ない問題=周りもできないと判断していいのだなと確信しました。

本試験ではその友人だったらこの問題は没問!と言いそうだなと、ふと思い出し思い切って飛ばしていました。短答は意外にも、簡単そうに見える問題が実は没問ということもあるので思い切りが重要です。

【短答式試験について】

 簿記と管理会計が鬼門だと思います。理論は実力どおりになると思うのですが、簿記と管理会計は時間配分を間違えてしまう、焦ってしまうとまずいです。

短答の場合は幅広い分野から満遍なく出ます。逆に言えばある分野をまったく勉強していない状況でも何とかなります。私は簿記については、「難しい連結、キャッシュフロー、帳簿組織、本社工場」あたりは完全に勉強しないでいきましたが、ぜんぜん問題ありませんでした。だから勉強がなかなかおいついていなくても最後まで諦めないでがんばってやることです。

【論文式試験について
~落ちた1回目と受かった2回目の比較~】

(1)大きなミスをしない

 論文は全科目を通じて大きなミスをしないことが重要だと思いました。言い換えれば多少のミスは許容するということです。本試験では今まで間違えたことの無いようなところをミスしたりしてしまいます。

失敗した1回目は租税と管理会計論でとんでもない大きなミスを犯したので落ちました。

合格した2回目は租税で小さなミスをしたのですが、(他の科目でも小さなミスは結構あったと思いますが)、大きなミスにはならなかったため持ちこたえました。

(2)全科目平均に揃える

1科目でも吹っ飛んでしまうと一括合格が出来なくなるシステムなので、絶対に飛ばないように全科目丁寧に揃えていけば総合で平均よりちょっと上にいくので合格できると思います。

(3)直前期に手を広げない

 1回目の受験のときは無駄に他校の直前対策に手を出したりしていました。しかしこれをやってしまうと危険です。手を広げた分だけ他が手薄になるので結局、基本が抜けてしまいます。予備校が本試験とまったく同じ問題を出してくれるならいざ知らず、せいぜい数問ニアミスするくらいです。気にせず自分の予備校にまい進しておけばいいです。2回目の受験のときはTACオンリーでした。

(4)みんなが出来るところを取る、を疑わない。

 1回目の受験のときは「みんなが出来る問題」だけ出来たら受からないと思っていました。みんなが出来るのだから人より上に行かないと!と思ったからです。しかしこれは間違いでした。みんなが出来るところをしっかり取ればいいのです。みんなといっても、みんながみんなその全ての問題を取れているわけではないので、結局みんなが出来る問題を全てとったとすると相当上位に食い込めてしまうのです。ですから手を広げずにミスは最小限に、基本をしっかり、でいいです。

~生活編~

【生活】

 基本的に怠け者だったので、グダグダでした。1回目の受験のときは大体11時に起床して、午後からTACまた大学へ。夜までTACにいて深夜まで家で勉強していました。

 2回目はほとんど家で勉強していて答練を受けに行くときついでに予備校で勉強という感じでした。いずれも夜型でした。受験はストレスがたまるので自分のストレスにならないライフスタイルをとることが大切です。

 1回目はTACでないと勉強できなかったのですが、邪念を捨てた2回目は家で勉強できるようになりました。机を整理してあげるといいと思います。

【大学生活やアルバイトについて】

 私は経済学部に在籍していました。一見すると会計士試験に有利な学部のような気がしますが、実際はほとんど大学とTACの勉強がリンクせず、大学の試験と重なる時期は大変でした。

 大学2年目から4年目の論文式試験までは予備校中心の生活になり、大学生活はかなり犠牲になりました。学生で勉強する人はある程度覚悟する必要があると思います。色々手を出すのもいいですが、中途半端になり、悲しい結果になります。

ちなみに、恋愛事情のほうですが、悲しいことに受験生時代はほとんど浮いた話も無く、電卓が恋人でした。ちなみに、その恋人とも喧嘩して計算科目が一時、嫌いになりました。

ただ、あまり予備校にいても空しいので、大学の授業にも一部参加し、大学で勉強するなどして気分転換をしていました。すべて出席して試験もうまくやりぬくというのは無理な気がします。

 大学の期末試験の結果や単位はひどいものでしたが、論文式試験終了後から合格発表の間や、直前期以外の時期は大学で経済学に関する勉強もしていました。会計士試験に関係ない勉強もある程度しておいたほうがいいと思います。根本的な思考が役に立つことや、学問の根底として会計学につながっている部分があるので学んで損はないと思いますし、会計バカではこれから先あまりよろしくないかと…。会計士試験さえ受かればいいという安易な発想は良くないと思います(反省も込めて)。

大学の履修についてですが、教授に試験委員がいる可能性があります。履修してみると案外役立つかもしれません。また、会計士試験に関する科目があれば履修するといいでしょう。

アルバイトについてですが、直前期以外は週に2~3日、週4時間から10時間程度していました。塾講師や家庭教師をしていましたが、アルバイトは時間が決まっているので勉強計画の邪魔をしない範囲であったらいい気分転換になると思います。生徒に勉強を教えることで、意外に自分の勉強になることもありました。生徒に勉強しろ!といいつつ、自分に言い聞かせているようでした。

【ストレス解消法】

 受験勉強はかなりストレスがたまるので、色々と発散方法を考えていました。私が採用していたものは、

(1)バッティングセンターに行って白球にストレスをぶつける。
(2)音楽を聴く。(iPodは手放せなかったです。)
(3)チョコレートを食べる。
(4)予備校の周りを散歩。(これは意外に効果的です。夕日を見るたびに切なくなりましたが…)
(5)カフェで勉強するなど、勉強場所を変える。(スタバは高いので安い所に行っていました。)
(6)ジョギング。(音楽を聴きながら走っていました。)
(7)コンビニでお菓子を買って食べる。(うまい棒のまとめ買い、新商品はいち早く買って食べました。)
(8)家でゲーム。
(9)ネットサーフィン。(ただしハマってしまうので、制限時間をつける必要があります。)

 予備校に友達がほとんどいなかったので全部一人で出来る発散方法です(泣)恋人がいる方はうらやましいです。友達に会った時は一緒に勉強したりしました。ちなみにタバコはやめました。記憶力が低下するとか言われたので…

~就職活動と発表編~

【就職活動】

 07年は論文式試験終了後に即法人説明会や面接がありました。試験の結果がわからないのに就職活動するなんて・・・気乗りしない状況でしたが活動しました。しかし就職活動は先発優位ですから早めに行動をしなければなりません。行きたい法人が決まっていたので2法人の説明しか聞いていません。一応比較のために2法人の説明を聞きました。面接は1法人しか受けていません。


面接では、

(1)志望理由
(2)自己PR
(3)予備校の成績
(4)希望する配属先

を聞かれました。わずか20分程度で終わり、落ちたかと思いましたが後日内定の知らせが来ました。自己PRは難しかったです。

【合格発表まで】

 論文式試験が終わってから合格発表まで3ヶ月。長い3ヶ月でした。1回目の受験後は即、TACに復帰しましたが、2回目はTACには一歩も近づかず、また受験勉強は一切せず、なけなしのお金での旅行や大学の勉強に勤しんでいました。

 ただ、合格発表が近づくと何も手につかなかったです。発表1週間前はひたすらスポーツに打ち込んでいました。時間を忘れられることをするのが一番でした。語学の勉強等もしていましたが、なかなかモチベーションが上がらず、うなだれました。監査法人入所までの長い充電期間ということでブラブラしているのが一番かなと思いました。

ARAN

体験記執筆者が直接質問に答えます(至2008年11月)。この体験記へ質問は下のコメント欄からどうぞ。
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コメント(9)

T :

こんにちは。はじめまして。現在TACの1.5年L本科に通っているものです。
まずは合格おめでとうございます。
ちょっとお尋ねしたいのですが、ARANさんの合格体験記の「短答式試験について」のところでお書きになっている「難しい連結」とは具体的にどのような連結でしょうか?上級期で習う連結のことでしょうか?後私も特商、本支店会計についてはほとんど手をつけていないのですが、これで短答式試験通過は可能だと思いますか?お仕事でお忙しい中大変申し訳ないのですが、お時間ありましたらご返答よろしくお願いします。

ARAN Author Profile Page:

こんにちは。ARANです。お祝いのお言葉ありがとうございます。

まず、「難しい連結」についてですが、基本的にはTAC上級期に習う論点を指しています。
当時、私にとって難しいと思えたのは
・評価差額の実現
・その他有価証券評価差額金が出てくる連結
・孫会社の絡む成果連結(間接所有など)
・持分法の成果連結
・連結キャッシュフロー
・在外子会社の過年度売却など
です。この辺は短答のときはテキストの例題を理解できるようにがんばって解いたけれど結局あやふやなまま終わりました。なので本試験では出来なくもいいやと思って受けに行きました。

次に特商と本支店ですが、短答通過を保証は出来ませんが、やらなくも受かると思います。特商と本支店が不運にも出たとしても2問程度だと思うので、他でちゃんと取ればカバーできる範囲ですし、特商と本支店も真面目にやると時間がかかるのにそれほど出ない範囲で、勉強する上で費用対効果が悪いと思うのです。

もちろん、基礎マスターで習う論点ですし、やるに越したことはないのですが、時間がない場合、費用対効果の悪い部分は、真っ先に切るべきだと思います。

1.5Lだとなかなか時間取れないですよね。特に簿記・・・
でもまだまだこれから伸びますしがんばってください!


何か不明な点がありましたらまたお聞きください!
ありがとうございました!

T :

いえいえ、お礼を言うのはこちらのほうです。
体験記同様大変詳しく丁寧なご返答どうもありがとうございます。大変参考になりました。
ARANさんもお仕事がんばってください!

ジン :

こんばんは。はじめまして。
ARANさんがおすすめしている監査論の書籍ですが、今現在購入しても有用でしょうか?発売から約一年経ってしまっているので、ちょっと古いかなと思ったのですが。
もしコメントをご覧いただいていらっしゃれば、ご返答どうかよろしくおねがいします。

ARAN :

こんにちは、はじめまして!

監査論の本というのは、改訂監査基準を考える 増補版―逐条解説ですよね。

この本は07年の8月に出た本ですので、題名の通り現状使われている監査基準に対応したものになっています。なので今から読んでも十分使える本であると思いますよ!
(監査基準って今年に入ってからとか、改定されていませんよね・・・?であれば大丈夫です)

がんばってください!!!

ジン :

ご返答どうもありがとうございます。
すいません発売からまだ一年経っていなかったんですね。大変失礼しました。
がんばります!

ピカ光 :

どうもこんにちは。会計士受験生のピカ光です。
ちょっとお尋ねしたいのですが、ARANさんは企業法に関しては何か参考書は利用していましたか?

ARAN :

こんにちは!

私は企業法に関しては参考書は特に使ってなかったですね。
主に、TACの企業法の上級期のテキストを読んでいました。


というのも、会社法の大きな流れがわかるような良い本が見つからなかったんです。


企業法って、コツといいますか、基本をつかむまでが難しいんですよね…

ピカ光 :

そうですか。お忙しい中コメントありがとうございました。

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