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暗記重視or理解重視!?-mat2007(CPA-LAB奨学生合格者)

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1.合格体験記を書くにあたって

 勉強方法やスケジュール、精神論など、読んだ後に具体的に取り入れることができるようにできる限り具体的に書きたいと思います。

 貴重なお時間を割いて読んで頂いたのに、漠然として読み終えてしまうよりは、何か一つでもご自身の勉強のお役に立つことができればと考えております。

2. プロフィール

  • 2007年度CPA-LAB奨学生のmat2007です。
  • 2004年4月に簿記3級から勉強開始。受験回数:3回
  • 年齢 20代後半
  • 選択科目:経営学
予備校 短答 論文 全答練(直前期) 大原模試
受験1回目2005年度 大原 合格 不合格 2800~3000番
受験2回目2006年度 AXL 合格 不合格 1200~1500番
受験3回目2007年度 大原 免除 合格 200番以内 100番以内

3.勉強方法

1.総論

 受験1回目は、通信生だったため、周りの人を参考にすることができず、spok’s logなどを見させて頂き、勉強方法や勉強スケジュールなどを考えていました。

勉強方法は、100人いたら100通りの方法があるとよく言われます。
確かに細かいところまで見ればその通りだと思いますが、合格する人に共通の方法はあると思います。

 その点を常に頭におき、CPA-LAB等の合格体験記を読みながら勉強方法を修正・更新してきました。

 もちろん、以下の内容は、必ずしも合っていない点もあるかと思いますので、当年度のみならず過年度の合格体験記も参考にして頂き、自分なりの「合格する人に共通の方法」を考察して頂けると幸いです。そのとき、「合格者がそうしたなら、自分もそうしよう」と単純に受け入れるのではなく、「なぜそうするのか」を考えてから受け入れると、自分の勉強方法に取り入れた場合に効果的だと思います。

2.計算科目

・簿記を中心に

1.暗記重視or理解重視!?

仕訳の勉強スタイルを大きく、

  1. 暗記型(とにかく訳も分からず覚えてしまう)
  2. 理解重視型(なぜその仕訳が必要となるか考えてから覚える)

という2つに区分すると、私は以下のようなステップで仕訳を理解していました。

例えば、「Aであり→Bだから→Cという仕訳になる」という場合、

  1. まずは、A→B→Cという流れを理解する
  2. 次に、1.の「流れを早く考えられる」ように繰り返し復習する(答練を通じてorミスノートに加えて)
  3. 次第に早く考えることができるようになり、結果として、暗記した場合と問題を解くスピードが変わらないようにする

 ここで注意して頂きたいのは、いくら「流れを早く考えられる」ようになった場合でも、Cという結論
のみを覚えてしまわないことです。なぜなら、

  1. 勉強が進んでくるとかなり多くの仕訳を覚えていきますが、結論だけを覚えてしまうと、度忘れを起こした場合になかなか思い出しにくい
  2. なぜそのような仕訳になるのかという「流れ」を考えることにより、他の仕訳を覚える際に理解しやすい

 ためです。この勉強法だとやり始めは時間がかかるかもしれませんが、最終的には効率がいいと思います。

入門生のときは、理解できないからといって、ずっと立ち止まっているのではなく、各分野をまずはおおまかに1周させてしまい、2、3周目に深く考えてみるというスタンスが効率的だと思います。

2.ミスがどうしても減らないという悩みについて

まずは、ミスを分析してみましょう。例えば、

(1)理解不足からくるミス
(2)計算ミス → a.集計モレミス
b.電卓のたたき間違い
(3)問題文の読み違い、読み落とし
そして、それぞれについて対策をとりましょう。
(1)について → まずは、自分なりにテキストや答練を利用して理解に努めましょう。それでも分からない場合は、友人や講師に質問しましょう。
(2)について → 
a.定番の勘定については、良く出てくる項目を覚えてしまいました(by AXL戸原講師)。例えば、

未払金勘定

1.費用支払いのために支出した当座小切手の見渡し

2.有価証券の購入未処理(約定日基準の場合)

3.固定資産の購入代金未払

4.社債利息の利払日経過分
   (ex.3月末払いなのに前T/Bに計上されていない)

といった感じです。私の場合、他に受取利息、支払利息、他勘定振替高、連結B/S・P/Lの代表項目などについてリストアップしていました。

b.常に同じキーは、同じ指でたたくようにしました。
1,3,5 → 薬指 2,5,8 → 中指 3,6,9 → 人差指
(3)について → 重要なところ(事業年度→特に12月決算の場合に注意、税効果の税率、換算レート、控除項目の支持→△ or - 、など)は、最初に蛍光ペンでマークしておきました。

3.ミスノートについて

必要ではあると思います。ただ、作る方法と作り始める時期に注意が必要だと思います。

・時期

 入門期のときから作り始めると、ミスが多いためそれを全部ノートにまとめると効率が悪くなります。仮に作るとしたら、3回転目ぐらいでミスをしたものに限定すると良いと思います。

・方法

 テキストの目次順に整理して作っていきましたが、手書きよりもパソコンで作ると効果的かつ
効率的です。なぜなら、

・いくらでも追加できる
・不要になった項目を整理しやすい → 特に直前期にチェックすべき項目をまとめやすいからです。

4.答練について

・基礎期の答練 → ほぼ満点が取れるくらいやりこむべきでしょう。

・応用期の答練 → 答練返却時に得点分布がでると思いますが、初回時におおむね上位20%~30%の点数を取れていればまずは十分だと思います。その後、復習時には、Cランクの問題以外をつぶしていく感じで復習すると良いと思います。

復習時には、分野ごと(特商・個別論点、在外支店・子会社、連結、帳簿組織、企業再編など) にファイリングして、各分野をまとめ解きしていました。そして、解いた答練には、

・解いた日時
・何問解いて、何問正解したか
(例えば、全部で40問あってそのうち30問を解き、15問正解した場合→ 15/40 = 30/40(75%) × 15/30(50%) という感じで記入)

・ミスした原因
・復習優先度(その回の答練について、答練の中の問題について)
          (例えば、答練全体について

◎:1週間以内に再度解く
○:その分野を1回転させた後に解く
△:全ての分野を1回転させた後に解く
×:復習不要

答練の中の問題について
     

○:1週間以内に再度解く
△:答えまでの流れを頭の中で追う
×:復習不要

 答練で簡単な問題がでると、何の意識もせずに「こんなの簡単、簡単」と解いてしまう人がいるかもしれません。しかし、本試験ではその簡単な問題を落とすと命取りになりかねません。07試験でも、そのような落とすと命取りになる問題がいくつかでましたが、自分の場合「これを落とすとまずい」とやたらプレッシャーがかかったのを覚えています。なので、答練では、「簡単だからこそ絶対間違えないぞ」と自分にプレッシャーをかけて解くようにすべきだと思います。

5.理論科目

1.財表、監査

入門期 

まずは、典型論点(テキストや入門期の答練の載っている論点)は、しっかり押さえましょう。応用期の土台となります。

上級期

答練の問題を

1.既知の論点(Aランク論点)
2.未知の論点
   2-1.関連する(または類似する)既知の論点からなにか書ける(Bランク論点)
   2-2.まったく何を書いて良いか分からない(Cランク論点)

と区分すると、本試験では、「1.について8割から9割の精度で書けるようにし、2-1.については、5割前後、2-2.については、白紙」でボーダー超えという感じだと思います。答練では、このことを意識しながら時間配分を考え解いていました。

勉強教材は、答練を中心にし、分野ごとに答練をまとめ、そこに問題集やテキストを必要に応じ加えるという方式にしていました。

  2.企業

本試験に出る問題を、「1.財表、監査」のところと同じように区分すると、合格するためには、既知の論点や関連する論点が出た場合に、精度高く論述することが重要です。

 そのため、答練や問題集の典型論点は、重要度に応じて、

a)頭の中で8割以上の精度で論証を暗証することができる 
b)5、6割の制度で論証を暗証することができる
c)答案構成だけ暗証することができる

とに分類し、用意しておきました。

 具体的には、回していた問題が約80問あり、a)約50問 b)20問 c)10問 という感じでしょうか。このことを確実にやっておくことで、本試験の問題を読んだときに、「a)からc)のうちどれか当てはまるから、ここまでの精度が書ければいいんだ」と余裕も生まれます。

 企業法の場合、注意しなければならないのが、問題を読んだ時点で「これ知っている」と思っても、実は、少し条件が異なっていたり、比較の視点を入れる必要があったり、と微妙にひねられているおそれがあることです。これに気づかずに論述してしまっては、最悪の場合、足きりにあってしまうかもしれません。

これを防ぐためには、

 ・問題集や答練の問題で、少し条件をかえてみる(例 取締役とあるところを監査役としてみる)
 ・答練で鍛える。その際、典型論点はしっかり論述できるようにしておかないと、そこを論述する

だけでいっぱいいっぱいになってしまい、「微妙にひねられた問題」の練習になりませんので、
注意が必要です。などの対策が考えられます。

4.勉強スケジュール

入門生
4月 簿記3級から開始
3級→3日程度で終了
2級→1、2週間程度で終了
6月 簿記1級受験 → 不合格
簿記と管理会計の勉強を中心に行い、上級期講義が始まるまでに上級生と勝負できるだけの力を付けようと考えました。
9月~3月 上級期講義、答練
この時期は、理論科目について勉強が追いつかず答練を受けれる状態ではなかったため、答練を2月~3月にまとめて解きました。
4月 受験1回目であること、短答式の合格率も20%前後であったことから、短答式の勉強に特化しま
した。
5月末 短答式試験
6月 自己採点の結果がボーダー前後であったため、不安で勉強があまり手につきませんでした。
試験結果が出るまでの期間が大変重要であることは重々承知だったのでが、実際に自分がその立場に置かれると、勉強に集中できないものですね。特に1回目の受験生で、ボーダー付近であった方は、不安な気持ちは分かりますが、不安だからといって勉強に集中しないと論文試験の合格へは1歩も近づいてはいかないので、なんとか工夫して気持ちを切り替えることが重要だと思います。文字だと重要性が伝わりにくいですが、本当に重要です!短答免除組は、着実に勉強している時期ですので、その人達に刺激をもらうのも一つの手段だと思います。
8月末 論文式試験
上級生(2年目と3年目はほぼ同じです)
10月 自分の場合、ほとんど勉強していませんでしたが、この時期に前年度に弱かった科目や分野を集中的に復習しておくともし不合格だった場合でも優位に戦えると思います。
11月~2月 ・計算を上位20%以上の点数を採れるぐらいまで仕上げる。
・理論もA,Bランクは8割の精度に仕上げる。
・答練では、予習をしないでコンスタントに上位20%以内に入ることを目標にし、ほぼ達成できました(3年目)。
3月~4月 全答練の1回目がありますが、ここでしっかり合格圏内に入っておくことは、精神衛生的に も重要だと思います。たかが模擬試験と思わず、本番と同じくらいの緊張感を持って望むべきだと思います。
5月~7月 基本論点をいかに「早く」「正確に」解けるようになるかを重視。
全答練2回目や大原模試に向けて調整。模試を本試験だと思い、その1ヶ月前から実際に本試験前に勉強することと同じことをしました。つまり、本試験前1ヶ月間の勉強の予行練習です。そのときは、予定通りにはいかないことがだいぶありましたが、本試験1ヶ月前の予定をたてるときは、予行練習の結果を踏まえたため、精度高くたてることができました。それにより、本試験前に「これもあれもやらなきゃ」と慌てなくてすみました。
8月 論文本試験

5.使用教材(予備校で配布されるもの以外で)

05年度  ・簿記1級過去問・・・入門期の原価計算の問題集を一通り解き終わったころにやりました。
       ・長瀬さんの図解テキスト、問題集。
06年度 特になし
07年度 ・管理会計・・・LEC レベルアップ答練発展期20回、会計学直前答練、理論問題集
       ・租税法 ・・・LEC 理論問題集
      ・会社法100問

6. その他

1.通信と通学のメリット・デメリット

私は、受験1回目が通信で、2、3回は、通学でした。

通信のメリット

・答練の受ける時期を自由に設定できる。
・講義を受けるときに自分のペースで進められる。

通信のデメリット

・答練を受けるときに緊張感がでにくい。
・講義や答練を受ける時期が東京と比べ1、2週間遅れる。(特に直前期にはその影響が大きいと思います。)
・受験仲間ができない(何か分からないことがあったときに気軽に相談できる友人がいると心強いのですが)。

2.再現答案について

自分にとってのメリット

 もし論文試験が残念な結果になってしまったとき、本試験で何が足りなかったのかを知る唯一の材料が、この再現答案だと思います。去年、論文試験で残念な結果になったとき、再現答案を作っておけばよかったととても後悔しました。実際に作ってみて、予想通り大変骨の折れる 作業であり、しかも論文試験直後に取り掛からないと精度高い答案を作れないため、自分から作ろうとするのは、なかなか難しいですが、得られるものは大きいと思います。

他の人にとってのメリット

通常の答練や模擬試験で、どのぐらいの順位にいた受験生が、本番でどの程度の答案を仕上げることが でき、その結果、合格or残念な結果になったのかを知るのは、とても役に立つと思います。

3.友達に質問してみましょう。

質問するということは、自分は何が分からないのかという点を整理するはずですので、その点で勉強になります。質問自体が抽象的になってしまうと、答えも的確に返ってきにくいです。講師に質問する前にまずは、友人に質問していました。なぜなら、

 ・すぐに質問できる
 ・講師の場合、ときに、こちらが理解する余裕もないうちに答えを言い、受講生は、「はぁ、そうですか」という状況になってしまうからです。

友人数名で、1週間のうち30分ぐらいの質問タイムを作るというのもいいかもしれません。

4.答練の復習

計算科目

      ・イージーミスをしていないか
      ・解くべきところと捨てるところの時間配分は適切だったか
      ・上位20%ぐらいに入っているか

をチェックしていました。

理論科目

まず、とき終わったらすぐに答え合わせをしました。なんとなくできた気になってしまうのは危険です。通信生だとすぐに答え合わせをすることが可能ですが、通学生の場合、回収されてしまうので、解き終わった後にコピーをとるorカーボン紙を下に敷いて解くなどの工夫必要だと思います。

さらに、答案が返却されてからも復習しました。大原の場合、答案と一緒にきめ細かい講師の講評
や配点ポイントが配布されるので、

・それを見て、どこが悪くて点数がこなかったのか、点数を伸ばすにはどうすればよいか
・とるべきところをしっかりとれているか

を復習しました。最初に解き終えたときの感触では、かなりできたと思ったところでも、答案が返却されたときにはできていなかったこともあったので、復習は重要だと思います。

mat2007

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このページは、spokが2008年1月14日 18:07に書いたブログ記事です。

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