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徹底的に合格に徹する-エニクスの最短勉強法(CPA-LAB奨学生)

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【自己紹介】

 エニクスです。

 これから会計士を目指そうという方が読者であると想定して、合格体験記を書きます。

略歴

まずは略歴から。

 高校が大学の付属校だったので、持ち上がりで早慶の文系学部に入学しました。在学中は会計にはまったく興味なく、新卒時の就職先はメーカーでした(2004年4月入社)。

 1年勤務した後、スペシャリストになりたいと考え、退職してTACの1年本科を受講しました(2005年4月受講開始)。ちなみに大学4年次に簿記3級を取得していました。

1年本科 → 2年本科2年目へ移動

 1年本科で勉強を開始したものの、カリキュラムに不満があったため、7月頃に2年本科のコースへと移動しました

 つまり、目標年度は1年本科と同様06年度で、すでに相当先に進んでいる2年本科へと移ったわけです。

 理由はテープ受講によりどんどん前倒しで計算科目の受講ができると考えたためです。

 1年本科はタイトなカリキュラムではありますが、入門期の最初の方は意外と余裕があり、テキストを使い独学で予習している状態だったので、このような方策を採りました。

 7月以降は1年本科及び2年本科のカリキュラムのいずれにも自分は該当しなくなったので、ひたすらテープを使って2年本科の入門期の講義を受講し、一通り済むと上級講義の受講へと移りました。しかし最終的に、2年本科の正規のカリキュラムに追いつくことはできなかったと記憶しています。短答答練などは正規の時間に受講しました。論文式の模試は受けるレベルまで達しませんでした。

1回目の結果

 06年度の短答式試験は、66点で3点足らず不合格でした。

 すぐさま07目標に切り替え、計算科目を中心に06目標の教材をつぶしていき、秋ごろからリアルタイムで上級講義を受け始めました。年明け頃に、独自の勉強方法を試すため、少しカリキュラムから逸脱した時期もありましたが、2年目はおおむね、正規の時間に受講できました。ただし直前期の応用答練あたりはまた、カリキュラムを無視して自習していました。短答は74点で合格、論文も一括合格を果たすことができました。(2007年8月論文式試験実施)。

 総勉強期間は2年半、コースで言えば2年本科で1発合格したのと同じであるので、それなりに短い期間で合格することができたと自負しています。

【受験生活・勉強法各論】

 他の体験記と重複しない内容にしたいのと、受験期間中に考えていたことはブログに記しているため、時系列に従って書くことはせず、ピンポイントで

  • 「やったほうがよいこと」
  • 「やらないほうがよいこと」

 を列挙していこうと思います。言うまでもなく、主観的な内容ですので、取捨選択は自己責任の下に行って頂きたいと思います。

「やったほうがよいこと」

(1)規則正しい生活★★★

 自分は12時又は1時就寝、7時起床の生活をしていました。毎日規則正しい生活をするのは、合格のための絶対条件です。

 これができない人は合格する気がないとみなされても仕方ありません。

 日によって寝る時間が違ったり起きる時間が違うと、どうしても無駄な時間が出てきたり、能率に影響します。学生さんのように日常的に予定が発生する場合は仕方ないですが、無職専念の場合は最低限、就寝時間と起床時間は設定し、かつ絶対にそれを守る必要があります。

 このあたり、後述の一人暮らしと関連してきますが、やはり一人暮らしだと誰も起こしてくれる人がいません。

家族のプレッシャーをいい方向に生かす

 私は実家にいて、もしいつもの時間に私が家を出ないと、親が不審に思います。

 なので多少眠かったりしても、きちんと定時に家を出ます。たかが勉強とはいえど、やはり上級期や直前期はかなり体力を消耗し、頭も相当疲れてきますので、朝起きにくい状況というのも普通にあります。

 そんな時、今日はいいや、と思って二度寝してしてまう人と、とりあえず家を出て電車や予備校で少し寝る人とで、ずいぶん差が出てきます。

 とはいえ、人間は弱い生き物ですから、自分ひとりの力でその大変さを乗り越えるのはきついかもしれません。

 なのでやはり、誰も自分を監視してくれない一人暮らしより、家族と同居して家族の視線にさらされながら生活した方が、自分を律する上で非常に有利になります。

(2)いろんな勉強法を試す★★★


 まず、効率的な勉強法とそうでない勉強法があることを自覚しましょう。

 その上で、

(1)効率的か否かはそう簡単には判断できない、

(2)自分に合う勉強法と合わない勉強法がある、

(3)勉強の進捗度によって、勉強法は変わっていく、

ということを認識しましょう。

 要は、適切な勉強法を見つけ出す・選び出すのは非常に難しいことです。

 だから定期的に自分の勉強法を見直して、また書籍や合格体験記を見て、自分が試していない勉強法を試すという努力が大事になります。

 一番危険なのは、食わず嫌いでまったく新しい情報を取り入れないことです。

 例えば私の場合、(これは勉強法ではないのですが)テキストや答練をばらしてファイリングするという方法を、長い間無視していました。

 しかし2年目の短答前に、短答答練をばらして内容別にファイリングしたところ、眼から鱗が落ちるくらい、すごく勉強の能率が高まりました。

 こういうのって、長期受験者っぽく思われそうでなかなかやりたくなかったのですが、効果的なものはどんどん取り入れるべきだと思い知らされました。要は、一度試してみるのが大事で、合わなければ2度とやらなきゃいいわけです。

 せっかくなので、ここではちょっと変わった勉強法を紹介します。

I音声学習法

方法:

論述や暗記事項をワードで文書化→音声化ソフトで音声データに変換→ポータブル・プレイヤーに転送して、電車の中などで聞く

効果:計算科目との相性が最高です。

例えば簿記の場合、

(1)暗記事項(ex.キャッシュフロー計算書のそれぞれ区分の中身、繰延資産の内容など)、

(2)解き方(ex.本支店会計の一連の処理、特商のそれぞれの取引の意味と処理の仕方など)

などのインプット情報があります。

 こういうものを、それこそ入門期のテキストから最後のヘッジとかストック・オプションなどに至るまで、すべて文書化・音声データ化しました。

 簿記の問題が解けない時、理由はいろいろありますが、例えば暗記すべきことを覚えてない場合があります。

 繰延資産の償却年数とか。

 そういうのは、こまめに音声データを聞くことで、すぐ覚えてしまうので、問題で躓くことがなくなります。

 また解き方を忘れることもよくあります。

 本支店や連結みたいな構造問題は特にそうで、一度仕組みを理解しても、しばらくするとまた忘れていることがあります。そこで解き方や考え方を文書化し、それを定期的に聞きなおすことで、やはり構造を十分に理解して覚えてしまうことが可能になります。

 このようにインプット情報を頭の中に定着させておくと、それが原因で問題が解けないということがなくなるので、勉強の効率が飛躍的にアップします。加えて、

(3)ミスノートの内容、もデータ化しておく

と、やはり何度も同じミスをすることがなくなります。

また単純な暗記事項は別ですが、解き方やミスノートの場合、まず文書化することが非常に頭を使うことでもあったりするので、そこで理解が深まり、またそれを定期的に耳から確認して頭に定着させる、ということが可能になります。

 私のブログで、1月か2月くらいに新しい勉強法云々の話をしていますが、それがこの勉強法です。考え付いた当初は、なんて画期的な勉強法かと思いました。実際に試してみて、まあそこまで決定的な勉強法ではないが、確かに効果的であったと思いました。今回の合格に寄与したことは間違いありません。

 ちなみに理論科目との相性はあまりよくないと思います。長い文章だと、耳から聞いていても頭に入ってこないからです。なので簿記・管理・租税法・経営のファイナンス論などに適用するのがよいと思います。

IIマインドマップ

方法:マインドマップの本を参照してください。いろいろと制約事項があるので、もし試される方は、きちんと本を買って正しいマインドマップを作成した方がよいと思います。

参考書籍:私が参考にしたのは、以下の2冊です。
  『ザ・マインドマップ』 トニー・ブザン/バリー・ブザン著 ダイヤモンド社
  『頭がよくなる本』 トニー・ブザン著 東京図書

効果:理論科目との相性が最高です。


理論科目は大量に覚えることがありますが、そこで大事なのは、暗記術は整理術だということです。

 理解すれば覚えやすいというのもそう、内容をノートにまとめると覚えやすいというのもそう、要は時間をかけてきちんと整理することで、かなり暗記が楽になるということ。逆に言うときちんと整理しないで無理やり雑多な内容を覚えようとすると、覚えるのも時間がかかるし、記憶の保持も難しいということです。

 そういう意味では、マインドマップはもっとも効果的に暗記対象を整理し、かつ効果的に視覚化することで、目から覚えていく手法です。

 作成に時間がかかりますが、時間をかけた分、記憶に残りやすくなります。

 直前期にはどの科目もとにかく回転させることが大事になりますが、マインドマップがあればわずかな時間でかなり細かい内容まで記憶をよみがえらせることができます。私自身が作成したマインドマップも紹介しておきますので、興味のある方は試してみてください。

mindmap_full.jpg

mindmap_percial.jpg

IIIミスノート

 変わった勉強法ではありませんが、絶対にやるべき勉強法ということで、あえて書きました。

 どこまで勉強が進んだ段階でミスノートを付け始めるか、というタイミングの問題はありますが、少なくとも本試験までに主要な問題集・アクセスについてはミスノートを作るようにしましょう。

 これをやるのとやらないので、合否がわかれます。本試験は別に大勝する必要はないですが、致命的なミスをするとそれで落とされる可能性があります。それを強調しておきたくて、あえて書きました。絶対作ってください。

エニクスさんのミスノート(エクセルファイル)

missnote_enikusu.xls

(3)適度な運動★★

 運動は大事です。頭ばっかり使っていると、食欲がなくなります。かつ体と精神のバランスが崩れてきますので、精神的に不安定になったり、能率に影響します。

 私は夜に近所を走っていました。1回あたり20分くらいで、冬場でも軽く汗をかく程度です。頻度は時期によって異なりますが、一番走っていた時期は週に3回くらい、逆に2年目の上級期後半は余裕がなく、数ヶ月走れない日々が続きました。単に寒かったってのもありますが。

 走った日の夕飯はとてもおいしいです。翌日も昼くらいまで、食欲が持続しています。また睡眠が深くなったせいか、目覚めもよいです。たくさん食べられると、その分、たくさん勉強できます。予備校に長くいることも非常に大事ではありますが、夜8時前なのにやる気が減退してしまった日などは、思い切って帰り、ジョギングしてみるのもいいと思います。

(4)自己催眠★★

 私自身、精神世界とか霊能力とか(?)などには全然興味がありません。ただ一方で、自分の能力を十分に発揮できるか否かというのは、また別の話かなと思っています。

 スポーツの世界ではイメージトレーニングとか、潜在意識に働きかける行為というのは当然に行われているようですし。

 私の場合、『ダメな自分を救う本』(石井裕之著・祥伝社刊)がきっかけでした。

そこに潜在意識の力についての記述があり、もともと合格のためなら何でもやってやろうという意識でいたので、潜在意識を味方につけるような取り組みを始めました。具体的には、勉強法で紹介した音声学習法を使い、たとえば次のような文章を毎日聞きました。

  • あらゆる物事がよい方向に進んでいる。
  • すべてがうまくいこうとしている。
  • いつの間にか問題が解けるようになっている。
  • 全答連で2桁の順位をとってしまった。
  • 合格を目の前にしてすごく気分がいい。
  • どうやっても合格してしまう。
  • 合格レベルをとっくに超えてしまった。

 正直、気持ち悪いと思われても仕方ないです。ただ、不思議なことに、「全答練で2桁の順位をとってしまった」という自己暗示を聞き始めてしばらくしてから全答練の2回目があったのですが、現実に1つだけ2桁の順位をとることができたのです(ちなみに経営の第1問でした)。

 全答練1回目では、最高でも400番台とかで、ほとんどが1000番台~2000番台(大問ごとの順位です)で、総合では1916位/3594人だったにも関わらずです。これにはびっくりしてしまい、がぜん、潜在意識の力を信じるようになりました。そしてあらためて、本試験を見据えて自己暗示の文章を考えました。それが以下のものです。

  • どんな問題でも、自分の知識で答えることができる。
  • いつでも自分の力を最大限に発揮できる。
  • この建物の中で、一番の実力者は自分だ。
  • 本番ではすさまじいほどの集中力を発揮する。
  • 何が起きても関係なく、余裕で受かる。
  • 本試験の問題が、ものすごく簡単に思える。
  • 8月末で、長かった受験勉強は終わり。
  • 会計士試験、合格しました。
  • 会計士試験、余裕で合格でした。

 こういうのを、毎日聞かされていたら、やっぱりその気になります。実際、当日は実力を十分に発揮できたと思うし、結果的に合格できたわけです。これが逆に、例えば「今年は無理かな」とか、「どうせ難関試験には自分は受からないんだ」なんて頭のどこかで思っていたら、やっぱり当日のパフォーマンスは変わってくると思います。そういう意味で、特に悲観的な考え方をする方、また長く勉強していて試験に不安を抱いている方などは、まず自分の意識から変えてみるというのも、大事なことかもしれません。

「やらないほうがよいこと」

(1)一人暮らし・自宅学習★★★

 一人暮らしと自宅学習は全然別のことですが、要は誰も自分を見ていない環境で勉強するのは避けた方が無難ということです。

 一人暮らしの場合、昼くらいに起きても誰も何も言いません。本当は予備校に行かなければならない日に家にいても、誰も注意しません。

 大学のひとつ上の先輩で、学生の頃から受験している方がいますが、彼は一人暮らしをしています。たまに話を聞くと、寝坊して全答練を受け損ねたとか、信じられないことを言っていました。

 昼くらいに起きる夜型の生活をしていたようで、頻繁に講義や答練を受け損ねていたようでした。当然、学習の成果は伸び悩んでいたと思います。彼は短免であったにも関らず、今年も落ちてしまいました。

 一方で、予備校までの通学時間を考えると、自宅で勉強するのもありかな、と思う心情も理解できます。私自身は通学に往復2時間半くらいかけていました。単純に時間がもったいないというのと、電車に乗っている時間を有効に活用できない場合に、非常にイライラします。なので自宅学習を考えたりもしました。

 結論としては、自宅学習は非効率的です。自宅にはパソコンやテレビ、ベッドや漫画があり、気を抜くとすぐ休憩してしまいます

 忘れてはならないのは、「勉強」はきつい ということです。

 きつくない勉強はそもそも効用の薄い「作業」であり、勉強ではありません。

 きつい「勉強」をするためには、容易に動きの取れない予備校の自習室を使うべきであり、すぐに休めてしまう自宅では「勉強」は進みません。自宅学習をしたいと思っている時点で、きつい「勉強」から逃げてようとしていることを自覚しましょう。

 もちろん予備校に通う場合は時間を食いますし、電車の中ではなかなか集中して勉強もできません。また通学で疲れてしまう場合もあると思います。

 私は大体、10時ごろ予備校に着いてましたが、日によっては勉強を開始して30分くらいで眠くなって寝てしまうこともありました。

 しかしその場合であっても、目を覚ましてから夜の9時すぎまでは集中して勉強できました。

 つまり、通学時間や肉体的な疲労を補って余りあるほどの、勉強の成果が得られるということです。

 予備校で集中して勉強した場合の勉強量と、自宅でだらだら勉強した場合の勉強量では、たった1日でも大いに差がつきます。それが1年分積み重なると、それは当然に合否を分ける要素となります。

 会計士試験は質の高い勉強を長時間続けなければなりません。予備校に通い、長時間予備校に滞在するというのは、合格のための必須条件だと私は思っています。

(2)息抜き・友達とご飯・イベント参加★★

 よく週に1日は休むべきだと言われます。確かにそのとおりで、休むべきというか、週7日も勉強できないので、必然的に休まざるをえないと思います。

 ただしこれが2日になり、3日になると危険です。

 前述の通り、合格のためには質の高い勉強を長時間続ける必要があります。

 これは忘却作用とも関連しますが、要は忘れる分と身につける分の差が、正味の学習の成果なので、休んでる日が多いといつまでも学習の成果が積みあがっていかないということです。

 この点、無職専念は有利です。なかなか平日は友達に会うことができませんので、勉強に集中できます。

 ただ週末に友達と遊んでばっかりだと危険だと思います。休んだらリフレッシュされると言いますが、その効果がどの程度かは本人もよくわからないと思います。

 休んだ後に本当に効率が向上しているかというと、微妙だと思いますので。なので基本的に、試験勉強中はできるだけ友達とは連絡をとらないのが適切だと思います。

 1年間に会う友達の延べ人数は、30人程度を目標にするといいと思います(1ヶ月に2~3人程度)。また、予備校でも友達は作らない方がよいと思います。

 毎日、一緒にお昼を食べたりすると、それだけで予備校にいる間の貴重な時間が失われます。

 基本的に「つらい」勉強をしていると、たまたま友達と会った時にせっかくだからと、長々立ち話をしてしまうと思います。

 それは実は、予備校で友達を作らない、という方策によって回避できることです。私自身は、本当に試験に合格したかったので、予備校では一人も知り合いを作りませんでした。

 するとお昼もわずか10分、15分くらいで済ませて勉強に戻れます。これは正解だったと思います。こういう意見は少数派でしょうが、できるかぎりストイックにやった方が合格可能性は高まります。当たり前のことですが。

【最後に】

会計士試験に受かるために大事なものはいくつかあると思いますが、序列をつけると以下の通りだと考えます。

(1)環境・生活習慣
(2)意識の強さ
(3)勉強法
(4)当日のパフォーマンス
(5)体力

こんなとこでしょうか。

ポイントは(1)の環境・生活習慣です。

 理想は実家で衣食住の世話をしてもらい、毎日長時間、予備校に行く生活を支えてもらえる環境がベストです。同時に親と同居していれば、自分の勉強態度が監視されている気分になるので、なかなか成績が伸びなかったり勉強が進まなくて辛くても、予備校に通い続けざるをえなくなります。

 私の勝手な考えですが、人間はほんと弱いので、いくら会計士になりたいと思ってても、受からなくちゃまずいと思ってても、それでも怠けてしまうことがあると思います

 そういう意味では、外部の環境によって自分を律してもらえるのであれば、それはどんどん利用すべきというか、そういう環境を自ら選択することが、合格可能性を高めることになると思っています。

 これは(2)の意識の強さとも関係していて、やっぱり社会人を経験してから退職した人の方が、社会復帰にかける意識の高さというのは高いでしょうし、一方で在学中の方とか、学生からずるずる受験が長引いた人なんかは、やはり若干意識が足りない場合があるように見受けられます。

 でもそれって個人の資質の問題ではなくて、私自身もたぶん在学中から勉強してたら、合格まで長い時間を要したと思いますし、受験生活の過ごし方も全然違っていたと思います。

 そういう風に、外部環境が意識にも影響すること、それが合格可能性にも大きく影響することを心に留めておいた方がよい気がします。

 そしてさらに言えば、例えば大学4年生で、来年受かる自信がなければ、いったん就職して、それでもやっぱり会計士になりたければもう一度退職して挑戦したってよいと思うのです。

 その方が案外、迂回したようで近道を行くことになるのかも知れないと。あるいは一人暮らししている人は、思い切って実家に戻ってみるとか。とかく、勉強法とか、きちんと講義を受けたか否かとか、そういうこまごましたことに注意がいきがちですが、大きく合格可能性に影響するのは、一見して所与のものとして受け取られがちな、「生活環境」であったり「試験に参入までの経緯」であったりするのかな、と。そのあたり、もう一度見直してみるのもいいかも知れません。

(2)意識の強さ

 さて、一度会計士試験を目指すと決めたら、あとは気の遠くなるような時間を費やして、膨大な量の勉強を淡々とこなしていくだけです。

 本当に受かりたいのなら、他の人が享受しているすべての楽しみを諦めましょう。

 友達とは連絡を絶ち、彼氏彼女なんてもってのほか、テレビも週末にちょろっと見る程度にし、一日の大部分の時間を勉強に費やしましょう。

 あんまり合格体験記では、そういうことを書く人はいませんが、私は自分が凡人であると認識しており、凡人が試験に受かるためにはその程度の努力はしないと無理だと思っているで、あえて書きます。また無職専念の辛さを、勉強へのモチベーションにしましょう。

 平日に私服でリュックを背負って電車に乗ることに屈辱を感じましょう。

 カフェで店員から白い目で見られながら勉強しましょう。

 牛丼、マック、コンビニ弁当といった貧しい食生活に涙を流しましょう。毎日、砂を噛む思いで過ごしましょう。そういう辛さが、合格可能性を高めていきます。

 逆に何も感じなくなったら終わりだと思いますので(学生さんは別にかまわないんですけどね)。辛い勉強生活をまるごと受け入れて、それに耐えた先に新しい生活、新しい自分が待っていると信じて、とにかくがんばってください。

 これから合格を目指す方、とにかく必死でがんばってください。いまがんばらなかったら、一生がんばる機会はないし、がんばれません。がんばってください。落ちていいことなんてありません。

できるだけ短期で受かってください。がんばってください(←くどい)。

健闘をお祈りしています。

エニクス

体験記執筆者が直接質問に答えます(至2008年11月)。この体験記へ質問は下のコメント欄からどうぞ。
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コメント(3)

とおりすがり :

なんかあんたかっちょいいね!
合格おめでとう!

受験生 :

学習方法等非常に参考になりました。
ありがとうございました。

そこで音声学習法について質問があるのですが、
音声化ソフトで音声データに変換する際、どの音声化ソフト
を使われていたのでしょうか?
インターネットで調べましたが、無料で使える音声化ソフトを
みつけることができなかったので教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします

エニクス :

こんにちは。日々勉強お疲れ様です。

さて、ご質問いただいた音声化ソフトの件ですが、私が使っていたものは「楽speechs」というものです。この単語で検索していただくか、以下のURLをご参照ください。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se306183.html

勉強、大変だとは思いますが、努力は必ず報われる試験ですので、ぜひとも頑張ってください。それでは!

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このブログ記事について

このページは、spokが2008年3月15日 08:03に書いたブログ記事です。

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