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l'Agenda pour le Succes-公認会計士試験合格への課題

2009/08/21(金) 2009年論文式試験

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2009/08/20 24:16 未分類rouge
皆様のご健闘をお祈りいたします。

# 。。。 『いつも、ブログ楽しく拝見させていただいてます。 申し訳ありませんが、2008年論文式試験の成績開示につきまして、よろしければ、各...』 (2009/10/15 18:24)

2008/12/31(水) (合格体験記)成績開示

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/11/06 22:10 2008合格体験記rouge
1 はじめに

 成績開示請求について、少しずつ書いて、なんとか実況完了しました。手続進行にしたがって随時更新してきたので、文章が少し変になっていますが、ご容赦ください。
 成績開示について触れたブログをいくつか参考にしています。

2 手続の概要-開示請求と開示の実施は別の手続です。
 必要な文書は、「公認会計士試験受験者管理ファイル」(http://gkjh.e-gov.go.jp/servlet/Ksearch?CLASSNAME=KJNMSTDETAIL&seqNo=0000002327&fromKJNMSTLIST=true)です。①「開示請求」と②「開示の実施」という2段階の手続が必要になる点に注意が必要です。
 それから、平成18年以降に受験したのであれば、試験結果(合格・不合格・科目合格)にかかわりなく請求でき、不合格者・科目合格者に送付される成績通知よりも詳細な情報が入手できます。
【注意:請求する際には、18年、19年、20年の区別をする必要があります。複数年分を請求する際には、それぞれ手数料がかかります。http://blog.livedoor.jp/rikutosimasima/archives/51548065.html 俄然がんばぬさん、ありがとうございました。】

 行うべき手続としては、「保有個人情報開示請求書」の様式(http://www.fsa.go.jp/cpaaob/sonota/joho/kojin/youshiki/y01.pdf)を公認会計士・監査審査会のHPよりプリントアウトし、必要事項を記入した後、必要な添付資料を添えて郵送又は直接持参します。収入印紙が300円分(開示請求手数料)必要です。複数年分請求する場合には、600円または900円分必要です。開示の実施には別途郵送料(写しの送付を希望する場合)が必要になります。
 郵送の場合、本人確認手続のために住民票の写し及び運転免許証等の写しが必要です。持参の場合は、運転免許証などが必要です。なお、提出後、すぐその場で開示(閲覧)ということは出来ません。

 公認会計士・監査審査会が、「請求書」を受領後、30日以内に開示決定を行い、開示請求者に通知を行います。その後、請求者は当該開示結果に基づき、開示文書の閲覧・写しの送付等を選択し、公認会計士・監査審査会へ返信、開示の実施となります。(該当する開示文書があれば、受験結果に関係ありません。)

 一応、私が直接問い合わせた結果に基づいて書きましたが、内容について疑問のある方は、直接、電話で照会していただけるようお願いいたします(直通 03-5251-7295、03-5251-7284)。

《公認会計士・監査審査会の窓口》
 所在地 〒100-8905 東京都千代田区霞が関3-2-1 中央合同庁舎第7号館2階
 電話番号 03-3506-6000(代表)内線:2440
 利用時間 平日(9:30~12:00、13:00~17:30)
*受付時間は、午前・午後とも終了時間の30分前です。

*郵送で開示請求をしたい人は、運転免許証のコピーと住民票(または外国人登録証)を用意しておきましょう。あと、年度の特定(平成20年)を忘れずに!

3 成績開示請求の経過
 (1) 開示請求-年度の特定を忘れた!
 11月19日(水)に、請求書等を投函いたしました。
 実は、その後、年度の特定の件で審査会事務局の方から電話がありました。ということは、無事に審査会事務局で受理されたと言うことです。30日以内に、通知があるはずです。(審査会事務局の方の対応はとても丁寧でした。)
 12月13日(土)に、開示決定の通知が到着していたようです(配達記録郵便)。とりあえず、開示請求の投函から、開示決定の通知の到着まで、所要日数として24日かかるということがわかりました。

 実家まで開示決定書類を取りに帰りました。送られてきた封筒の中には、3枚の紙が入っていました。ちなみに、宛名は手書きでした。
 1枚目は、説明事項についてです。内容は、
①「開示の実施の方法等」(通知を受け取った日から30日以内に開示の実施の申し出を行ってくださいということです。)、
②「不開示部分に係る不服申立て等」(不服がある場合の、金融庁長官に対する審査請求と、国を被告とする処分取消しの訴えについてです)、
③「開示の実施について」(事務所での開示の場合には、通知書が必要であるということと、写しの送付を希望する場合には、送付費用を郵便切手で支払うことが必要ということです。)、
④「本件連絡先」(開示の実施方法や不服申し立てについて不明な点があった場合の連絡先)
についてです。
 2枚目は、「保有個人情報の開示をする旨の決定について(通知)」です。内容は、
①「開示する保有個人情報(全部開示・部分開示)」(公認会計士試験受験者管理ファイル-平成20年)、
②「不開示をした部分とその理由」(無)、
③「開示する保有個人情報の利用目的」、
④「開示の実施の方法等」(開示の実施の方法等、事務所における開示を実施することができる日時・場所、写しの送付を希望する場合の準備日数-2日、送付に要する費用見込み額-80円)です。時間は平日の9時30分から12時00分と13時00分から17時30分です。
 3枚目は、「保有個人情報の開示の実施方法申出書」です。こちらは、日付や、氏名・住所または居所を記入し、求める開示の実施方法を選択し、開示の実施を希望する日や写しの送付の有無・同封する郵便切手の額(80円)を記載して、提出するものです。すでに、保有個人情報開示決定通知書の番号と日付は印刷されてあります。

 (2) 開示の実施-二度目の住民票送付があるぞ!
 上記3枚目の「保有個人情報の開示の実施方法申出書」に必要事項を記入して、12月17日に投函しました。写しの送付を希望しました。いつになったら結果がくるのだろうかと待っていたところ、またもや、不備が発覚しました。

 実は、12月24日、電話がかかってきました。住所変更・改姓等のような事情があった場合には、住民票の写しを再び送付しなければならないとの連絡を受けました。というわけで、もうまもなく、成績が送付されることになると思います。

 合格発表後に、住所変更・結婚などをされた方は、開示の実施に当たって、再び住民票を送付する必要があることを付言しておきます。免許証の記載事項の変更をコピーして送っただけでは不可とのことです。

 (3) 成績表到着-詳細な情報でビックリ!
 12月31日に到着しました。11月20日に請求して、12月18日に到着するという人もいるようです。

 封筒の中には、A4の紙が1枚、A3の紙が2枚入っていました。
 A4の紙は成績表です。受験番号、受験者名と、論文式試験の成績表が書かれてありました。成績表には、科目別と総合に分けて、得点率(0.05刻み)と合格者の得点率順位が書かれてありました。順位は、旧2次試験合格者も含めての合格者中の順位です。なお、科目別の順位には、科目免除者は含まれていませんが、本年度の科目合格者は含まれているようです。

 A3の紙は、保有個人情報をA3の紙にプリントアウトしたもの2枚です。上記の「公認会計士試験受験者管理ファイル」の項目とほぼ同様ですが、より詳細に記録されていました。出願当時・受験当時の情報ではなく、現在の情報に置き換えられています。なんと、「旧姓」「改姓年月」も記録されていました。
 A3の紙1枚目は、受験願書に関する情報のほかにも、旧2次試験の合格履歴、短答免除や論文科目免除の申請情報、証明書情報といった項目が並んでおり、短答から受験した私はきれいに何も書かれていません。そして、下のほうに、短答式試験情報として科目別の出欠フラグと科目別と総合の得点が書かれていました。
 A3の紙2枚目は、最上部に短答の得点比率と合否判定、合格通知番号が記載されています。次に、論文式試験情報として試験会場番号と教室番号、科目出欠フラグ、科目別素点、科目別調整後得点、総合得点、総合得点比率、総合合否判定、合格証書番号、科目別合否判定、科目合格通知番号、科目得点率ランクが記載されています。

 なお、素点は、民法と企業法については、「0.5」刻みで、他の科目は整数で記載されています。科目別調整後得点は、原則として「0.1」刻みのようですが、企業法・租税法・民法は「0.05」刻みです。総合得点は、小数点以下1位まで、得点比率は、小数点以下2位まで記載されています。
 科目得点率ランク(abcdefgh)は、成績通知と同じですが、順位ランクは合格者についてはHランクとされています。

 (4) 手続についての感想-
 正直なところ、手続に意外と時間がかかると思いました。もちろん、私自身の身上にもいろいろと変動があったことも原因だとは思いますが。合格発表直後の請求で年内ギリギリの開示ですから、もしかすると、合格発表前に請求したほうがいいのかもしれません。

 しかし、私自身の手続の不備にもかかわらず、金融庁の方々から、電話で説明をしていただきましたし、とても丁寧な応対でした。よく考えると、開示請求の費用300円は、開示結果送付の配達記録郵便に使われてしまっているので、ほとんど利益はないはずです。この場で申し上げるのも恐縮ですが、大変感謝しております。

 なお、以下のように、非常に詳細で参考になる情報が記載されています。論文受験者であれば、いったん予想した上で開示請求し、予想と実際を比較・分析してみることをおすすめします。
 複数年受験された方は、600円または900円を支払って請求されることをお勧めします。私の結果を見ていただければわかるとおり、科目合格しているからといって、必ずしも大問ごとに良い答案がかけているとは限りませんし、科目合格していない会計学・租税法でも、大問ごとで意外と良い答案が書けていることもあります。 

4 私の成績について
 (1) 合格発表前の予想
 監査d、租税c、会計d、企業b、民法b

・監査(第1問:43×0.5、第2問:49×0.5)→46(監査d)
・租税(第1問:58×0.4、第2問:45×0.6)→50(租税c)
・管理(第1問:52×0.5、第2問:50×0.5)→51(会計d)
・財務(第3問:40×0.6、第4問:55×0.7、第5問:48×0.7)→48
・企業(第1問:59×0.5、第2問:53×0.5)→56(企業b)
・民法(第1問:56×0.5、第2問:60×0.5)→58(民法b)

 素点予想
・監査(第1問:3割×0.5、第2問:4割×0.5)
・租税(第1問:8割×0.4、第2問:4割×0.6)
・管理(第1問:4割×0.5、第2問:4割×0.5)
・財務(第3問:4割×0.6、第4問:7割×0.7、第5問:5割×0.7)
・企業(第1問:7割×0.5、第2問:6割×0.5)
・民法(第1問:6割×0.5、第2問:6割×0.5)

 (2) 実際の結果
 監査e、租税c、会計c、企業b、民法b、総合H(得点率52;3100番台/約3600人中)

・監査(第1問:38×0.5、第2問:48×0.5)→43(監査e;3600番台/約3600人中)
・租税(第1問:61×0.4、第2問:45×0.6)→51(租税c;3200番台/約3600人中)
・管理(第1問:47×0.5、第2問:50×0.5)→52(会計c;2400番台/約3000人中)
・財務(第3問:43×0.6、第4問:62×0.7、第5問:52×0.7)
・企業(第1問:55×0.5、第2問:62×0.5)→58(企業b;700番台/約3000人中)
・民法(第1問:57×0.5、第2問:54×0.5)→56(民法b;100番内)

 素点結果→素点合計5割弱(合格者の70%弱が素点5割弱です。)
・監査(第1問:2割×0.5、第2問:5割×0.5)
・租税(第1問:8割×0.4、第2問:3割×0.6)
・管理(第1問:3割×0.5、第2問:4割×0.5)
・財務(第3問:3割×0.6、第4問:6割×0.7、第5問:2割×0.7)
・企業(第1問:5割×0.5、第2問:7割×0.5)
・民法(第1問:8割×0.5、第2問:6割×0.5)

(注) 実際の成績表においては、素点及び調整後得点は、その問題ごとの満点によって記載されています。たとえば、60点満点の問題で満点を取れば素点60点と記載され、平均点を取れば調整後30点と記載されることになります。私自身の予想と対比するために上記のような記載方法にしました。

 (3) 予想成績と実際成績を対比した上での感想
 ア 得点率ランク予想はおおむね一致?
 得点率ランクの予想は、租税、企業法、民法については完全に一致しました。監査については、出来が悪いという方向性は一致しましたが予想以上に悪かったです。さすがに短答で選抜された受験生の中での争いなので、答練とはワケが違います。他方で、会計学については、4問(財務)の調整後得点がとても良く、他の不出来を取り返したようなかたちになりました。5問(財務)の素点が非常に悪かった点についても、相対評価で浮き上がったことも会計学がcになったことの要因です。
 なお、企業法と民法については科目合格相当の得点率を獲得できたものの、aランク獲得には至りませんでした。直前に勉強したことが出題されなかったというのも理由かもしれませんが、やはり、普段の答練を一度も受験せずに短答後の勉強だけでaランクを獲得できるほど甘くはないということかもしれません。もちろん、短答にどうしても合格したかったので、短答後に民法を始めるのはやむをえないことでした。

 イ 素点は結構きびしい?
 今回、素点を見て、かなり厳しく採点されているように感じました。特に、監査1問、会計5問(財務)については2割程度、会計3問(財務)、会計1問(管理)、租税2問(計算)については3割程度しか素点をいただけませんでした。
 素点の場合、採点した試験委員が厳しかったりする場合があるのでなんとも言えませんが、いわゆる「書き賃」や「ごまかし」は通用しないことがわかりました。特に、基準ベースの問題や公開模試・答練で出題された問題については調整後でも他の受験生に大きく差をつけられてしまいます。私の場合は、特に監査1問と財務3問についていえることです。
 ただ、素点が悪くても、難問だった場合には、相対的に浮き上がる場合があります。私の場合は、会計5問(財務)についていえることです。素点では2割程度ですが、受験生の平均よりは明らかに上回っています。すなわち、受験生の6割以上が、素点で2割も取れていないことになるのです。感触が悪くても決してあきらめてはならないということがいえます。

 ウ 法律科目の採点は甘い?
 他方で、法律科目の採点は、かなり甘いと思いました。私の場合、租税1問(理論)、民法1問では、8割の素点を頂いています。TAC全答練・大原公開模試の法律科目では大問ごとでも8割の素点を獲得するのは至難の業です。私は、TAC全答練の企業法で大問別8割素点を獲得したことがありますが、そのときは大問で約10位でした。

 ただ、民法1問については、素点が8割であるにもかかわらず、調整後ではa相当の点数をいただけませんでした。ということは、素点が8割を超える受験生が結構存在するということです。もともと得意な人が多いのか、模擬試験終了後にペースアップする人が多いのかどちらかでしょう。
 なお、私は、民法1問については、事案を取り違えて余事記載(背信的悪意者の記載)をしたり、その結果としてスペースと時間が足りなくなって、きちんと論証すべき論点(時効完成前後に登場した第三者)について、ほとんど理由らしい理由を書けなくなるという失敗をしていますが、余事記載については減点はされなかったのでしょう。関係のない論点を突如として大展開するのは良くないと思いますが、迷ったら、根拠を示して適度に書くほうがいいと思いました。
 あと、時間がない極限状態で思いついたことでも、最低限の条文の指摘と結論を示すことができれば、ほどほどの点数がつくのだろうと思いました。

 それから、企業法2問は、素点が7割であるにもかかわらず、調整後では好成績だったようです。私自身、利益相反取引がそれほど得意ではないうえ、直前には別の論点の問題(取締役の対第三者責任)を見直していたため、ここまでの成績が取れるとは予想していませんでした。
 これについては、適切な場合分けをしたこと(取締役会非設置会社の手続にも触れたこと)、及び、大原の論文総まとめテキストや講義の内容についての記憶を消して、問題文に正面に答えたことが要因だと思います。ほかでも述べたことですが、場合分けに失敗すれば、丸ごと配点を失ってしまいます。また、予備校の予想問題と本試験の問題は、一言一句同じ場合ならともかく、別の問題です。予想問題に引きずられると、関係のないことを突如として書いてしまったり、必要なことを落としてしまう可能性があります。そのあたりが原因で相対的に浮き上がったのだと思いました。

 (4) 成績表から得た教訓-予想通り賢くなかった人だからこそのアドバイス
 私の成績表は、全体の状況や成績表の記載内容を推測するのにとても便利な結果になりました。そこから全体の状況を推測してみて、特に重要なことは「会計学と租税法が合否を分ける」ということです。
 もちろん、例年、会計学と租税法については、極端に科目合格者が少なく、会計学と租税法について科目合格相当の得点率を獲得できる人は、総合でも合格してしまうということでデータ上明らかでしたが、今回の結果でそれを特に強く確信しました。

 私は、会計学は得点率52で合格者中上位8割、租税法は得点率51で合格者中上位9割なのですが、ということはおそらく、合格者で得点率50を下回る人はほとんどいないと思われます。
 また、過年度に成績開示請求(監a租a会c企d統dで合格)をした方のブログによると、企業法が偏差値50で合格者中上位9割程度です。
 制度上、得点率40がアシきりなのですが、主観的には、会計学と租税法に関しては企業法などよりも合格との相関関係が高く、得点率50でアシきりになるくらいのつもりで勉強するほうがいいのかもしれません。
 もちろん、計算ができる人はそれはそれでいいのかもしれませんが、計算ができなくても、素点で2割しか取れなくても、理論と相対評価で取り返すことができました。

 あと、得意科目があると、失敗科目を一気に取り返すことができるかもしれません。私は、監査の大失敗を、他の科目で少しずつ取り返していったかたちになりました。しかし、得点率65以上の科目があれば、得点率40を一気に取り返しても、まだまだお釣りがきます。なお、会計学は平均以下をとる合格者はほとんどいないものの、高得点率を獲得することは困難なようです。

 それはともかく、平成18年以降の過年度分(合格・不合格・科目合格問わず)も含め、科目別(得点及び順位)・大問別(素点と調整後得点)の開示結果が集積して、cpa-lab再現答案企画がより充実したものになることを祈ります。

 他のブログにはないくらい詳細に書いたつもりですし、ありがちな手続上の失敗についてもあえて書きました。結果如何にかかわらず、手続をして結果報告される方が増えることを願います。

2008/12/10(水) (合格体験記)はじめに

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/12/31 23:21 2008合格体験記rouge
第一 はじめに
 1 合格体験記の位置づけ
 私は、cpa-lab奨学生として、月間予定、週間報告、毎日の報告を続けてきました。そして、ブログで報告する以前の学習についても、記事にしてまとめてありますので、時期別の勉強についてはブログを参照していただければと思います。後出しではない、活きたままの合格体験記です。
 こちらでは、各時期ごとの注意点やアドバイス、合格した今になって気づいたことを書かせていただきたいと思います。科目別の勉強法については、頑張るべき時期のところに書きました。入門の前には、管理会計と簿記を、入門期には租税を、短答では財務と企業法を、論文では民法・企業法・租税法について書きました。監査論については、私には語る資格はありません。

 2 私の特徴と、この合格体験記の内容の向き・不向き
 なお、私は、①TACと大原を両方経験している、②短答に1度不合格になっている、③選択科目にこだわりがある、④地方受験である、という特徴があります。
 この合格体験記の内容は、予備校が推奨する方法論からはかなり外れたものです。すべての受験生に役立つものとは思えません。
 まず、もともと予備校で順調に結果を出している成績優秀者には適さないと思います。予備校で順調に成績を残している人は、変わったことをせず多数派のメリットを享受したほうが安心できると思います。
 他方で、勉強の絶対量が足りていない人にも適さないと思います。勉強の絶対量が足りていないなら、足りるように勉強すべきであり、成績優秀者以上の勉強量をこなすのは当然です。方法論を追求すべきではありません。
 結局、優秀者以上に勉強しているのだけれども、予備校でなかなか成績の伸びない人や、論文一発合格を目指す人に頑張っていただきたくて書いたつもりです。
 特に、強く言いたいのは、「他人と同じことをやっていては、差を縮めることはできない。」ということです。

 3 ちょっとした注意点と事実 
 なお、ちょっとした注意ですが、私がやったような方法(地方受験・選択科目)をとる場合には、合格するまでは周囲に公言しない方がいいと思います。間違いなく少数派ですので、周囲の受験生・合格者では適切なアドバイスができず、公言するメリットはありません。むしろ不適切な干渉を受けて気分を害されるおそれすらあります。そのような妨害行為のせいで勉強に支障が出てしまっては意味がありません。

 実務補習所に入所した公認会計士試験合格者を対象にする「公認会計士試験アンケート」によると、試験会場の環境が不公平だと感じている人が毎年かなりいるようです(JICPAニュースレター、2008年4月など)。平成13年から平成19年まで毎年多数いるようです。おそらく、不合格者だったら、もっと不公平を感じているはずです。
 しかし、不公平を感じるのであれば、よりよい環境を求めて試験会場をきちんと選ぶべきですし、よく考えて選択科目を選ぶべきです。
 そして、金融庁がそのような不公平を是正するつもりがあるのなら、金融庁は全受験生の環境の公平を担保するために試験会場を東京だけにするはずです。選択科目や免除制度を設けることなく、全員一律条件で受験させるように制度が改善されたはずです。

 私の出身大学は、会計士試験の合格者がそれほど多くないので、会計士試験において、受験生が試験会場や選択科目にこだわるのが普通のことなのかはよくわかりません。
 しかし、司法試験の合格者が多く、かつ合格率も高いため、司法試験合格者にきいてみると、みなさんかなり全国の試験会場をさまよっておられました。超上位合格された方や、在学中一発合格された方も、試験会場をさまよって、結果を出されたようです。

 私にとって数少ない会計士試験合格者の先輩(司法試験も一発合格しています)も、試験会場にこだわって合格したそうで、地方会場だと一人にひとつの机が与えられることを教えていただきました。

2008/12/09(火) (合格体験記)入門期

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/12/31 23:22 2008合格体験記rouge
第二 入門期
 1 入門の前に-予習の必要性
 まっさらなままで受講をはじめるのだけは、やめた方がいいと思います。せめて、最低でも簿記2級合格、できれば簿記1級まで独学して、どのようなことをこれから学習するのかをわかった上で、受講をはじめた方がいいと思います。理由は、簿記2級までを独学できるかどうかで、適性を判断できるからです。もし、まっさらなままで受講をはじめて、いきなり落ちこぼれてしまったら、本当に取り返しがつきません。
 なお、この段階での独学で、工業簿記・原価計算を1級レベルにまで仕上げてしまえば、入門期や短答の管理会計に大きく役立ちます。また、商業簿記・会計学についても、独学でマスター可能な部分と独学不可能な部分を区別して、独学不可能な部分を重点的に講義で学習するという戦略を立てることが可能になります。
 私自身は、日商1級の段階では工業簿記・原価計算ととても相性が良く、最初の受験からいきなりダブル満点で、商業簿記・会計学が不十分なまま日商1級・全経上級に合格してしまいました。その結果、工業簿記・原価計算については自信を持てたものの、退職給付や減損などが苦手になり、その後の公認会計士試験において財務会計に苦手意識をもつことになりました。やはり、1級合格そのものを目標にするのではなく、勉強自体はきちんとやっておいた方がいいと思います。必ずしも簿記検定対策の講座を受講する必要があるとは思えませんが、後の公認会計士試験の勉強に役立つような形で勉強したほうがいいと思います。
 なお、独学である程度予習をした場合であっても、入門Ⅰ(初学者向けの授業)から受講した方がいいと思います。1.5年本科を基礎マスターⅠから受講するのと、1年本科を入門Ⅰから受講するのだったら、1年本科を入門Ⅰから受講した方がいいと思います。

 2 予備校選び-雰囲気が大切
 TACか大原であれば、どちらであってもいいと思います。あえて違いを言うなら、大原は「学校」、TACは「予備校」という雰囲気です。すなわち、大原であれば、先生が受講生の顔と名前を覚え、学習のみならず精神面・生活面の指導までします。それどころか、黒板を消したり、掃除をしたり、レジュメを配布するのも先生です。これに対し、TACであれば、講師は基本的に授業をするだけです。授業以外の仕事である、レジュメ配りや黒板消しは運営受験生がやっています。「学校」のような雰囲気がいいのか、「予備校」のようなドライな雰囲気がいいのか、各自の好み次第です。どちらも多くの受講生・多くの合格者に支持されており、優秀な講師・スタッフが合議の上でコンテンツを作成しているので、決定的な差はありません。差があるとすれば、受講料でしょうか。しかし、TACであれば、株主優待券(ヤフオクで買う)を利用して10%割引を利用するという手もありますし、大原では通学定期を利用して、交通費を大幅に安くするという手が使えることもありますので、それぞれの事情に合わせて考えてみてください。

 受講期間について、以前は、TACは入門期が短く(1.5年本科、1年本科がメイン)、大原は入門期が長い(2年コースがメイン)という違いがありました。私も、入門期が短いことを理由にTACを選択しました。しかし、大原もコマ数を減らしたりして、1年コースを作っていますので、決定的な違いではなくなりました。
 個人的な感想としては、入門の期間が2年に設定されているのは長すぎるような気がします。2年コースの優秀者は、1年目で税理士簿財を受験したり、過年度の答練問題を入手して、先に先に進んでいます。しかし、自力で過年度答練問題を解けるのであればわざわざ2年もかける必要はないと思います。その一方で、比較的のんびりしている人もかなりいるように見えました。結局、2年という期間設定をうまく利用している人はそれほど多くないような気がします。

 なお、マイナー予備校を選ぶのは、たとえそれらの予備校のコンテンツが優れていたとしても、それ以上にリスクが高すぎると思います。
 理由は、TAC・大原とそれ以外とでは、あまりにもシェアの違いが大きすぎるからです。マイナー予備校では学習しなかったが、TACや大原で学習したことが出題された場合、大きな失点になります。また、同じように学習済みの論点であったとしても、当局が、TACや大原のテキストの内容に近いことを模範解答として用意していた場合は、マイナー予備校は致命的な差をつけられることになります。もちろん、逆のこともありえますが、そのような時は、全体としてのレベルが下がるので、TACや大原で学んだことが不利になることはありません。TAC・大原で学習しなかったから他の受験生もできるはずがないと開き直ることすらできます。
 しかも、論文直前期には「全答練」「公開模試」を受験することになるとは思いますが、通常、「全答練」はTAC生が、「公開模試」は大原の受講生が良い成績を取ることができるようにできているため、本試験前に精神衛生上非常に悪い経験をするからです。もちろん、気にならない人はいいのですが。

 そのようにして、多くの受験生はTACか大原をベースに受講するのですが、完全にどちらかに心中するのはあまり賢いやり方とは思えません。ひとつくらい、他方の予備校の安い単価講座を受講しておくべきです。たとえば、大原生であれば、TACのReViewや短答答練を、TAC生であれば、大原の論文総まとめ講義とか短答答練を受講しておけば、所属校の自習室が少なくなったときや、自習環境が悪くなったときにたすかります。
 また、無料ガイダンスや、無料講演会も積極的に利用すべきでしょう。たとえば、TACであれば、成瀬先生などが無料のガイダンスをされていますし、大原やLECは後述のような、元試験委員の講演会を開催しています。試験後も、TACはかなりクオリティの高い就職サポートをしてくれます。どこに所属していたとか関係なく、利用すべきでしょう。

 3 点数を意識せよ
 入門期は、絶対に点数・順位を意識して勉強しましょう。ミニテストや実力テストのたぐいだったら、満点を取るか、とれなければクラス1番をとるつもりで臨むべきです。
 理由は、入門期は1度しかなく、やり直しがきかないからです。また、入門のクラスには、基本的に過年度受講生や実力者はいないはずなので、条件は同じですし、意地悪なヒッカケ問題も出題されません。やったらやっただけの結果がでるようになっています。
 あと、入門期をうまく過ごせば、講師にも「優秀者として」名前を覚えてもらえたりして、質問・相談に行きやすくなります。一発合格者予備軍なのですから、大切にしてもらえます。また、入門のときの成績がよいと他の受験生からいろいろと質問されることになりますが、質問に答えることによって自分の理解も深まったりします。

 その結果、現実的な問題として、入門期の成績がその後も引き継がれるようです。実際に、私が大原の入門生用「真夏の猛特訓」を受講した際に、5人ほど成績優秀者として表彰されていましたが、そのうちの4人は、後々の答練でも成績優秀者の常連でした。もちろん、公開模試でも優秀者となって、論文試験にも合格しました。
 もちろん、全員が「入門の優等生」になれるとは限りません。しかし、「入門の優等生」になれなかった人が、「入門の優等生」と同じことをしていては差がつくばかりです。「入門の優等生」以上に勉強することは当然のことですが、「入門の優等生」も真剣に勉強しています。
 そこで、「入門の優等生」以上に勉強することを前提として、差を縮めるための戦略が必要になってくるのです。特に、経営・統計を捨てて民法を選択し、生み出した時間を簿記・管理・租税に回したり、短答対策に充てるという戦略はひとつの選択肢として有効だと思います。

 4 租税法
 短答科目にないということでおろそかにされがちなのが租税法です。私自身、学習開始時から、どうしても短答に合格したいという意識が先走るあまり、租税法にあまり時間をかけませんでしたが、あとになってから非常に後悔しました。
 租税法は、とても点差がつく科目だと思いますし、入門の時期をうまく過ごしている人は租税法もきちんと勉強しています。租税法は、どのようなことがあっても、重視して欲しいと思います。他の受験生がやらないからこそ、差がつく科目だと思います。
 私は、成績開示の結果、租税法はcでしたが、理論で上位の答案を書けたことが原因ですので、租税法の計算が非常に悪いです。もし、もう一年受験をしなければならないとしたら、大原の入門生用の講義からやり直していたでしょう。

2008/12/08(月) (合格体験記)短答対策

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/12/31 23:22 2008合格体験記rouge
第三 短答対策
 1 目標は「短答合格」ではない-上位合格を目指す
 受験生として、短答に合格できなければどうしようもないことは、私自身、一番よくわかっています。
 しかし、あえて言いたいのが、「合格を目指さない」ということです。つまり、「論文合格に必要十分な短答合格レベル」を目指すべきです。たとえば、私の場合、得点率80%以上、順位で言えば上位5%程度で、財務を中心に得点を稼ぎ、正誤の判断ができるのみならず、理由付けを簡単に一言で説明できるようになることを心がけていました。
 短答の上位合格にこだわるのは、理由があります。
 第一に、短答の合格発表までの1ヶ月あまりを、ボーダーラインを気にせずに、論文対策に集中するためです(5月短答の場合)。もし、短答の点数が70%前後を下回っていたら、ボーダーラインや予備校同士で正解が割れた問題のことが気になって、勉強に集中できないと思います。
 第二に、短答の知識が論文に生きることがあるからです。短答に合格すれば、ライバルは短答免除者ですが、短答免除者との差別化を図るためには、短答の時期にしかできない勉強をきちんとしておくべきです。実際に、短答模試の上位者(上位2%以内)は、ほとんどすべて論文にも合格しています。
 第三に、租税や民法のような、論文にしかない科目の勉強時間を確保するためです。もし、短答をギリギリ通過できるような実力しかなければ、短答後にも短答科目をレベルアップさせなければなりませんが、そのようなことをしていれば、租税や民法に十分時間をかけることができなくなってしまいます。
 なお、マークシートは、正確に読んでもらえるとは限りません。私は、自己採点の結果383点/500点だと思っていましたが、成績開示の結果376点/500点でした。財務会計の7点問題で一つマークを読み取ってもらえなかったものがあったようです。もし、合否を分けるような点数だったら、大変なことになっていました。

 2 短答特化しないこと-短答の知識を論文に活かす
 短答の成績が下がりはじめたとき、気持ちが焦って、短答に特化したくなる気持ちはわかります。そして、特に大原の場合、講師が短答特化を勧めるような発言をすることから、心が揺れるのはよくわかります。
 しかし、いかなる事情があったとしても、以下のような理由から、短答特化はすべきではないと思います。
 第一に、短答特化のために、論文の答練を受けないことにすれば、短答の知識が、短答のためにしか役立たないものになってしまいます。論文の答練を受けるからこそ、短答の知識の論文での使い方を意識できるようになります。そして、短答免除者や短答合格が確実な受験生が、論文合格のために勉強を進めているわけですから、短答合格が危ないからと言って短答特化してしまえば、確実に大きな差がついてしまいます。
 第二に、論文の勉強が短答に役立つことがあるからです。実際に、肢別チェックや短答の答練だけでは、なかなか身につかなかった知識でも、論文答練を受けたり、論文答練の解説を受けたりすることによって理解が進み、知識として定着することもあります。
 第三に、特に入門生の場合であれば、短答特化することによって、租税法などをおろそかにしてしまえば、次年度以降、実力が不完全であるにもかかわらず、上級の講義を受講しなければならないことになり、とりかえしがつかないことになってしまいます。
 おそらく、短答に関しては、「費用対効果の高い企業法」と「差がつく財務会計」で確実に得点できれば、それほど心配する必要はないと思います。

 3 科目別対策
 (1) 短答企業法-費用対効果が最も良い
 短答企業法は、「最も短答対策が必要な科目」と巷では言われています。しかし、私はそのようには思いません。むしろ、「最も短答対策の必要がない科目」だと思っています。
 理由は、肢別チェックや問題をいくらやってもきりがないですし、条文も長くて括弧書きがあったりして非常に読みにくいからです。
 それくらいなら、論文の対策でおおざっぱに趣旨や本質を理解して、自分なりの趣旨や本質から推測してどれくらい解けるのかを試してみて、できなければ自分なりの理解を修正するなり、丸暗記するなりして対応すればいいように思います。
 私自身は、短答前に論文企業法の勉強をほとんどしていなかったのですが、論文の勉強をしているときに、論文の勉強こそ、短答に役立つということを思いつきました。
 短答の答練の問題は、選択肢が5つになるようにできています。個人的には、学習の便宜のために、選択肢が7・8個ものや、場合には10個を超えるものも出題するなど柔軟な対応をすべきだと思いますが、おそらくそういうことはしてくれないでしょう。そして、どの分野の論点も、4つや5つの選択肢で内容が網羅できるようにはなっていないので、短答の問題ばかり解いていれば、知識にアナができてしまいます。肢別チェックや類似のテキストは、短答答練の問題をバラバラにしただけなのでアナを埋めることができません。結局は、論文の対策やテキストから得た理解が必要になってきます。
 たしか、阿部太朗先生の短答レジュメには「論文の勉強が不十分な者には効果がない」という注意書きが書かれていたと思いますが、その通りだと思います。

 (2) 短答財務会計-最も差がつく科目
 私が、1年目の短答で失敗した原因が、財務会計です。特に、ストックオプションや退職給付、減損会計など、新基準に関する論点が計算も理論もことごとく苦手で、弱点補強をする間もなく本試験を迎えてしまったという感じでした。当時は、財務会計が免除になる税理士簿財合格者がとてもうらやましかったです。
 しかし、あるとき、発想を転換しました。財務は難しいのではなく、差がつく科目だというように認識を改めました。そして、財務を克服しない限り、短答は合格しないというように考えることにしました。
 おそらく、試験委員はストックオプションや退職給付、減損会計などの新基準について、勉強をしてきた人と勉強をしていない人とで差をつけたいはずです。そうだとすれば、これらの論点については、知っていれば簡単に解ける問題が出るだろうし、まさか、複雑なヒッカケを出題して、差がつかないようにするはずがないでしょう。
 一見して「いやだ」と思いたくなるのは、みんな同じだと思います。しかし、みんなが「いやだ」と思うからこそ、逆に差がつくのだと思います。

 なお、財務会計が苦手になる原因は、①新基準に関する論点が苦手、②複雑な計算が苦手、の2つがあります。
 まず、②の「複雑な計算が苦手」という点については、そもそも、解かせないように複雑な問題を出題しているのですから、問題が悪いのです。従って、「悪い問題である」と「早く」判断して、残りの解ける問題に時間をかけるようにすべきです。もちろん、正答率が高いのに勝手に「悪い問題」としてしまったら反省すべきです。また、解けない問題に時間をかけすぎたときも反省すべきです。
 これに対して、①の「新基準が苦手」という点についてですが、知っているか知らないかで差がつく部分ですから、絶対に克服すべきです。そして、一つの論点をマスターするだけで、計算の問題と理論の問題が解けるようになるわけですから、一石二鳥です。しかも、財務は1問の配点が7点ですから、計算と理論で14点を確保することができます。財務の勉強をしているとき、ひとつひとつの知識に比重が重いということを意識していれば、自然に集中力も上がると思います。

 (3) 管理会計・監査論-マークシートの取り違えに注意
 管理会計は、①過去問(平成7年から)に出題された原価計算基準と、②予備校の答練で出題された理論部分、③日商1級レベルの計算ができればいいと思います。あまりにも複雑な計算問題や意味のわからない問題は「悪問」だと見切りをつけ、「短時間で」捨てることが重要だと思います。もちろん、「悪問」かどうかの判断は、正答率に基づいた客観的なデータと一致している必要があります。
 監査論は、①監査基準等や意見書、委員会報告書の内容を把握し、②予備校の答練で出題された問題を、肢ごとに理由をつけて正誤を判断できればいいと思います。あと、短答固有の出題範囲については、短答で出題されることがわかっているので、絶対に得点すべきだと思います。
 実は、それよりも、最も大事なことは、試験当日にマークシートをきちんと確認することです。監査と管理は同じ時間に行われて、同じマークシートが2枚配布されるわけですから、きっと間違える人はいるでしょう。きちんと確認しなければ、合格発表まで不安になります。ミスノートに書いたミスをしたくらいでは、短答に落ちることはありませんが、2枚のマークシートを間違えてしまえば、採点してもらえません。

 (4) 問題を速く解く
 科目別の対策とはあまり関係のないことですが、私は、問題を速く解くことを意識いていました。もちろん、むやみにスピードを上げるのではなく、速く正確に解くことが必要です。
 受験生に与えられた時間は平等です。しかし、他人よりも量をこなしたいと思った場合、単に勉強時間を長くすればいいというものではありません。本気で勉強している人であれば、勉強時間にも限度があります。長く勉強すれば、それだけ集中力も低下してしまいます。
 もし、問題を解くのが他人よりも速ければ、同じ時間で、より多くの問題を解くことができます。それによって、集中力を低下させずに、多くの勉強量をこなすことができます。別に特殊な能力が必要ではありません。単に、意識するだけです。

 なお、私は、企業法であれば、20問を7~8分で解いて、常に85%以上の正解率でした。監査論は、もう少し長く、10分以上はかけていました。

2008/12/07(日) (合格体験記)論文対策

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/12/31 23:20 2008合格体験記rouge
第四 論文対策
 1 短答受験者と短答免除者の差-現実の厳しさ
 TAC全答練は、短答受験者・短答免除者・科目免除者といった属性ごとに成績分布を発表します。みごとに、短答受験者<短答免除者<科目免除者という序列になっています。
 確かに、TAC全答練2回目は、短答合格発表の直後にあり、短答受験者にはかなり厳しい日程になってしまっているためだともいえそうですが、実際の本試験の合格率も、この序列になってしまっています。これは、厳然たる現実です。監査法人で多くの合格者と知り合うことになりましたが、科目免除者・短答免除者は想像以上に多いです。
 しかし、現実だからと言って、一発合格しなくていいわけがありません。現実を受け止めた上で、一発合格することを考えなければならないのです。
 私は、そのような現実を知っていたため、論文全答練で成績を取ること自体はあきらめました。もちろん、良い成績をとれればベストですが、短答免除者と短答受験者では条件が違いすぎるので、無理な目標になってしまうからです。
 そのような事情から、論文全答練で成績を取ることは目標にせず、短答の模擬試験で論文合格に必要十分な成績を取ることを目標にしました。そのうえで、全答練・公開模試の成績が関係ないと言い切れるだけの勉強をすればいいのだと思います。
 ここでも言いたいことは、短答受験者は、短答免除者に対して非常に大きな差をつけられているため、普通にやっているだけでは非常に厳しいということです。

 2 私のこだわり
 (1) 早朝のステップ・アクセスにこだわる
 話は変わりますが、私がこだわっていたことの一つとして、「早朝の」ステップがあります。答練を受け続けること自体は、受講生としてお金を払っている以上当然のことなのですが、あえて「早朝」で受け続けました。
 それは、一年を通じての達成感が欲しかったし、達成可能な目標だったからです。やや自己満足なところもありますが、早朝のステップを受験したことで、勉強時間を増やすことが可能になったと思います。

 私の成績開示結果を見る限り、計算科目について早朝ステップの成果は現れませんでした。しかし、早朝に起きるという習慣は、非常に重要になることがあります。たとえば、仕事をしながら他の勉強をしたいという場合、夜では疲れてしまうし、勉強のリズムが不規則になります。したがって、朝早く起きて勉強する必要があります。

 (2) 民法選択-多数派の位置づけに巻き込まれるな!
 民法選択の優位性はブログで紹介済みですが(短期集中学習が可能、試験範囲が客観的、会社法等との関連性、法文参照できて暗記量が少ない、白紙の危険が少ない)、とくにここで強調しておきたいのは、マイナー科目であるがゆえに多数派のなかでの位置づけに巻き込まれなかったと言うことです。
 実際に、公開模試・全答練の成績と本試験の成績はかなり比例しているように思われます。そうなると、経営学を選択していた場合、多数派の中の位置づけが、そのまま本試験に影響してしまいます。短答受験者が全答練・公開模試で苦戦し、論文試験の合格率においても苦戦することは公表データによってはじめからわかっています。
 したがって、短答受験者としては、多数派の位置づけに組み込まれることは可能な限り避ける必要があります。
 この点、民法を選択していた場合、多数派の中での位置づけを引き継ぐのは7分の6で、少なくとも7分の1に関しては逆転の余地があると言うことになります。

 それから、もうひとつ気づいたことですが、民法を選択すれば、運に左右されたり、所属予備校に左右されることがなくなり、結果を謙虚に受け止めることができます。
 他の「賢い人」の成績開示によると、経営学の偏差値が66.1で100番台だったそうですが、前年は経営学が原因で、総合得点率0.1未満の差で落ちています。真剣に勉強しているのであれば、所属予備校のせいで落ちるとか、知っているか知らないのかの差で落ちることはなんとしてでも避けたいと思うのが通常です。

 もともとは、すでに、経営学・統計学を選択して短答も論文もうまくいっている人に対して、無理に民法選択を推奨するつもりはありませんでした。しかし、特に経営学の場合は、どこの予備校で学習していたかどうかで大きく得点が変動し、知っている問題が出れば高得点で二桁順位合格、知らない問題が出ればお手上げで0.1未満の差で落ちるというようなかたちになるので、合否が運に左右されやすくなるようです。
 したがって、やはり、運に左右されず、未知の出題があったとしても大失点を避けることのできる民法を選択することが賢明であると改めて感じました。

 (3) 過去問-試験委員の要求水準と現実の合格水準を知る
 TACも大原も、たくさんの良問を提供してくれます。しかし、これらの問題が良問とは言っても、知識を増やすのに良問というだけです。
 これに対して、過去問は、試験委員が、公認会計士試験(または二次試験)の目的に照らして、作成されています。そして、予備校の問題とは異なり、絶対的な解答は存在しません。限度はありますが、いろいろな解答がありえます。複数の予備校の解答速報や解説を見比べると、本当に面白いです。
 また、試験委員は、間違いなく、過去問を参考にして問題を作っています。過去問に出題されたから今年は出題しないというのもあるかもしれませんし、過去問に出題して、大きく差がついたから再び出題してみようということもありえます。論点こそ違っても、ヒントの与え方が共通していることもあります。
 そして、それを各予備校がいろいろな角度から分析しているのも面白いですが、最も参考になるのが、出題の趣旨(2005年から公表)とcpa-lab再現答案だと思います。出題の趣旨は、出題者が要求する理想の水準であり、再現答案は、合格者の現実の水準です。が、合格者といっても、私の監査論の第1問のように、全受験生の中でも再開に近い答案もあります。また、科目合格に達していなくても、相当上位の評価を受けている大問もあります。
 過去問について出題者が要求する水準・方向性と、現実の水準を知ってしまえば、試験委員のニーズにあった方向性で勉強できることになります。そうなると、予備校の問題だけをやっている優秀者との差を大きく縮め、追い越すことができるかもしれません。

 なお、過去問を本気で解く作業からは、得られるものが大きい反面、結構大変な作業ですし、時間もかかります。特に、計算科目の過去問を解くのは大変な労力がかかります。その観点からは、過去問の量が多い経済学を選択するのは得策とはいえません。おそらく、財務(簿記)と管理(原価計算)の過去問を解くよりもはるかに大きな労力が必要です。他方で、過去問が少ない統計学を選択することも、長期的な過去問分析をすることによって試験委員のニーズを把握することが困難なためよろしくないと思います。

 (4) 白紙を作らない-1点でもおおくもぎ取る
 白紙は、どんなことがあっても0点です。たとえば、過去の本試験で、問題に不備があって、全員に一律加点をすることがあったそうですが、そのような場合でも、白紙の答案には加点がされなかったようです。TACの全答練では、ビッシリ書いても0点になることがありますが、だからといって、本試験でも0点になるとは限りません。点数が来るかどうかは、自分が決めることでも、TAC講師が決めることでもありません。試験委員が決めることです。とはいっても、私の素点結果を見る限り、「書き賃」は期待すべきではありません。
 また、極端に分量の少ない答案も、良くないと思います。出題者は、解答に必要な分量の解答欄を与えているわけですから、「その分量で書きなさい」という指示に反することになります。それに、極端に分量が少ないと、「簡潔」というよりは「何かが足りない」というような予断を与えることになり、あら探しをされる可能性があります。
 私は、余計なことであっても「書かない」よりは「ちょっとだけ書く」ほうがマシだと考えています。だいたい、「書く」か「書かない」かを迷うような場合、正常な判断ができない状況に陥っています。そのようなときに「書かない」と判断したことが誤っていれば、その部分の得点を失います。これに対して、余計なこととはいえ「ちょっとだけ書く」場合、仮にその判断が誤っていたとしても、スペースが狭くなって書くべきことが書きづらくなるだけで、印象は悪くなっても点数を失うことはないと思います。

 (5) 試験委員の話を聞く-出題者の意向と現実を知る
 出題の裏話や、採点の実情を本当に知っているのは、元試験委員しかいません。
 その試験委員の裏話を聞くことのできる講演会を開催してくれる予備校は、大原(無料)とLEC(有料1000円)です。しかも、いずれの講演会も、ライブで参加すれば、元試験委員による講演だけでなく、直截質問することができます。大原の場合、受講生がマイクを持って、元試験委員に質問することもできます。札幌や小倉であれば、双方向のビデオでつながれており、画面を通じて会話をしながら質問をしている人もいました。LECは、紙に書いて質問する形式だったと思います。講演にかかわる内容が好ましいのかもしれませんが、実際にはどのようなことを質問してもかまいません。受講生がよい質問をすれば、元試験委員から重要な情報を聞きだすことができます。そして、その情報は、その受講生本人だけでなく、講演会を開催した予備校にとっても大きなメリットになります。
 大原の場合、7月頃に、プランニングセミナーとセットで翌年目標の受講生を対象に元試験委員の講演会を行うのですが、論文直前の受講生こそ参加すべき内容だと思いました。
 なお、このような講演会は、大原やLECの受講生でなくても、参加することはできますし、参加して、どんどんよい質問をすべきでしょう。

 (6) 基本書主義について
 試験委員の話をきくことと関連して、基本書(試験委員をはじめとする学者の書いた教科書)を使ったほうがいいのかについても考えたことがありましたが、民法・企業法は基本書を使い、それ以外は、持っているだけで結局使いませんでした。
 基本書を使うことには、メリットもデメリットもあります。そのあたりをわきまえて使わないと、単に情報量が増えて、予備校のテキストも基本書も理解できないままになってしまうことになると思います。

 まず、基本書のメリットですが、①一次的な情報であること(予備校テキストは基本書を参考にしているので二次情報です)、②著者の考え方・主張が一貫していて、その一貫した考え方・主張を手がかりに理解できること、③本試験のネタ本になっている可能性があること、です。
 しかし、他方で、①予備校が上手くまとめているので、二次情報である予備校テキストのほうが理解しやすい、②基本書は、考え方・主張を一貫させるため、都合の悪いことは書かれておらず、網羅性に欠けること(受験生に対する配慮より、自説や師匠の説に対する配慮が優先されている。)、③試験委員が多いため、ネタ本を追い掛け回すと無限にやることが増えてしまう、というデメリットがあります。

 このようなメリット・デメリットを考えると、会計学・監査論については、基本書を使うことにはメリットよりもデメリットのほうが多いと思います。予備校がテキスト・レジュメで上手くまとめてくれているので、あまり必要性を感じませんでした。また、基準の文言や結論の背景がベースになっているので、考え方どうこうの問題ではないような気がします。ネタ本を追い掛け回すことについても、非常に多いので自分でやるよりも講師に任せたほうが効率的です。
 しかし、法律科目については、話が違います。法律分野の大学教授は、わかりやすいテキストを書く能力に秀でています。というより、わかりやすいテキストを書けるかどうかで、法科大学院の教育能力を判断されてしまうので、比較的受験生に対する配慮がなされています。また、法科大学院では双方向で授業が行われているため、法律分野の大学教授は、学生のレベル・学生の苦手分野というものをよく知っています。また、特に民法は試験委員が少ないので、ネタ本を追い掛け回してもそれほど負担になりません。企業法の場合も、学者同士の力関係がはっきりしているので、ネタ本を効率的に追い掛け回すことも不可能ではありません。

 ただ、会計学・監査論でも「スタンダードテキスト」という本は、試験委員が共著で書かれているので、持っていても損はないかもしれません。岡本清先生の「原価計算」は、内容はとてもすばらしいのですが、あの分厚さと活字と価格設定は何とかならないのかと思いました。紙質を変えてもっと薄くなるようにして、価格設定を3500円以内に抑えるとか工夫して欲しいです。

 (7) 全答練・公開模試の受け方
 私は、全答練・公開模試できちんとした成績を残すことについてはあきらめていたのですが、受験の仕方については、徹底的にこだわりました。きちんとした成績を残せない以上、復習の仕方や受験の仕方にこだわらなければ、優秀者との差は縮まりません。

 まず、TAC全答練についてです。かなり多くの受験生がTAC全答練を土日ではなく、平日受験するようです。しかし、私は、徹底的に、土日受験にこだわりました。
 理由は、第一に、3日か2日かの違いです。平日受験をすれば、勉強時間が3日とられてしまいます。大原は統一日程で3日受験のみなので、TACでも3日間とられてしまったら、直前期に大きなダメージになってしまいます。しかも、大原生の場合、大原の日程自体が全答練を平日受験することを想定していないので、スケジュールがグチャグチャになります。
 第二に、復習のタイミングの違いです。TACは、平日受験をすれば、試験終了直後に解答解説をもらうことができません。翌週の月曜日まで待たされます。そして、そんなに待ってしまっていては記憶が薄れてしまいます。これに対して、土日受験をすれば、試験終了直後に解答解説をもらうことができ、記憶が新鮮なうちに復習できます。全答練の解説講義は、受験生の出来をふまえたうえでの講義なので、解説講義を聴きながら相対的な位置づけを把握することもできます。
 それから、もう一つのこだわりが、自分の答案をコピーすることです。TAC全答練にもきちんとした解説がありますが、自分の答案を見ながら解説を聞くのと、手元になくただ聞いているのだけでは、大きな違いがあると思います。コピーを持っていれば、それこそ講師に質問に行ったついでに答案を見てもらうことも可能です。自分の答案のコピーを見ながら解説講義を聴けば、かなり正確に相対的な位置づけを把握することができます。

 次に、大原の公開模試についてですが、普段利用している校舎ではなく、あまり行かない校舎で受験することにこだわりました。
 もし、大原の特定の校舎が、受験手続きを代行して、受講生のために連番号を取得しているのであれば、普段利用している校舎で公開模試を受験すべきでしょう。
 しかし、本試験は知らない人と一緒に受験しなければなりません。周囲はいつものメンバーで、大原の当該校舎の講師が試験監督をしているような状況では、本試験のような雰囲気での受験とはいえません。
 したがって、あまり行かない校舎で、知らない人と一緒に公開模試を受験するように心がけていました。

 さらに、全答練・公開模試に共通することですが、解説講義は、DVDレンタルで受講した方が、時間が助かります。どういうわけか、TAC・大原とも、教室放映で休み時間が多すぎます。特に、大原は昼休みが長すぎます。休み時間なし、倍速で聞けば、1.5コマ分は勉強時間を生み出すことができます。ちなみに、TACはDVDブース無料で、大原はDVDレンタルは有料だったと思いますが、お金を払ってでも時間が欲しいと思い、DVDレンタルで倍速視聴しました。

 なお、短答不合格だった場合に第2回論文全答練・公開模試を受験すべきかについて考えてみました。
 確かに、翌年の一発合格者が公開模試や全答練を受験していないことを考えれば、短答不合格者が公開模試や全答案練習を受けることは必須ではないともいえそうです。実際に、大原のデータによるとほとんど受けてなさそうです。
 しかし、短答不合格者の強みを活かす点からは受けるべきだと思います。理由は、論文受験生の母集団のなかでの位置付けがわかる数少ない機会だからです。論文試験が迫っていない分、いろいろと試すことができます。たとえば、企業法か監査論だけをひたすら勉強して、どこまでの成績が残せるのかも試すことができますし、特定の科目をまったく勉強せずに受験すれば、ヤマが外れた状態での自分の位置づけもわかります。
 また、特に全答練の場合は、その年の問題は本試験で出題からはずされることが多いですが、十分な根拠を持って予想されているので翌年には的中する可能性があります。資料をもらうだけよりも実際に解いたほうが印象に残るのは明らかです。
 そういうわけで、翌年の一発合格者が受験していないからこそ、短答不合格者は第2回全答練・公開模試は受験したほうがいいと思います。

 (8) 上級の罠
 私は、1年目がTACで2年目が大原でしたが、ひとつ大きな誤算がありました。それは、「上級」の講座選択です。
 TACの場合、「上級」といっても、入門・基礎マスターから上がってきたばかりの人が半分以上いるため、夏上級・秋上級に関しては、きちんと丁寧に講義が行われます。いわば、「わかっていない人」が前提の講義になっています。
 これに対して、大原は、入門生は最後まで入門生用の講義を受講することになり、受験経験者が「上級」の講義を受講することになっています。したがって、入門生用の講義をきちんとマスターしていることが前提になっており、きちんと網羅的に講義が行われていないような感じがしました。いわば、「わかっている人」が前提の講義です。
 これは、TACから大原に変えようと思っている人に対する注意だけでなく、大原の入門生も注意すべき点です。つまり、大原の入門生は、入門生としてのカリキュラムからドロップアウトしてしまえば、不完全な実力(わかっていない人)のまま、翌年以降は上級生としての不完全なカリキュラム(わかっている人を前提としたカリキュラム)を永遠に受講させられることになってしまいます。

 3 科目別戦略
 (1) 企業法・民法・租税理論-民法の方法論を応用する
 企業法は、答案構成の骨格を覚えることが重要だと思います。中身は二の次です。中身が多少まずくても「減点」ですみますが、骨格ができていなければ、配点のある部分について「減点」どころか「零点」になってしまいます。特に、適切な場合分けを要する問題では要注意です。
 民法は、事案を把握して当事者の法律関係を分析し、条文に当てはめ、条文で解決できなかったら論点で論証(反対説、しかし批判、そもそも趣旨、従って自説。)を行い、問題文の指示に従って常識的な解決をするだけだと思います。そして、その事案解決の流れが、答案構成の骨格になります。
 そして、この民法のやりかたは、租税法の事例問題にも応用できます(課税庁の見解、しかし批判、そもそも趣旨、従って納税者側の見解。)。もちろん、課税庁が有利な見解になっても、判例の結論に賛成しても反対してもどっちでもいいと思います。
 なお、企業法で事例問題が出題された場合にも同じように応用できます。試験委員は、事例を出せば差がつくと言うことに気づき始めたようなので、民法のようなノリで企業法の答案を書かなければならないことになるかもしれません。

 (2) 会計学、監査論―短答で頑張る。
 このあたりの科目について、私には語る資格はありません。短答で可能な限り貯金をして、余力でいきましょう。せっかく配布される法令基準集と、問題文をフルに活用しましょう。
 しかし、あまりにも法令基準集に頼りすぎるのも禁物です。意見書の内容や結論の背景、監査基準など、見なくても書くべきものについては、書けないとかなり低い評価になってしまいます。
 あと、私は結果的には会計学でc評価を獲得できたのですが、会計学でc評価以上をとれるとかなり有利だと思います。ここからは推測でしかないのですが、①会計学がc、または②複数科目合格であれば、他にアシきり科目がない限りほぼ合格するような気がします。

 なお、個人的な感想としては、インターンで行われるようなグループワークのケーススタディがとても勉強になると思いますが、リクルートの一環や内定承諾者対象として行われているため、残念なことに短答免除者しか参加できません。
 私自身は、短答に合格していない人にも、こういうケーススタディへの参加を認めるべきだと思うので、いろいろなところで、「短答に合格していない人にも参加を認めるべきだ」ということを強く主張しています。

 (3) ミスを気にしない
 これも、科目別の対策とは関係ありませんが、私は、ミスノートを作ったりはしませんでした。ミスノートを作ってそのつど反省したとしても、新たなミスをしてしまうため、結局ミスを防ぐことはできないからです。また、ミスノートが増えすぎると、どれが大事なミスなのかよくわからなくなり、かえって注意力が散漫になってしまいます。
 そもそも、なぜケアレスミスをしてはいけないのでしょうか? それは、ケアレスミスをすることによって、合格ラインを割り込むことがあるからなのです。そうだとすれば、ケアレスミスを防ぐという不可能なことに挑戦することよりも、ミスをしても合格ラインを割り込まない実力をつけることのほうが、実行可能であるし、よほど有意義だと思います。
 そして、ミスをしてもいいんだというように気楽に構えていれば、結局のところは安心することができるため、ミスが減るように思います。

 ただ、絶対にしてはならないミスはもちろんあります。それは、「受験番号に関するもの」と「答案用紙の取り違えに関するもの」です。受験番号に関しては、書かなければ0点です。また、答案用紙に関しては、ほとんどの科目ではありえないことだと思いますが、民法の場合は、同じような答案用紙が4枚なので、きちんと確認しなければミスしてしまいます。企業法についても、小問数が同じ場合は、取り違えの危険は十分にあります。この2つのミスに関しては、最大の注意を払ってください。

 4 重要な注意点
 私は、短答に関しては、上位合格することを常に意識していたのですが、論文に関しては上位合格をあまり意識してきませんでした。実際、当時の学習記録を見返しても、論文の上位合格を意識した記述は見当たりません。
 もちろん、短答前であれば、短答合格に必死だったこともあって、論文の上位合格を考える余裕がなかったせいかもしれませんが、短答後も、監査法人の説明会で短答免除者のお話をきいていたためか、短答合格だけで就職できて、仕事をしながら合格して、実務補習所の短縮制度を利用すれば、修了試験・公認会計士登録のタイミングは遅れないと考えていました。

 しかし、当時の私のような考え方は、絶対にしないでください。
 第一に、2009年以降、短答免除だけで本当に就職できるかどうかはわからないからです。TACキャリアサポートセンターによると、短答免除による就職(合格を条件としない内定)は、全答練超上位者に対するオマケのようなものらしいです。
 第二に、仮に就職できたとしても、補習所は2年目に通うことになりますが、2年目の監査業務の質・量を考えると、補習所の1年目と両立できるかどうかがわからないからです。おそらく、補習所の1年目と監査法人の1年目の業務との両立は考慮されているとは思いますが、監査法人の2年目との両立には配慮されていないと思います。
 第三に、試験にケアレスミスやド忘れはつきものだからです。前述の「ミスを気にしない」というのも、ミスをカバーできるだけの実力があることが大前提です。また、私の監査論のド忘れも、それさえなければ、総合得点率は54ほどになり、1500位~2000位で合格できたことになります。あのド忘れで1000人~1700人に抜かれてしまったことになるわけですから、本当に恐ろしいというしかありません。
 たまたま運よく、ド忘れで1000人以上に抜かれても生き残ることができましたが、私の最も反省しなければならない点を挙げるとすれば、当時の甘い考え方だと思います。

2008/12/06(土) (合格体験記)その他

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/12/31 22:14 2008合格体験記rouge
第五 その他
 1 不特定多数人とのコミュニケーション
 (1) ネット上の情報収集・情報提供
 正直なところ、インターネットは、毒にも薬にもなります。実際、私は、幸運なことにブログを書く機会を与えられ、月、週、日ごとに計画を立て、学習報告を行うことによりモチベーションを高めてきました。そして、他の受験生ブログを見て、励みにして勉強を続けてきたこともあります。
 しかし、必要以上のコミュニケーションは、かえって勉強の妨げになると思いました。特に、掲示板については要注意です。あまりにも当然のことですが、ネットで情報を提供したところで、ほとんどの場合、何のメリットもありません。また、ネットでしか収集できない情報で、しかも、真偽が保証できないような無責任な情報で、合否の差がつくとはとても思えません。
 また、双方向的なコミュニケーションでも同じことです。質問をしてみたところで、普通は相手が何者かわかりませんし、返事をもらえるかどうかもわからないし、返事をもらえたとしてもその内容が適切なものかどうかもわかりません。また、こちらの発言を相手方がどのようにうけとめるのかもわからないし、そんなどうでもいいようなことを気にしていたらキリがありませんし、勉強に支障が出ます。
 さらに、ネットに四六時中張り付いている人がいるのも問題です。普通の受験生であれば、ネットを見る時間は限られているとは思いますが、午前3時や午後4時に、含蓄のある文章を書き込めるような人にはちょっとかないません。
 もちろん、自己責任と言えば自己責任ですが、過剰なコミュニケーションには注意すべきでしょう。

 (2) ヤフーオークション
 ヤフーオークションも、過年度の中古品や販売されていないもの、特に過年度の解答速報や全答練・公開模試を入手するのにとても役立ちました。また、いらなくなった過年度テキストを処分するのにもとても役立ちました。捨てたり、ブックオフに持っていくくらいなら、ヤフーオークションで売ったほうが双方の利益になります。TACの株主優待券もヤフーオークションを使えばちょうどよい値段で入手することができます。
 しかし、ここでも問題があります。それは、不特定多数人と取引しなければならず、しかも、相手方が必ずしも通常の受験生であるとは限らないということです。ほとんどの場合は、正常に取引が進みますが、ごくまれなこととはいえ、厄介な相手に落札されたら最悪です。実際にあったことですが、表紙カバーの「裏」に少し埃がついていただけで本気でクレームをつけてくる人もいたり、中古品と明示してあるにもかかわらずプチプチ梱包つきの新品でないことを理由にクレームをつけてくる人もいます。「普通の受験生でない人」もオークションに参加してしまっているので、いろいろ予期せぬことはつきものです。
 しかも、ヤフー側は、利用規約やガイドラインに反しない限り、落札者・出品者間の取引から生じたトラブルには関与しないという姿勢をとっているので、非常に厄介です。
 結論としては、いろいろ厄介な問題が起こっても、「普通の受験生ではない人」は何の被害もありませんが、こっちは受験勉強を邪魔されるという重大な被害を受けることになります。試験直前期にはヤフーオークションをしないほうが無難だと思います。

 (3) 受験仲間
 もし、公認会計士試験の制度がさらに改善され、TACや大原の受講生の80%以上が一発合格するような試験になったのであれば、周囲の受験生と仲良く、楽しく勉強することこそ、合格への王道だと思います。
 しかし、現状では、まだまだ、多数派が合格するような試験とはいえません。また、受験生の能力やモチベーションもいろいろあります。受験を辞めても生活していける人もいる一方で、合格しなければ人生がない人もいます。そういう状況の違う人が仲間になってしまえば、両者ともに不幸になってしまいます。また、受験仲間を作ってしまうと、いろいろと他の受験生に気を遣わなければなくなり、面倒です。
 また、当然のことですが、受験仲間は、通常は優秀な順に合格して抜けていきます。そうなると、予備校に残っている受験仲間は「負け残り」であり、情報の質が下がっていくことになります。そして、結果的に、周囲の受験仲間からの質の低い情報のせいで、合格できないことになりかねません。
 従って、受験仲間は、原則として必要ないと思います。コミュニケーション能力以上に、試験に合格するための「栄光ある孤立」のほうがよっぽど大切です。

 ただ、例外はあります。優秀な受験生同士や、モチベーションの高い受験生同士であれば、相互に有意義な情報を交換し合って、お互いを高めることができます。また、受験生同士で、学習した内容について話し合ったり、質問したりすれば、質問するほうもされるほうも双方にとって理解が深まるというメリットがあります。
 特に、TACの短い期間の入門生であれば、無職で、退路を断ってしまい、どんなことがあっても合格しなければならない人たちが多いので、モチベーションは非常に高いと思いました。1年目のTACの受験仲間には本当にお世話になりました。

 2 携帯電話
 私は、受験期間中、意識的に携帯電話は持たないようにしていました。
 実は、携帯電話は、意外と時間を喰います。携帯から匿名掲示板に接続してしまうと、本当にあっという間に時間が過ぎてしまいますが、そのほかにも、いろいろとメールが来ます。もちろん、友人からのメールが来ることもあれば、大事なメールが来ることもあります。しかし、たいていのメールの返信は、即座にしなくても、勉強が終わってから、夜に返信しても遅くないものばかりです。受験生としては、勉強することが最優先なのであり、それ以上に優先すべき用事はないはずです。
 他にも、ジャンクメールが携帯に来ることもありますが、いちいち着信に気づいて消去している時間がもったいないです。予備校に持ってこなければ、ジャンクメールに気づくこともないですし、いちいち消す必要もありません。

 3 地方受験について
 私は、たまたま、試験会場に恵まれました。だからといって、むやみに地方受験を勧めることはできません。それは、人それぞれ、最適な環境や必要なものが異なるからです。例えば、ホテルで寝れないような人が、地方受験をすれば最悪の結果になることは明らかです。
 もし、地方受験をしたければ、地方の財務局や、試験会場になったことがある場所に直接問い合わせてみましょう。ネットで様子や周囲の環境を調べてみるのも当然です。また、TACや大原は、地方にも校舎を持っています。受験地のTACや大原に、試験直前の自習室状況や、その他テキストを貸してもらえるのかなど、詳細を問い合わせてみましょう。
 そして、最も重要なことは、自分で実際に現地を訪れて(金・土・日に)、自分にとって最適な環境なのか、必要なもの・店が揃っているのかなど、自分の目で確かめてみてください。「行ったことがある」という程度ではダメです。あるはずの店が急になくなってしまうこともよくありますから。
 私は、ブログでは、「受験案内には住所の近くで受けなさいとかTAC・大原が配布する願書を提出しなさいとは書いていない。」と書きました。しかし、実際に現地を訪れて下見をできないのであれば、地方で受験するのは、非常に危険だと思います。そのあたりを考慮の上、地方受験をしていただきたいと思います。

 なお、願書は財務局ごとに異なります。したがって、地方受験をする場合は、TAC・大原で配布される願書をつかうことはできません。自分で切手を貼った返信用封筒を送って、直接願書を取り寄せることになります。

2008/12/05(金) (合格体験記)特に良かったと思う講義・教材

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/12/31 23:23 2008合格体験記rouge
第六 特に良かったと思う講義・教材
 1 論文過去問・短答過去問
 (1) 各予備校の解答速報(TAC・大原・LEC・クレアール・アクセル)
 各予備校の解答速報を比較して読むと、一つの問題に対してさまざまなアプローチ・解法を比較できてとても勉強になります。それから、特にTACの場合、各科目の講師と司会の久野元靖の座談会が面白いです。LECは、短答の解答の正確性を売りにしています。クレアールは、2006年までは現試験委員の堀江正之教授が監査論の解答速報を作成していました。
 ただし、解答速報の入手方法はヤフーオークションで落札するか、各予備校にお願いしてコピーさせてもらうしか方法はありません。
 (2) TAC・大原の過去問集
 TACは論文と短答について3年分、大原は短答4年分について過去問題集を出版しています。特に、短答については正答率表・得点分布表もあったりしてデータが充実しています。ただ、ホンネを言えば、合格者と不合格者を分けて正答率データを作って欲しいです。そうすれば、差がつく問題と差がつかない問題も明らかになります。
 しかし、いずれの過去問集も収録量が少なすぎます。2005年以前はTACは5年分の過去問集を出版していました。TACで入手できるかどうかは不明ですが、TACで入手できなければamazonのマーケットプレイスで探し、それでも見つからなければ、国立国会図書館でコピーしましょう。

 2 財務(簿記)
 ①TACの上級の問題集
 たったの2冊で、基礎マスターから上級まで取り扱う論点を網羅しています。とても素晴らしい問題集です。私は、すべて仕訳を書いていたので、大原の解説よりもTACの解説のほうが、理解しやすかったです。
 ②TAC市橋先生・池上先生のレジュメ
 テキストの内容について実務指針の条文を挙げて解説したレジュメでした。計算のみならず、理論にも役立ちました。設例は「テキスト参照」ではなく、きちんとレジュメに載せて、テキストいらずにして欲しかったです。
 ③ReView簿記(TAC)
 TACの基礎マスターの総復習講座です。基礎マスターのテキストの内容がコンパクトにまとめられ、しかも、短答の過去問も収録されているため、短答対策にも役立つようになっています。いろいろな講師の講義を聴くこともできて、とてもよかったです。

 3 財務(理論)
 ①論文総まとめテキスト(大原)
 上級答練、応用答練の全問題と、過年度答練の中でも出題可能性の高いものを収録したテキストです。レジュメもとても整理されていて、わかりやすかったです。
 ②新井先生のレジュメ・答練解説(大原)
 考え方の対立する点を、うまく表でまとめたレジュメです。分量も適度で、本当にテキストいらずです。答練の解説も、受講生のレベルに合わせたものでとてもわかりやすかったです。論文総まとめテキストには直対答練が収録されていないので、答練と併用でかなりの部分を網羅できます。
 ③塚本先生の直前期のレジュメ(TAC)
 レギュラー講義のレジュメは、非常に分量が多く、持ち運びが非常に不便でしたが、短答・論文とも直前期については、過去問を分析した、簡潔なレジュメを配布していました。
 ④石井和人先生の非常識合格法問題集
 50問ほどの問題集ですが、キーワードが太字になっており、キーワードを意識して読むことができました。また、石井和人先生の採点経験・指導経験に基づくコメントがとても的確で、どこで差がつくのかもよくわかりました。

 4 管理
 ①藤木先生のレジュメ(TAC)
 計算・理論とも、ファイル一冊に入るように過不足なくうまくまとめられたレジュメです。試験委員の文献や、過去問も収録されています。直前期にはアクセスの理論回答例もついてきます。とてもよいレジュメでした。
 ②日商1級のテキスト(ネットスクール)
 受講前の予習に最適のテキストだと思いました。2級の知識を1級に応用させることを意識して書かれています。

 5 監査
 ①成瀬先生の講義(TAC)
 話がわかりやすいだけでなく、常に実務をイメージした講義でした。たとえ話もとても的確でした。無料公開講義は、是非おすすめです。租税の理論講義も、わかりやすかったです。
 ②南先生のレジュメ(TAC)
 委員会報告書の内容を、各号ごとに原則として1枚のレジュメにまとめています。もちろん、分量の多いモノについては2枚のこともあります。成瀬先生の講義を聴いていても、受付に言えば、南先生のレジュメをコピーさせてもらえます。
 ③論文総まとめテキスト(大原)
 普段のテキストの内容を簡潔にしたものと、上級答練・応用答練の解答例を収録したテキストです。短時間で見直すのにとても役立ちました。
 ④監査基準ハンドブック(LEC)
 TAC・大原でいう「資料集」のことです。内容はTAC・大原と同じですが、サイズが小さい(ポケットコンパスと同じサイズ)ので持ち運びに便利でした。TAC・大原も、資料集のサイズを小さくして欲しいです。

 6 企業法
 ①論文総まとめテキスト(大原)
 講義テキスト附属の問題と解答例、上級答練・応用答練の解答例を収録したテキストです。普通の解答例ですが、講義による補充がとても良かったです。
 ②阿部太朗先生レジュメ・答練解説(TAC)
 答案がとても簡潔です。私は、答案が長くなるタイプなので、阿部太朗先生の答案を目標にしていました。方法論や精神論的な部分についても、ほとんど共感できます。

 7 租税法
 ①論文総まとめテキスト(大原)
 短時間で回せそうな量の計算問題と別表四・別表一を意識した計算のまとめがとても良かったです。理論の論証例も直前に見直すには最適な分量でした。
 ②ポケットコンパス(大原)
 サイズが小さいので、いつも持ち運べて便利でした。しかも、内容はきちんと網羅されており、とても充実しています。
 ③藤木先生のレジュメ(TAC)
 ポケットコンパスのTAC版という雰囲気です。ポケットコンパスに比べると例題が掲載されているぶん、分量が多くなっています。
 ④理論対策テキスト(LEC)
 論文試験に必要な判例について、事案と判旨、必要に応じて若干の解説や論証が掲載されていました。

 8 民法
 ①宮内先生のテキスト(TAC)
 図解も豊富でわかりやすい、レジュメのようなテキストです。財産法学習に必要な親族相続の知識も的確な場所に書かれており、とても良いテキストだと思います。過去問がきちんと掲載されていないのが欠点です(論点名だけでは意味がない)。
 ②事例演習(大原)
 論点以前の条文知識の事例から、答練で出題されたと思われる事例まで収録した問題集です。過去問の解答例も全問収録されています。事例から考える素材としてとても良いテキストだと思います。
 ③論文総まとめテキスト(LEC)
 全論点の簡潔な論証をまとめた非常に薄いテキストです。典型論点だけでなく、最新判例も網羅されています。論証がとても簡潔です。本当に短時間で見直せます。
 ④旧司法試験過去問(昭和38年~平成20年)
 学者・実務家が合議の上で作った最高の良問です。公認会計士試験の試験委員も、もちろん司法試験の問題くらいはチェックしています。公認会計士試験よりも早くから出題の趣旨を公表しており(平成14年から)、事案分析の仕方を学ぶには最高の素材です。

 9 短答対策
 一問一答問題集(LEC)
 大原の肢別チェックを小さくしたものです。ポケットコンパスのサイズです。財務・企業・監査は1000個の肢が収録されています。大原の肢別チェックもポケットコンパスサイズにしてくれるとありがたいのですが。

 10 他の資格試験
 (1) 日商簿記検定・全経簿記検定
 日商2級は、受講前の独学に最適だと思います。
 日商1級も受講前の独学に使えますが、受講後は満点を目指すべきでしょう(現実的には非常に難しいですが。)。全経上級も、日商1級とほぼ同レベルです。なお、日商1級・全経上級合格は、税理士試験の受験資格の一つとされています。

 (2) 税務会計検定
 マイナーですが、法人税・消費税・所得税について実施されますので、公認会計士試験受験生のための検定試験だと思います。内容自体はそれほど難しくなく、入門期の租税法のモチベーションアップに最適だと思います。公式問題集も英光社から販売されています。私は、3科目とも1級合格しています。全国経理学校協会の試験であり、合格証書には、森喜朗(名誉会長)と麻生太郎(会長)の名前が書かれてあります。

 (3) 税理士試験
 簿記論・財務諸表論については、かなりメジャーです。大原は、会計士試験受験生のための簿財講座まで用意しています。しかし、短答の一部免除のために受験するのはあまり意味がないと思います。とても良い問題が出題されていると思います。法人税・消費税・所得税も、問題を解くこと自体はとても勉強になるのですが、難しいです。論文の2週間くらい前に行われるため、日程的に厳しいです。

2008/12/01(月) Bienvenue! -2008年公認会計士試験合格への課題

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2007/12/29 24:55 プロフィールrouge
【まず企業法・民法の勉強から!】(六法はこちら




【月間目標と週間報告】 (毎週日曜日投稿;全38回)
~07年11月 TACでの1年目 短答後の勉強 大原入学後の勉強
12月(4回) 09日16日23日30日
01月(4回) 06日13日20日27日
02月(4回) 03日10日17日24日
03月(5回) 02日09日16日23日30日
04月(4回) 06日13日20日27日
05月(4回) 04日11日18日25日
06月(5回) 01日08日15日22日29日
07月(4回) 06日13日20日27日
08月(4回) 03日10日17日21日

【受験記録】 受験票到着! 短答5月25日、論文8月22日~24日。
2008年短答式 受験記(企業法監査&管理財務その他) 結果報告(6月27日)
2008年論文式 受験記(監査、租税、管理、財務、企業法、民法) 結果報告(11月18日)
















2008/11/21(金) 選択科目・地方受験

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/11/21 19:56 2008合格体験記rouge
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 これは、自己責任と言えば自己責任なのですが、私は、民法を選択したり、地方で受験したりと、通常の受験生とは異なるマイナーな選択をしていたため、相談相手がいませんでした。
 講師の推奨する「正道」をはずれているのですから、講師にも相談することはできませんでした。

 もし、選択科目で迷っておられたり、民法のこと・地方受験のことで質問のある方は、私でよろしければ、可能な限り回答いたします。
 コメントのほうを受け付けることができるようにしました。

 選択科目中、唯一配布される民法の法令基準集の写真をアップしました。当然のことですが、私が、はじめて民法の法令基準集を見たのは論文本試験のときです。「意外と薄い」(164ページ)というのが第一印象でした。
 会社法より若干多い1044条とはいえ、民法の条文はひとつひとつが短いです。そんなわけで、企業法よりは、ずっと薄くなってしまうのです。

# blanc 『地方で受験したというのは、地方に住んでいるからではなく、わざわざ地方に出向いたということなのでしょうか?』 (2008/11/22 15:26)

# 通りすがり 『合格おめでとうございますV 個性的な内容ですね。 大変面白かったです。 』 (2008/11/22 15:52)

# にゃこ 『こんばんは、合格おめでとうございます! 民法についての記事を投稿日に見て、ナルホドと感化され その日のうちに速攻で選択科目変えま...』 (2008/11/22 17:25)

# rouge 『 皆様、コメントありがとうございます。 >>blanc さん  そのとおりです。住所地ではなく、最適の受験環境を求めて、地方に...』 (2008/11/22 21:57)

# blanc 『それでは就職はもしかして東京だったりするのですか? 私個人的には民法と企業法のシナジー効果などないに等しいと思っていますし、感化...』 (2008/11/23 8:33)

# date 『合格開示はどうでしたか?うちはまだ来ません・・・。 他の方でもう受け取っている方もおられるみたいですね。』 (2008/12/17 22:03)

# rouge 『>>date さん  コメントありがとうございます。  手続き進行中ですが、送られてきた実施申立書に記入して投函したので、もう間...』 (2008/12/17 23:35)

# まさ 『本当にこのブログはわかりやすく、有益な情報が凝縮されていますね! いろいろルージュさんには質問したいことがあります… 師匠にな...』 (2009/01/11 12:39)

# りか 『現在、来年目標の会計士講座を受講しています。 私も選択科目は民法です。なので、ブログを見つけた時は嬉しくて隅々まで読みました。一...』 (2009/07/01 6:19)

2008/11/20(木) 合格体験記(暫定版)

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/11/20 24:56 2008合格体験記rouge
 暫定的に、合格体験記を書いてみました。
 基本的な枠組みは合格発表直後に書いてはみたものの、思いつくたびに書き足していきました。
 どこまで書き足していいのかよくわからなかったのですが、ついに次数制限に引っかかってしまいました。

 そこで、合格体験記を分割することにいたしました。

# yongshu 『ご自身、各種書類の取り寄せ等お忙しいと思われる中、これだけの内容の文章を書かれることに頭が下がります。 ちょっと自分には真似(文...』 (2008/11/24 10:56)

# rouge 『>>yongshuさん  コメントありがとうございます。ちょっとレスが遅れてすみませんでした。なんとか、書類の取り寄せ等は、自分...』 (2008/11/26 21:43)

2008/11/18(火) 結果

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/11/18 26:17 2008論文受験記rouge
 合格発表前後のことを今(すでに12月ですが)から振り返ってみます。

 前日の夜は、なかなか眠れませんでした。というより、条件付き内定(短答合格や科目合格では働けない)だったので、どうやって採用してもらおうかという理屈を必死に考えていました。あと、トーマツ名古屋は短答合格者を積極的に採用しているので、もし内定取消だったら名古屋に行こうかとも考えていました。

 短答合格や科目合格で就職して合格している人は、大阪ではあずさ、トーマツ、あらたに少なからずいるし、合格率は普通の短答免除者よりも高いということは有名です。仕事をしながら合格すれば、専念して合格した同期よりも仕事ができるのも明らかです。経済的な面のメリットも大きいですし、デメリットは時間が制約されることくらいです。

 説明会で短答免除者が話していたようなことを思い出しながら、いろいろと言い訳を考えているうちに、眠りについてしまったような感じです。

 当日は、8時半ごろに目が覚めました。9時過ぎから携帯に連絡が入ったものの、携帯電話の調子が悪く、出られませんでしたが、不合格だったら電話があるはずがあるまいと思い、もしかして合格しているかもしれないという予感はしました。そして、インターネットをみて、官報で合格を確認しました。もちろん、家族は喜んでいましたが、正直なところ、私自身は、半信半疑の状態でした。

 その後しばらくして、内定先(論文に合格したので採用先)から電話連絡があったり、大原から連絡があったりして、周囲がいろいろと私が合格していることを前提に動いているけど、夢じゃないだろうかという感じで、その日は忙しく行動していました。

 翌日に合格証書が届き、祝賀会があったり、いろいろと事実が積み重なることで、数日後にやっとのことで合格を実感するような感じでした。

(注:トーマツ名古屋の短答採用が今後どうなるかは、私の知るところではありません。論文試験が終わるまでは、短答免除で働けないことを前提に考えておくのが無難だと思います。)

2008/11/17(月) 【再現答案講評】(2008)

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/11/06 22:09 2008論文受験記rouge
 なんと、1日がかりで、新再現も含めた今までの再現答案の採点だけでなく、講評をしたり、平均点・足きり予想までされた方が登場していたようです。ただし、足きり予想については勇み足だったようです。
 流れてしまわないように、その一部始終を記録しておきます。

944 名前: 採点にチャレンジ [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 07:20:10 ID:???
これから1日かけて再現の採点をしていこうかと思います。一科目ずつやっていって採点方法も明らかにするんで表にするのとかそういうのは誰かやってください、ってか自分はしません

スペックは全答2回ともA判定
945 名前: 採点にチャレンジ [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 07:20:30 ID:???
暇人って突っ込みはしてもいいですよ。暇人だから

947 :採点にチャレンジ:2008/10/27(月) 08:35:52 ID:???
監査
ニコル 5+9+5=19 5+4+10+10=29  48点
オー  12+9+5=26 7+8+9+11=35  61点
ゲルマン8+12+7=27 6+5+10+10=31  58点
キング 7+9+12=28 5+6+9+11=31  59点
ぴよ  12+12+10=34 7+8+10+12=37 71点
SHA   4+12+5=21  6+7+7+10=30 51点
ROUGE  6+8+4=18  5+8+10+10=33 51点
GB2   6+12+6=24  5+5+7+8=25  49点
RCM   9+15+10=34 7+8+9+10=34  68点

参考解答 TAC、大原、LEC

948 :採点にチャレンジ:2008/10/27(月) 08:37:04 ID:???
《監査講評》
採点していて思った事を書いてみます。
大問1
問1 
H17年改定前文から書いてる人とリスクアプローチの視点から書いてる人との解答がはっきり分かれていて、読んでいてもすぐ分かりました。やはりリスクアプローチのみに頼った解答だと理由付けが弱いと思いました。採点していても高得点は付ける気にはなりませんが多少の点数は振られるんではないでしょうか、自分はそのようにしました。
問2
全体レベルと項目レベルが対応していないんじゃないかと思われる解答がありました。そういうところには点を与えてません。更に一番困ったのがROUGEさんの解答で「操作する」としか書いてないので実際にどのように虚偽表示が行われるかまで書いて欲しかったところです。厳密に採点すると0になるのかもしれませんが着眼点が虚偽表示の原因となりうると判断すれば点を振りました(3点のところを2点とか)
問3
この問題は採点するのが本当に難しかったです。専門の解答で列挙している3項目から踏み込んで書いてある解答があれば高得点にしました。また会社の状況から判断して合理的と思われる分析をしていれば点を振りました。 またここでも難しかったのがROUGEさんの解答で、何について書いているのか読んでいて分からなくなりました。さすがに高得点は与えられません。一方キングさんの解答はかなり踏み込んでいて個人的には印象がよかったです。

大問2
問1②③自己監査に当たることを延々述べられても点を振る気にはなりませんでした。
採点上留意したのは1、倫理規則違反2、独立性3、社会的信頼 この3つの視点から書けているかどうです。

問2 この問題はみんな似たりよったりです、特に問題もなかったです。

問3 ここもGBさんだけ限定付もあるとしているぐらいで他の人は大筋問題なかったと思います。

ぴよさんの監査は本当に素晴らしいですね、採点していてうなる感じでした。あとRCMさんもやっぱり凄いです。

952 :採点にチャレンジ:2008/10/27(月) 09:11:40 ID:???
租税

ニコル 5-3-3-13=24  43 67点
オー  5-7-6-13=31  40 71点
ゲルマン5-7-8-13=33  30 63点
キング 5-7-7-13=32  32 64点
ぴよ  5-2-5ー5=17   21 38点
SHA   5-2-5-15=27  31 58点
ROUGE  5-7-5-13=30  21 51点
GB2   5-3-4-11=23  26 49点
RCM  5-7-8-13=33  25 58点

参考解答 TAC,大原、LEC

953 :採点にチャレンジ:2008/10/27(月) 09:20:42 ID:???
《租税講評》
理論
法人
問1
まず記号についてはみんな問題ないですね、最低でも5点ぐらいはあると思いますし落としたら痛いです。

問2
採点するまでは結論が寄付金でなくてもそれなりのことが書いてあれば点数来るのかなぁぐらいに考えてたんですが、相対試験なので結論が間違ってる方が上ということは考えられませんし給与結論者には2点しか振ってません。

所得
問1
この問題もある程度具体的なキーワードを挙げてもらわないと点数は与えにくいってのが正直なところです。所得分散についてはほぼ全ての解答が触れていました。差がつくとしたら個人単位課税の原則に触れているかどうか更に累進税率に関しての言及も印象がいいと思いました。
問2
今回ここで結論を間違えたらかなり痛い、と思います。法人の番号間違いと同じぐらいの痛手だと思います。事例の2問目の根拠条文(37条)を挙げているのはSHAさんしかいませんでした。採点上留意したのは①結論の妥当性②両者間から書けてるか③根拠条文 の3点です。その判断だけで結構ざっくり点が振られるところだと思います。

法人・消費計算については特に何もありません。

955 :採点にチャレンジ:2008/10/27(月) 10:07:56 ID:???
管理

ニコル 17+11=28 13+18=31 59点
オー  18+8=26 22+12=34  60点
ゲルマン18+9=27 22+9=31  58点
キング 18+7=25 4+9=13   38点
ぴよ  15+13=28 12+8=20  48点
SHA   18+5=23 14+11=25  48点
ROUGE  18+5=23 20+11=31  54点
GB2   17+6=23 12+5=17  40点
RCM   14+8=22 20+23=43 65点

参考答案 TAC,大原、LEC

956 :採点にチャレンジ:2008/10/27(月) 10:16:58 ID:???
《管理採点講評》
まず最初に言っておきたいのは、採点甘すぎだろ!って言われると思います。理論にどんどん点を振っていこうと思ったので実際採点は甘くしました。(ちゃんと理論は見て間違ってるものには点を与えてません)
大問1
問1
CVP計算壊滅してる人はほとんどいませんでした、最後の理論問題についてちゃんと書けてる人も皆無でした。変動費や固定費の削減もみんなそれなりに書けていましたし、意外と点差の開いてない問題です。

問2
悪夢のABC問題です、計算についてはかろうじて1問目を取れてる人がいたようですけどほぼ全滅です。理論については問2についてもしかしたら専門の解答が間違ってるとの声もありましたがそしたら埋没でしょうから点は振ってます。(キングさんの解答には一番高得点を振りました。)

大問2
問1
一番採点する上で悩ませてくれたのがこの問題です。具体的な方策を挙げよとあって制約が①価格を下げない②品質を下げない③価格を引き上げないとある上に環境負荷逓減とはかなり難問だと思いますけど、厳しすぎる目で見たらほぼ全滅になると思うのでどんどん制約条件に引っかからず、具体的な方策を挙げている人には点数を振りました。唯一SHAさんの解答だけ具体的でないと思ったので少し減点しました。原価表については5点満点採点で各列全部合ってるごとに1点、表全体が合っていれば1点加算という感じで採点しました

問2
ここについては特に言うことはないです。

今回は時間内に計算を解ききるのは至難であったのでどれだけ理論が上手く書けたかに尽きると思います。ニコルさんは計算はよく出来ていましたがその分理論の記述がなかったりで、全部出来た人はRCMさんぐらいではないでしょうか。そのRCMさんでさえABCの理論は間に合ってなかったようですが。

967 :採点にチャレンジ:2008/10/27(月) 12:09:34 ID:???
財務会計

ニコル 44+41+35=120
オー  36+49+40=125
ゲルマン42+49+27=118
キング 44+42+24=110
ぴよ  31+33+12=76
SHA   37+64+21=122
ROUGE  21+47+20=88
GB2   43+43+29=115
RCM   43+50+28=121

参考解答TAC,大原、LEC

968 :採点にチャレンジ:2008/10/27(月) 12:23:28 ID:???
《財務会計講評》
疲れましたかなり。
採点者の気持ちがわかった気がします、後今回の財務会計に関しては専門学校のように細かく粗を見つけるような採点はしないと思います。なぜなら大体書いてあることが合っているかどうか判断しながら点数を振っていけば大した誤差が出ないからです。上手く言えないんですけど、ざっくり採点しても粗を見つけるように採点しても大して変わらないってことです。そういう意味で特に8掛けとかは意識してません、採点の相対性を保つことは意識しました。

大問3
計算は人それぞれですが純資産の理論は大抵の人が結論を押さえてきてました。
今回論述力で差がつくとしたらこの理論かなって感じがします。

大問4
いきなり金券の仕分問題です。これも専門でLECが一取二取で解答を出してる以外は専門の解答は費用収益・資産負債利益観からの解答で揃っています。審査会が言うように「内容が合理的であれば」という言葉を信じるのなら一取ニ取でも合理的と判断すれば点は来るのではないでしょうか。この点問題文に「基礎となる考え方」とあることから費用収益・資産負債利益観で書かないと点が来ないという方もいましたが、個人的には多少は点数来る気がします。なので採点上は一取ニ取で合理的に説明が出来ていれば6点中3点を満点として配点することにしました。仕分け問題は数字が合ってなければ0点、勘定名は負債に関係する科目であれば点数は振ってます。事業分離の問題の最初は投資の継続性・リスクから未解放であることを書いてなければ高得点は振りませんでした。
大問5
色々語ればキリがないですけど、ここは人によって出来てるところが全然違うという不思議な大問でした。なんにせよ白紙が多い人はまずいと思います。点数の与えようがないですから・・・。

SHAさんの大問2は凄いですね。採点して自分で目を疑ってもう一回採点しました。
ほとんど論点ズレがないので満点近くを与えるしかありませんでした。

983:採点にチャレンジ :2008/10/27(月) 14:30:04 ID:??? [sage]
なんか汚かったので修正
ニコル  8+11=19 12+13=25  44点
オー   16+13=29 14+15=29 58点
ゲルマン 15+14=29 14+11=25 54点
キング  18+14=32 16+14=30 62点
ぴよ   13+7=20 10+11=21  41点
SHA   17+7=24  8+10=18  42点
ROUGE  16+9=25 10+12=22  47点
GB2 16+9=25 8+7=15   40点
RCM   15+12=27 16+15=31 58点 987:採点にチャレンジ :2008/10/27(月) 14:43:52 ID:??? [sage]
《企業法講評》
一定の比較可能性を保って採点するのはかなり難しいと感じました・・・・.
あれこれ考えた結果一応それは出来たと思います。簡単に採点方法を述べますと、この問題に対して絶対に書いて欲しい骨子というものが必ずあります。例えば最初の問題なら?@自己株取得制限の趣旨[A財源規制]B手続規制の3点ですね。それぞれについてまず点数を割り振ります。今回は?@5点[A5点]B10点と大枠を決めました。またその中でも細かい採点基準はあるんですけどおおまかにはこうなります。その上で加点自由になりうることが出てきた場合、採点事由として加点しました。例えば自己株の無償取得について触れた人には一律2点加点しました。

大問1
問1 
自己株の趣旨に触れるのはほとんどの方が出来ていたと思います。キングさんの解答の仕方が一番綺麗だったので高得点を与えました。財源規制については違反の場合の責任まで書いてもらえると印象がよかったです。手続規制については通常取得の場合と特定の株主との取得の場合をある程度分けて考えられてる記述が見受けられないと点数的にはあまり伸びないと思います。
問2
株式併合問題です。ここは併合の具体的方法に3点、併合手続に対して7点の配分です。
条文だけ挙げて趣旨に触れなかった人は点数が伸びないでしょう。(2)の対抗策については類推適用の模範解答を見てから採点しましたが誰も書けてる人がいなかったので無駄足でした。あまり差がついてない箇所です。

988:採点にチャレンジ :2008/10/27(月) 14:44:54 ID:??? [sage]
《企業法講評その2》

大問2
問1
利益相反の手続について10点、効力の説明について10点です。間接取引について言及してる人が多かったです、結果としてそれぞれについて2点減点させてもらいました。但しオーさんなどはかなり完璧に書けていると思います、間接取引に言及したとしてもほとんど影響がないでしょう。「取引をしようとする時」の規制について聞いてるので事後報告については採点対象にしませんでした。また効力の説明について規範定率→あてはめの形で書けている人はほとんどいませんでした。この問題はあくまで相対取引について聞いている問題でありその点の記述が薄い人は点数が伸びなかったでしょう。転得者についての記述はもちろん採点対象です。
問2
条文の羅列のみに終わってる人が多かったです、印象はよくなかったです。例えば推定規定にしても、なぜそういう推定規定を置くのか、具体的にどう変わるのかというとこまで書けばちゃんと点数が来るのではないでしょうか。取締役が通常負う責任は会社側に立証責任があるのです、それを利益相反取引の場合だけ転換しているのです。そのこととその理由を書けてる人にしか点数は完全には振りませんでした。能動的監視義務はもちろん採点の対象内です。連帯責任や免除規定は加点事由として扱いました。
989:採点にチャレンジ :2008/10/27(月) 14:54:34 ID:??? [sage]
《企業法講評その3》
採点してみて思った事ですが、余事記載減点はないんじゃないでしょうか。あと問題に答えてないことや全く関係のないことを書いてる箇所も結構あったりするのですが無視して読み飛ばすと思います。おそらく減点もされないでしょう。なぜなら減点するというにはやはり一定の比較可能性というか減点するなりの理由が必要となってややこしくなってしまいますし、そんなことしなくてもそういう答案の人は点数が低いです元々。
同じ理由で間接取引記述もそこまで影響はないのかなぁと思います。あと単元株ですが正直点数来ないと思います。併合についてと書かれていますし。いくら学者だからって言っても採点する上で土台となる解答が必ず頭に入ってると思います。いくつもの答案を採点する中で想定外の解答で来られた場合よほど合理的な内容でない限り無視すると思いました。

970:採点にチャレンジ :2008/10/27(月) 12:53:31 ID:??? [sage]
経営

ニコル 35+29=64
オー  18+21=39
ゲルマン15+30=45
キング 45+34=79
ぴよ  18+19=37
SHA   17+22=39
ROUGE 民法選択のため採点できず
GB2   25+26=51
RCM   18+24=42

972:採点にチャレンジ :2008/10/27(月) 13:00:02 ID:??? [sage]
《経営講評》
採点にかかった時間は10分ぐらいです。本当に採点楽でした、こんな試験問題を作る経営の試験委員ってどんな顔してるのか見てみたいです。どの科目も基本的だったり難問だったりする中に実力を発揮出来るポイントというか不条理な差異が出ないように工夫されてるというか、そういうのがあると思うんですけど。経営に関しては本当に運に左右される要素が大きすぎると思いました。それは一般常識だからという言葉で片付けられるようなものではないと思います。仮にも人の人生をかけた国家試験でこんな問題と作るとはふざけんじゃねぇと言ってやりたいものです。

大問1
本当に語ることがないんですけど、強いて言うならアンダーマイニングは行為について外的報酬が与えられると内発的動機付けを押し下げるというポイントを指摘してないと満点は上げられませんでした。

大問2
ファイナンスについてもデュポン方式を答えられたかどうかは実はあまり影響がない気がします。比較的実力がそのまま出る形式だったのではないかと思います。

キングさんは本当に経営炸裂してますね。1問目も完璧過ぎますし、ファイナンスもよく出来てます。偏差値いくつになるんだろう・・・。

28 名前: 採点にチャレンジ [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 15:48:18 ID:???
自分で採点結果を改めて振り返ってみると、素点合計に大した意味はないにしても大体ここで言われてる通りの順位付けになるんだなぁと妙に関心してしまいました。ROUGEさんの民法は科目クラスらしいので60点との仮定を置きました。微妙なところでGBさんと競っているのはここで言われてるとおりなんだなぁと思います。やっぱり新再現のニコルさんとオーさんはレベル高いと思います。RCMさんは採点してる時にどの科目も一つ抜きん出てるあたりさすがだなぁと思いました。(バイアスかけてないつもりなんですがね)あとキングさんについては経営だけじゃなく他の科目も結構いいと思います、管理を除いては。ゲルマンさんについても採点していて飛びぬけてるっていう感じはしないんですけど、なんか要所は押さえてるって感じでした、全科目バランスいいですね確かに。上位5人は結構余裕を持って受かるんじゃないかなぁ・・・。こればっかりはそうであって欲しいという願望も含まれてるのかもしれませんが。SHAさんもいいところは凄くいいんですけど(財務とか)要所を落としちゃってるところもあってこれが偏差値にどう出るかですね。GB2さんは模試500位の割には失敗したのかなぁという印象です。
ROUGEさんも理論が自分とは相性が悪かったのかあまり点数を振る気にはなれませんでした。ぴよさんはできてない科目がかなり出来てないのが悔やまれますね、監査は本当に神クラスの出来だと思います。

34 名前: 採点にチャレンジ [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 16:14:35 ID:???
 >>32
どうなんでしょうかね。
9人採点しましたけど、SHAさんの出来なら受かる気がします。またROUGEさんの財務が極端に悪いと言われていますが、財務は純資産の理論飛んだら簡単にあのぐらいになってしまいますからね。平均か平均ちょっと下はあるのかなという感じです。租税はニコルさんとオーさんほど計算が出来てる必要はなくやっぱり理論でしょうね。同一生計の事例問題の結論を間違えたり、番号間違いをしてしまったりすることが重なって、なおかつ+αで計算も崩壊してるとかいう状況が重なると足切りを覚悟する必要があるのかなと思います。ぴよさんは厳しいかな~~~と思います個人的に。もっと言ってしまうとぴよさんは結構下位の方に位置するのではないかと思います。。。。ぴよさんとGB2さんやROUGEさんとの間は結構ある気がしました。

50 名前: 採点にチャレンジ [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 17:55:49 ID:???
ボーダー予測です。
合わせて足切り、平均予測もリクエストがあったので、無謀ながらチャレンジしてみます。既出の自分が採点した再現答案の点数を参考にして見てください。

監査論 >>3 ボーダー54点 平均点49点 足切りライン45点
ボーダーから足切りまでがわずか9点しかないのですが、実際そんなもんだと思います。
監査論は企業法よりも受験生が書いてることに大差がないと思いました。54点という数字はリスクアプローチから書いた場合や確認書の問題不適正にした場合、選択番号間違いのどれか一つをした場合などには他がかなり出来てないと辿りつかない数字です、なのでこのようにしました。

租税法 >>6 ボーダー50点 平均点42点 足切りライン35点
まず今回の本試験で同一生計が出来てない人は厳しいです。他が相当出来てない限り。
そつなく平均的に取れて55点ぐらい、短答上がりが平均点を下げることを予想して-5点という感じです。

会計学 >>8>>10 ボーダー150点 平均点130点 足切りライン110点
結構幅広い点数になりましたけどこんな感じではないかと思います。今回財務会計がはっきりとした採点がされそうなので、純資産の理論だけでなく他の部分も出来ない人は全然点が来ない気がします。イメージとしては管理、財務共に半々取れてればいいという感じです。但し財務で半分取るためにはある意味純資産の理論で失敗しないことが必須となってきます。したがって簡単な数字ではないと思います。

企業法 >>14 ボーダー47点 平均点40点 足切りライン30点
上手く言えませんが採点した感覚です。
47点は決して簡単な数字ではありませんが。

経営学 >>12 ボーダー40点 平均点37点 足切りライン30点
物凄く予想しづらいです。普段の答練との相関関係が薄いからです。40点という数字は最低限ここは取って欲しいというところを積み重ねてったらそのぐらいの数字になったということです。足切りライン30点については相当できなかった人でなければ取らない点数でしょう。大問1壊滅+ファイナンス壊滅という人じゃないとこの数字にはならないはず。




2008/11/17(月) 【再現答案順位】(2008)

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/10/22 22:00 2008論文受験記rouge
 2ちゃんねるに書き込まれた再現答案の順位をまとめてみました。

 書いてあった順位をそのまま貼っているだけです。


2 再現答案提出者間の順位予想

480 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [8908] 投稿日: 2008/10/19(日) 21:00:54 ID:???
 >>474
あくまで、私の私見ですが、
RCM、キング、ゲルあたりは、1000番以内。
shaは、1700位くらい。
GB2は、1900番位くらい。
rougeは、民法なのでよくわかりませんが、
2000番位。
ぴよは、また難しいけど、3200位くらいかなと。
あくまで、私の私見なので、異論は認めます。

485 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [age] 投稿日: 2008/10/19(日) 21:09:36 ID:???
RCM、キングが300位~500位
ゲルは800位~1000位
shaが1800位~2000位
GB2が2600位~2800位
rougeは民法が科目レベルらしいからそれを信じると2500位
ぴよは3500位~4000位

489 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/19(日) 21:13:48 ID:???
 >>483
あくまで主観だけど、
RCM、キング、ゲルは1000以内で当確(100番刻みの順位は意味無いと思うので省略)。
GB2が2000位くらい。
SHAがその次くらいで2500位以内にはいると思う。

ROUGEは採点者の性格(?)によって点数が上下するかもしれないけど、
3000位前後。
俺だったら厳しくつけてしまうような書き方してる。

ぴよは、残念だけど、少なくとも3000位には入ってないと思う。
科目合格は取れてるかもしれないけど。

497 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/19(日) 21:28:33 ID:???
遅ればせながら俺も
GB2が2400~2500
rougeが2300~2500
あとは >>485と同じ

692 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/20(月) 11:37:54 ID:???
ふたを開けてみたら
RCM100位
ゲル300位
sha1000位
ROU1500位
ぴよ 2000位
キボんぬ!

693 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/20(月) 11:49:57 ID:???
 >>692 ない。個人的にはあってほしいがない。

694 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/20(月) 11:58:08 ID:???
sha 1900位
rouge 2400位
GB 2400位

くらいだろ
昨日もそんな感じだったし
shaはもう確定、rougeとGBもたぶん合格かな?ぐらいじゃないか

241 名前: 235 [sage] 投稿日: 2008/10/22(水) 02:01:22 ID:???
さらに再現者の順位を大まかに予測

キング 1000位以内
sha 1900~2500位
GB 2400~2800位
rouge 2300~2900位
ぴよ 3500~4500位

2008/11/17(月) 【再現答案点数】(2008)

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/10/22 21:59 2008論文受験記rouge
 2ちゃんねるに書き込まれた再現答案の点数をまとめてみました。

 書いてあった評価・点数をそのまま貼っているだけです。
 見やすいものは、そのうち作るかもしれません。

1 「採点にチャレンジ」さんの採点結果、yongshuさん作成の採点表

29 名前: yongshu [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 15:51:56 ID:???
78 名前: yongshu [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 18:58:56 ID:???
 >>29 すまんかった 改めて 採点チャレンジ氏 による採点表
        RC-M GB2 rouge sha ぴよ キング ゲルマン ニコル オー
監査 第1問  34  24  18   21  34   28    27    19   26
    第2問  34  25  33   30  37   31    31    29   35
    計     68  49  51   51  71   59    58    48    61
 
租税 第1問  33  24  18   27  17   32    33    24    31
    第2問  25  25  33   31  21   32    30    43    40
    計     58  49  51   58  38   64    63    67    71

管理 第1問  22  23  23   23  28   25    27    28    26
    第2問  43  17  31   25  20   13    31    31    34
    計     65  40  54   48  48   38    58    59    60

財務 第3問  43  43  21   37  31   44    42    44   36
    第4問  50  43  47   64  33   42    49    41   49
    第5問  28  29  20   21  12   24    27    35   40
    計    121 115 .. 88  .122  76  ..110   ..118    120  .125
会計学合計  .186 155 ..142  170 .130  ..148   ..176    .179  185

企業 第1問  27  25  25   24  20   32    29    19   29
    第2問  31  15  22   18  21   30    25    25   29
    計    ..58  40  47   42  41   62    54    44   58  
    
経営 第1問  18  25  -   17  18   45    15    35   18
    第2問  24  26  -   22  19   34    30    29   21
    計     42  51  -   39  37   79    45    64   39

素点合計   ..412 344  291  360 .311  412   .396   .402  .414


2 採点表2 yongshuさんによる採点(ボーダー予想等もあり)

http://blog.goo.ne.jp/yongshu/e/d124e7f23b67b70b9bc10380109566e6
(企業法と、総得点率を追加しました。)

        RC-M GB2 rouge sha ぴよ キング ゲルマン cpa.irkb
監査 第1問  37  26  17   14  36   32    22    26
    第2問  29  27  27   29  35   29    28    24
    計     66  53  44   43  71   61    50    50
 
租税 第1問  28  25  34   18  17   37    34    36
    第2問  27  28  22   36  26   32    33    25
    計     55  53  56   54  43   69    67    61

管理 第1問  21  24  23   21  25   23    23    20
    第2問  32  17  22   21  20   12    23    27
    計     53  41  45   42  45   35    46    47

財務 第3問  43  43  32   45  32   47    42    44
    第4問  30  42  51   56  42   49    36    46
    第5問  28  38  28   27  11   30    32    27
    計    101 123 ..111  128  85  ..126   ..110    117
会計学合計  .146 164 ..156  170 .130  ..161   ..156    164

企業 第1問  28  17  25   24  17   --    29    --
    第2問  23  18  23   18  26   --    21    --
    計     51  35  48   42  43   --    50    --

経営 第1問  20  18  -   13  13   42    18    23
    第2問  24  24  -   22  21   36    31    31
    計     44  42  -   35  34   78    49    54

総得点率 57.84 55.83 56.20 55.82 53.35 63.24 58.12 58.87


キング採点企業法

RC-M: 16+12+10+13=51
G-B-2: 11+6+13+5=35
rouge: 12+13+16+7=48
sha: 19+5+15+3=42
ぴよ: 9+8+16+10=43
ゲルマン:16+13+12+9=50

キング採点企業法その2

結果
RCM:37+26=63
GB2:27+27=54
rouge:32+31=63
sha:26+32=58
ぴよ:19+29=48
ゲルマン:33+31=64

基準は
50点:平均点
60点:一括合格ライン
65~70点:科目ライン

3 採点表3

173 :一般に公正妥当と認められた名無しさん:2008/09/23(火) 14:47:08 ID:???
全党2回ともA判定、公開模試B判定の私が再現の企業法以外厳密に採点してみました。

RC-M  監査62点 租税55点 管理49点 財務95点 経営39点=298+企業法
GB-2   監査55点 租税47点 管理28点 財務92点 経営49点=271+企業法
rouge 監査50点 租税52点 管理39点 財務85点 民法--点=226+企業法+民法
sha  監査47点 租税59点 管理38点 財務94点 経営41点=279+企業法
ぴよ  監査62点 租税46点 管理37点 財務63点 経営33点=241+企業法
キング 監査50点 租税64点 管理30点 財務90点 経営69点=303+企業法
ゲル 監査58点 租税60点 管理43点 財務92点 経営41点=294+企業法

かなり厳密に予備校の模範解答と照らして点数つけました。理論は満点採点してません。
理論完答しても0.8×でやってます。また論点ズレは0点又は場合に応じて1点としています。

(後に↓のように企業法追加)

     監査  租税  管理  財務  企業  経営
RC-M  62   55   49   95   50   39 →350
GB-2  55   47   28   92   28   49 →299
rouge  50   52   39   85   40   (民法) →266
sha   47   59    38   94   39    39 →316
ぴよ   62   46   37   63    33   33 →274
キング  50   64   30   90    51   69 →354
ゲル   58   60   43    92   45   41 →339

4 ボーダー付近

422 :一般に公正妥当と認められた名無しさん:2008/11/15(土) 20:56:50 ID:???
    監査 租税 会計 企業 経営
rouge  58 54 123 54 - →289
GB2   49 50 142 47 55 →343
Sha    52 60 157 46 39 →354
ぴよ様  68 48 110 48 33 →307

ボーダー付近の人を採点したらこうなった。


5 採点表4

957 :一般に公正妥当と認められた名無しさん:2008/09/18(木) 20:45:39 ID:???
RC-M (2007年度 50.67点 A判定 不合格者中最上位)
監査20-25-20-20:85
租税30-15-10:55
管理15-10-10-15:50
財務40-55-30:125
企業20-20-10-20:70
経営20-20:40
計 425

キングヴェテ(訂正)
監査20-15-15-20:70
租税30-20-15:65
管理20-5-5-10:40
財務30-45-20:95
企業15-15-20-20:70
経営35-35:70
計 410

http://cpa.irkb.jp/
監査:20-15-15-15:65
租税:35-15-10:60
管理:10-10-5-10:35
財務:45-50-25:120
企業:20-20-15-10:65
経営:20-30:50

rouge
監査15-15-20-20:70
租税30-10-10:50
管理15-10-10-5:40
財務20-55-25:100
企業15-20-20-20:75
民法 :?45と仮定(経営との平準化考慮)
計 380

G-B-2
監査15-15-20-15:65
租税25-20-10:55
管理20-5-10-5:40
財務45-55-20:120
企業20-10-15-10:55
経営25-20:45
計 375

sha
監査5-10-15-20:50
租税25-25-10:60
管理20-5-5-10:40
財務40-60-20:120
企業20-10-10-15:55
経営15-20:35
計 360

ゲルマン
監査15-10-15-15:55
租税30-20-10:60
管理20-15-10-5:55
財務30-40-15:85
企業15-15-10-10:50
経営10-25:35
計 335

ぴよ
監査20-20-20-25:85
租税25-25-5:55
管理10-15-5-5:35
財務25-30-10:65
企業10-5-15-15:45
経営10-20:30
計 315

388 :一般に公正妥当と認められた名無しさん:2008/09/19(金) 23:11:48 ID:???
 >>387
予備校は明言しませんが、裁量点がなくフルフル点数使ってると思ってください。
なれないなら、理論は×0.8くらいしてもいいかもしれませんが。

一通り予備校の模範は見てますし、該当する(と思われる)基準、実務指針byASBJもチェックしてます。

767 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [8908] 投稿日: 2008/10/26(日) 23:20:00 ID:???
主観でオーの採点してみた。

監査:63 租税:76 管理:58 財務:129 経営:39

779 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [8908] 投稿日: 2008/10/26(日) 23:27:28 ID:???
続いてニコルの主観的な採点

監査:56 租税:71 管理:56 財務:121 経営:62

他の再現との比較は難しいけど、yongshuさんのはある程度
正確だと、私は思っています。

2008/11/17(月) 【再現答案評価】(2008)

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/10/15 23:05 2008論文受験記rouge
 2ちゃんねるに書き込まれた再現答案の評価をまとめてみました。

 書いてあった評価・点数をそのまま貼っているだけです。
 点数と順位については、量が多くなったので分離しました。

1 再現答案の評価

818 :KY:2008/10/08(水) 14:24:45 ID:???
訂正。。。。
空気を読まないで今更再現答案の採点してみた
今回は各科目の採点結果を元にランク分けしてるので参考にしてくれ
ランクは再現者の中での相対的位置付けなので科目とかは関係ない

   監査 租税 管理 財務 企業 経営
RCM  B   C   A   A   C   C
Gb-2  C   C   D   B   D   B
ROUGE C   C   C   D   B   ?
ぴよ  A   D   C   D   D   D
SHA C   C   C   B   C   C
キング  B   B   D   B   B   A
ゲル C   B   C   B   B   C

906 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/09/30(火) 15:25:24 ID:???
RCM 監査A~B  租税C     会計C+ 企業B    経営C-~D+
GB2 監査B~C+ 租税C     会計C  企業C-    経営C+~B
rou 監査C    租税C-~D+ 会計C-  企業C+   民法B
sha 監査C    租税C+    会計B  企業C    経営C-~D+
ぴよ 監査A    租税C-~D+ 会計D  企業C-~C 経営D
キン 監査B~C+ 租税B~C+  会計C  企業C+   経営A
ゲル 監査C    租税C+    会計C  企業C+    経営C

675 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/26(日) 21:37:58 ID:???
ニコル氏 財務B 管理B 監査D 経営A 企業E 租税A
総合 企業が足切りじゃなきゃ合格。

870 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 01:01:31 ID:???
ニコルさん 監査D- 租税B- 管理B= 財務B= 企業E+ 経営A-

612 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/26(日) 20:29:54 ID:???
オー氏 財務A- 管理B- 監査C+ 経営C+ 企業C- 租税A
総合 どうみても合格です。

637 名前: 一般に公正妥当と認められた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/26(日) 20:47:01 ID:???
>>607-627の評価まとめ

財務 A A A A A A
管理 A B B C B C
監査 B C A B A B
企業 B C C B B B
租税 A A A B A A
経営 D C D D D D

2008/11/16(日) 【自己評価予想】(2008)

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/11/17 13:21 2008論文受験記rouge
 長いようで短かった3ヶ月が終わろうとしています。
 忙しくてあっという間でしたが、充実していました。

 せっかくなので、今のうちに自己評価を予想しました。偏差値ベースです。
 なお、素点については、成績開示で検証できないので、予想しませんでした。
 素点は、
 ①291+民法(採点チャレンジさん;ぴ311<G344<s360)
 ②304+民法(yongshuさん;ぴ321<s344<G347)
 ③266+民法(9月23日;ぴ274<G299<s316)
 ④289+民法(11月15日;ぴ307<G343<s354)
 ⑤335+民法(9月18日;ぴ315<s360<G375)と予想されているようです。

・監査(第1問:43×0.5、第2問:49×0.5)→46(監査d)
・租税(第1問:58×0.4、第2問:45×0.6)→50(租税c)
・管理(第1問:52×0.5、第2問:50×0.5)→51(会計d)
・財務(第3問:40×0.6、第4問:55×0.7、第5問:48×0.7)→48
・企業(第1問:59×0.5、第2問:53×0.5)→56(企業b)
・民法(第1問:56×0.5、第2問:60×0.5)→58(民法b)

 この予想偏差値は、全答練・公開模試の感触を参考にしています。
 一応、すべて異なる数字にしました。それから、あえて60超にはならないようにしました。
 全答練・公開模試の母集団が、ほぼ全員短答合格者・短答免除者であることはわかっていますが、本試験の母集団とどれほど違いがあるのかは考慮に入れませんでした。

 いつもの口癖ですが、本当に民法選択でよかったです。

 監査・租税・会計科目は、補習所で頑張ります。
 補習所には、優秀者表彰の制度があるらしいので(規程23条http://ja.jicpa.or.jp/documents/kitei.pdf)、補習所の優秀者になれるように頑張りたいと思います。

 合格者数は、一般受験者2900人+会計士補700人=3600人くらいでしょうか?
 できるだけ多くの合格者が出るといいですね。

2008/11/11(火) 1週間前にこっそりと

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/11/11 23:33 選択科目・民法rouge
 あと1週間で合格発表ですね。

 実はこっそりと、行政書士試験を受験してきました。前回のTOEICのあとからの勉強ですし(10日程度)、いつも忙しかったのであまり勉強はできませんでしたが、なんとか気力を振りしぼって受験しました。

 合格率は、司法試験受験生や司法書士受験生、法科大学院生もたくさん受けるなかでの2%~8%です(平均5%くらい)。「一体どうなってしまうのか…」と思って、受験しに行きました。

 自己採点結果は、

 法令択一 33問×4点=132点/160点
 法令多肢 10問×2点= 20点/ 24点
 法令記述 20+20+12=52点/ 60点(採点基準は、http://ameblo.jp/kk714/
 一般知識  7問×4点= 28点/ 56点

 自己採点上、232点/300点となり、合格基準点(180点/300点)を超えることができました。

 行政書士試験と公認会計士試験は、民法と会社法・商法が共通します。特に、会計士試験短答の企業法は、行政書士試験にもそのまま役立ちました。しかし、民法・会社法はともに1問ミスをしてしまい、満点をとれませんでした。
 憲法と行政法は、新しく勉強しました。ちなみに、憲法や行政法・地方自治法の勉強はかなり面白かったです。もう少し、深く勉強してみたいと思いました。

 一般知識は、文章読解が3問と、あとは雑学王試験のような雰囲気でした。過去問を見ると、平成17年までは、理科や簡単な数学が出題されていて面白かったのですが、残念なことに平成18年から理科や数学が廃止されてしまいました。

 使ったテキストは、伊藤塾の総合テキスト、TACの過去問集(10年分)、早稲田セミナーの肢別問題集です。予備校の講義、答練、模試は一切利用しておりません。LEC講師のブログは見ていました(http://ameblo.jp/samurairouninn/)。情報がとても的確で、大変参考になりました。

 公認会計士試験の受験生は、普通、日商簿記検定や税理士試験を受験するケースが多いですが(私も日商1級合格しています)、民法選択者であれば、行政書士試験を受験するという選択肢もあります。
 公認会計士登録をすれば、行政書士になること自体は可能ですが(行政書士法2条4号)、受験すること自体で、とても良い勉強の機会になります。

 以下、全問題について解答に至るまでの過程です。
 調べて書いているわけではなく、試験中に思ったことを書いているだけなので、内容が不正確だったり的外れなことがあります。短答受験記のときと同じですが。

 問題は、http://www.gyojuku.com/kakomon/20mondai.html

【法令択一01~40】
01 ○ 公布と施行の関係は知らなかったことでしたが、一般法と特別法の関係が一般法の改正によっても影響を受けないことは当然のことです。

02 ○ 「みなす」と「推定する」の違いがわかっていれば普通にとける穴埋め問題でした。

03 × 文章読解でしたが、間違えたようです。自己加害に対して公権力が介入できるかどうかで対立していると思ったのですが、どうやら違ったようです。

04 ○ 労働基本権は、私人間でも直接効力のある人権の一つなのに、国の立法措置ではじめて具体的権利になるわけがありません。

05 ○ 内閣は「政令」を制定し(立法)、最高裁判所は、「司法行政」(行政)、議院は「資格争訟裁判」(司法)を行うことまでは明らかですが、国会は、弾劾裁判所を「設置」するのみです。「設置」が「司法」といえるか悩みましたが、選択肢で判断しました。

06 × 各都道府県から2名ずつ議員を選挙する方が憲法改正の必要がないと思ったのですが。政党による名簿の届出が不可能な制度だったら、政党を敵視してしまっているような気がして、3を選択しました。やはり、人口の少ない県と東京都がどちらも2名というのは違憲だということなのでしょうか?

07 ○ 憲法98条2項が問題文に挙げられているし、普通に98条2項と適合する選択肢を選択しました。

08 ○ 将来効しかない撤回と遡及効のある取消の区別を聞いている問題だと思いました。懲戒処分の取消は、もともと懲戒事由がなかったのだから、遡及効が必要でしょう。

09 ○ 合議体だから規則制定権がないというのは、人事院が人事院規則を制定できることから考えて明らかにおかしいし、政令は、内閣総理大臣ではなく、内閣が制定するものです。憲法73条のことを言っているのに、内閣総理大臣が出てくるのもおかしいと思いました。

10 ○ 4と5で迷いましたが、水道事業者から「水道使用許可処分」を受けるなどと聞いたことはありません。契約です。たしか、拒否するのにも正当な事由がいるくらいですから許可と言うことはあり得ません。

11 × 個数問題です。行政手続法の審査基準の基本的な問題だと思ったのですが、なにかがまちがえたようです。

12 × 自信がなかったらやはり間違えました。選択肢を絞りきれませんでした。

13 ○ 届出なのに応答を求めるのは変だし、不備のある届出でも届出義務を尽くしたというのは変です。

14 ○ 不服申立は憲法上の制度ではなかったはずです。あと、行政不服審査法は、昭和30年代にできたものだし、高裁に出訴できる制度も地方自治法上あるから、審級省略できないのも変です。

15 ○ 個別法で、不服申立できない旨を規定するのは自由ですし、そういう場合でも、裁判所に訴えることができるので何ら問題はないはずです。

16 ○ 少し迷いましたが、不作為であっても、何らかの処分があれば、訴えの実益はなくなるはずです。

17 ○ 4と5で迷いましたが、いくら再入国不許可を争っていても、出国してしまったら争う気がなくなったと考えるのは自然だと思います。

18 ○ 2と3で迷いました。事情判決は、単に違法を宣言するだけなので、それに基づいて損害賠償を請求できるはずがありません。

19 ○ 国家賠償法の「民法」が、ガチガチに形式的に「民法典」のことを言っているはずがありません。実質的に、失火責任法などを含めるのは当然です。

20 ○ 3と4で迷いました。「公権力の行使」にあたらない理由として、組織内部の行為であると言うことより、医師の一般的診断行為と異ならないことのほうが自然だと考えました。5は徳島刑務所の事件を思い出しましたが、いくらなんでも「部分社会」はないでしょう。

21 ○ 町村総会は常識です。現存していませんが。「教育委員会」「選挙管理委員会」「監査委員」を町村だから置かないというのもありえません。長を直接選挙で選挙しないのは憲法に反します。

22 ○ 知識として自信はなかったのですが、大臣が知事の不作為について裁判所に出訴するというのだけが方向性として違和感を感じました。

23 × 2と4で迷いました。自信はありませんでした。さすがに承認を与えても適正でない価格で譲渡するのはまずいだろうと考えたのですが間違えました。

24 ○ 知識としては自信がなかったのですが、「余地がある」を正しいものとして、選択肢で判断しました。1日校長よりは、懲戒逃れの分限のほうが悪いことだと思いました。

25 ○ 特別区は指定都市の区とは違うし、人口が少ない市(歌志内市)が町に戻ったという話は聞いたことがありません。中核市は特例市よりも大きいはずなので、できることは中核市のほうが大きいはずです。

26 ○ 自動車検問は法律上、「任意」の手段です。別に令状があるわけでもないし。

27 ○ 通謀虚偽表示無効の問題でしたが、転得者側の主張があったり、一般債権者からの主張があったりして、なかなかの良問でした。

28 ○ 無権代理の条文・判例に関する問題でした。無権代理人が未成年だったり、追認拒絶後の判例だったり、いろいろなアシがありました。「みなす」と「推定する」の違いがここでも出題されていました。

29 ○ 「第三者」に登記が必要かどうかの普通の問題でした。

30 ○ 未登記の土地賃貸借契約直後に無断占拠された場合の手段についての普通の問題でした。

31 ○ 知識としては自信がなかったのですが、明渡猶予期間だからといっても、占有している以上、賃借人が賃料相当額(使用対価)を支払わなくていいわけがありません。

32 × 中間最高価格の問題と勘違いして、選択肢に飛びついてしまいました。

33 ○ 共有の自動車なら、自動車そのもの(全部)を使うことができるのは当然のことです。また、金銭債務だから不可分債務となることはないというのもいいすぎです。反対の意思表示をするのは自由です。時効完成について負担部分のみの絶対効も有名です。

34 ○ 貸した金を暴力行為(不法行為)でチャラにすることはできません。また、自働債権の弁済期が到来しているのなら、受働債権の弁済期が来ていなくても、期限の利益を放棄するのは自由です。

35 ○ 配偶者のある者の共同養子縁組で、配偶者が未成年者であっても、「成年擬制」があるはずですから、特別な扱いはないはずです。

36 × 1と4で迷いましたが、株主名簿は単独で閲覧できたはずです。と思ったのですが間違えました。市場において取得した時点なので、まだ名義書換をしていないので、会社に対して株主の地位を対抗できないということに気づくべきでした。

37 ○ 内部統制システムの整備を代表取締役が決定できるはずがないし、代表取締役が代表権を平の取締役に委譲することはできるはずがありません。

38 ○ 自己株式に剰余金配当ができないことはあまりにも有名。定款で定めた場合の中間配当と、純資産が300万円を下回る場合もあまりにも有名。

39 ○ 新株予約権付き社債の穴埋め問題でした。初っ端から「社債」と「債券」だったり、「金庫株式」「自己株式」だったり、絞り込みは容易でした。結局、償還に応じる為の資金を会社が準備する必要がないというメリットを論ずる文章でした。

40 ○ 3と5で迷いました。匿名組合と言っても、自分の名前を出すことを許諾した以上は、連帯責任を負っても酷ではないだろうし、出資の減少をいちいち填補して返還しなければならないと、こわくて匿名組合の営業者になる人はいなくなるだろうと思いました。

【法令多肢41~43】
41 19-10-5-2 有名判例です。

42 18-4-19-8 典型論点ですが、財産価値を探せませんでした。

43 11-2-5-7 「裁定」的関与って知りませんでした。

【法令記述44~46 解答した内容は、ポイントのみ。】
【問題44】Xは、Y県内に産業廃棄物処理施設の設置を計画し、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、Y県知事に対して設置許可を申請した。しかし、Y県知事は、同法所定の要件を満たさないとして、申請に対し拒否処分をした。これを不服としたXは、施設の設置を可能とするため、これに対する訴訟の提起を検討している。Xは、誰を被告として、いかなる種類の訴訟を提起すべきか。40字程度で記述しなさい。

【解答した内容】
①Y県を被告として、
②当該拒否処分の取消訴訟と
③設置許可の義務づけ訴訟を提起

《コメント》「併合」が抜けましたが、「と」で意味は通じているだろうし、「いかなる種類の訴訟」という問いには答えていると思います。

【講師による採点基準-http://ameblo.jp/kk714/entry-10163465745.html
「Y県」=4点 「取消訴訟」=8点 「義務付けの訴え」=8点。

45
【問題】不動産の賃貸借において、賃料の不払い(延滞)があれば、賃貸人は、賃借人に対して相当の期間を定めてその履行を催告し、もしその期間内に履行がないときには、賃貸借契約を解除することができる。また、賃借人が、賃貸人に無断で、賃借権を譲渡、または賃借物を転貸し、その譲受人や転借人に当該不動産を使用または収益させたときには、賃貸人は、賃貸借契約を解除することができる。ただ、上記の、賃料支払いの催告がなされた場合や、譲渡・転貸についての賃貸人による承諾が得られていない場合でも、賃貸人による解除が認められない場合がある。それはどのような場合かについて、40字程度で記述しなさい。

【解答した内容】
①賃貸人に対する
②背信行為と認めるに足りない
③特段の事情がある場合。

《コメント》信頼関係破壊法理を書こうと思ったのですが、長くなるので背信行為という言葉にしました。

【講師による採点基準を引用-http://ameblo.jp/kk714/entry-10163937068.html
最大で唯一の採点キーワードは「背信的行為」。
この用語か、それに類する記述がなければ大減点。
おそらく12点は減点されるだろう。

46
【問題】AはBに対して、自己がCに対して有していた300万円の貸金債権を譲渡した。この場合、債権譲渡の合意自体はA・B間で自由に行うことができるが、債権譲渡の合意に基づいて直ちに譲受人Bが債務者Cに対して支払いを求めることはできない。では、その理由について、「なぜならば、民法の規定によれば、指名債権の譲渡は、」に続けて、40字程度で記述しなさい。

【解答した内容】
①譲渡人からの通知
②または
③債務者による承諾がなければ
④債務者に対抗できないからである。

《コメント》「通知」に「債務者への」を入れ忘れました。

【講師による採点基準を引用-http://ameblo.jp/kk714/entry-10164313116.html
 「譲渡人」は4点、「債務者に通知」「債務者の承諾」は各8点。

【一般知識47~60】
47 ○ 「絶対的権力者の存在を認めなければならない」というのは非常識です。

48 ○ 稟議が民間で用いられるのは知っていました。ただ、ボトムアップというのは違和感がありました。情報共有のためでしょう。

49 × 道路特定財源の問題でしたが、全然知りませんでした。

50 × 資源の自給率の問題でした。しかも個数です。

51 ○ 社会保障の問題です。生活保護の受給者が、介護保険の被保険者になれないのはあまりにも冷たすぎるし、介護サービスの利用者負担を、条例で軽くするならともかく、増やしてしまうのは、あまりにも酷でしょう。

52 ○ 「基本」となる法律なので、「循環型社会形成推進基本法」で、事業者の責任は「生産者」としての責任でしょう。製造物責任は特殊な無過失責任なのでこういうところには出てきません。

53 ○ 行政機関個人情報保護法の問題でした。個数でしたがなんとか正解しました。

54 × 個人情報保護法と行政機関個人情報保護法の比較問題でした。自信あったはずでしたが。

55 × e文書通則法の問題でした。wikipediaで見たことがあったのですがしっかり覚えていませんでした。

56 × 情報セキュリティ技術の問題でした。個数でした。しかし、正しいと誤りを逆にしてしまいました。

57 × wikipediaがどこの国のことなのか恥ずかしながら知りませんでした。イギリスでも間違っていないと思っていました。

58 × 文章の趣旨は、「二項対立」からの脱却と考えたので、その趣旨に添った選択肢をえらんだはずでしたが、間違えました。

59 ○ ヒポクラテスが医学以上の存在を批判していたということが下線の内容なので、それをもとに選択肢を分類しました。

60 ○ 自然(エ)と自然(オ)には同じ言葉が入るのは明らか。ネイチャーと訳すのに「ジネン」を「シゼン」と読ませたのだから、「ジネン(ア)」という言葉を「シゼン(イ)」と読んだ上でと入れるべき。

2008/11/03(月) 発表まであと2週間

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/11/02 24:05 未分類rouge
 最近、一日一日がとても早く過ぎていますが、もうすぐです。

 TACと大原のホームページで合格祝賀会の案内がアップされていました。

 TAC合格祝賀会は(http://www.cpa-tac.com/information/shukugakai.html)。
 大原合格祝賀会は(http://www.o-hara.ac.jp/best/kaikeisi/shukuga/)です。

 補習所の日程表も、10月24日に発表されていたようです(http://ja.jicpa.or.jp/schedule/)。11月25日(火)に入所ガイダンス(渋谷C.C.LEMONホールhttp://www.cclemon.jp/)、12月01日(月)に入所式(新高輪プリンスホテルhttp://www.princehotels.co.jp/newtakanawa/)です。
 本当に、もうすぐなんだなあと感じています。

 ひょっとして、補習所の班の数で合格者数が予測できるかもしれないと期待しましたが、2007年も2006年も同じ50班だったので、あまり参考になりません。
 もちろん、今年は60班ですから、昨年の1.2倍合格させていただけるととてもありがたいです。

 11月6日には、「平成20年度公認会計士試験合格者の皆さんへ」ということで、補習所の入所ガイダンス・入所式のスケジュールが公開されました(http://ja.jicpa.or.jp/information/20nyusyo.html)。東京実務補習所だけでなく、近畿・東海・九州も公開されています。

【以下、引用】
実務補習所入所ガイダンス・入所式のご案内

実務補習団体の認定を受けた日本公認会計士協会では、平成20年公認会計士試験合格者を受け入れるため、以下のとおり実務補習所の入所ガイダンス及び入所式を予定しています。
入所希望者は当日直接会場にお越し下さい。(時間厳守・予約不要)
なお、来場に際しては、合格者である旨を確認いたしますので、公認会計士試験受験票又は合格証書の写しなどを持参して下さい。また、当日は書類に合格証書番号を記入する必要がありますので、必ず合格証書番号が確認できるようにしておいて下さい。

◎実務補習所入所に必要な書類は、入所ガイダンス当日に会場で配布いたします。

2008/10/16(木) 論文合格者数予想2008

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2008/10/13 23:11 試験データ分析rouge
《一連の制度改革の方向性》

 論文合格者数予測の方向性について考えてみます。ここでは、あえて、数字の根拠を示さないことにします。数字を用いた説明は2以降をお読みください。

 まずは、だいたいの方向性と言うことで、金融庁・公認会計士監査審査会のねらい(至上命題)をもとに考えてみます。

 金融庁・公認会計士監査審査会は、新試験導入をはじめとして、その後も、いろいろと制度を改善・変更してきました。新試験導入によって、会計士補も監査論・租税法を受験することになったり、アカスク修了生に対する短答一部科目免除、短答の1日化、論文の平日実施から金土日実施への変更、そして、極めつけは、短答年2回実施です。
 いろいろと制度をいじくってきたようにみえますが、実は、一貫した狙いがあります。それは、「出願者数・受験者数を、どんな手を使ってでも増やしたい。」ことに尽きます。

 会計士補が公認会計士試験を受験すれば、2006年当時であれば、4500人の受験者を確保することができます。しかも、結果として、そのうちの1800人が合格し、「20000人超が受験し、3000人超が合格した!」というように、大々的に報道をしてもらえます。受験者も合格者も合法的に「水増し」されたわけです。
 アカスク修了生に対する短答一部科目免除も同じことです。本来なら、アカスク修了生に対しては、短答そのものを永久免除することもあり得たと思いますが、そうすると、短答出願者数・受験者数を稼ぐことができません。アカスク修了生も一応短答を受験させて、企業法だけの受験で高い合格率にしてしまえば、合格者の「水増し」もできます。
 短答年2回実施も、論文合格発表前に受験申込期間があるのがポイントです。論文受験者も、合否がわからないので、結局は翌年の試験に出願します。その結果、論文試験に合格していても、翌年の出願者としてカウントされるため、当局側としては、受験しない出願者を2000人から3000人分確保して、出願者数を「水増し」できるのです。この2000人から3000人の出願者は、会計士補が残り少なくなった現在では、非常においしい「水増し」の供給源です。

 短答1日化、論文の金土日実施、法令集配布、論文出題重点項目なども、出願者数・受験者数増加に大きく貢献すると思います。

 とにかく、金融庁・公認会計士監査審査会にとって、出願者数・受験者数を増やすことは至上命題です。たしか、何かの声明文でも「公認会計士試験を魅力のある試験にしたい」という表現があったように思います。
 このあたりは、新旧司法試験とは事情は全く異なります。新旧司法試験に関しては、受験者を増やしたいと考えている雰囲気は全くありません。

 では、ここで、どのようなかたちであれ、合格者数・合格率を下げてしまったらどのような結果が待ち受けているのでしょうか?

 一般的に受験生は、合格者数・合格率に非常に敏感です。旧司法試験でも、合格率・合格者数に比例して、出願者数・受験者数は減少してきました。そして、新司法試験の合格率がそれほど高くならないことが明らかになって、法科大学院入試の出願者数は、どこも大幅に減少しています。
 そうだとすると、合格者数・合格率を下げてしまったら、公認会計士試験の出願者数・受験者数に大きく影響が出てしまい、金融庁・公認会計士監査審査会の目的達成に影響が出ることになります。
 というわけで、ここの部分だけで「至上命題」に矛盾する決定をするとは思えないため、合格者数・合格率を下げることはないと思います。

 ただ、合格者数・合格率を現状か、やや増加させた場合、質の問題はどうなるのか、就職の問題はどうなるのかという問題があります。質の問題や就職の問題が、合格者数・合格率を絞る正当な事情といえるのかどうかです。

 質に関しては、公認会計士試験で担保する必要はなく、補習所や実務経験、修了試験で担保できるのですから、問題はないと考えているのではないでしょうか。しかも、その後のことは、公認会計士協会に責任があって、金融庁・公認会計士監査審査会には責任がないわけですから。
 就職に関しても、近い将来の5万人計画が、アメリカの実態を参考にしたものであるなら、アメリカの公認会計士(登録者)のうちで、監査を行っている人が4割程度であり、半数以上が企業・官公庁・コンサルに就職している実態から考えて、それほど問題にしないと思われます(http://www.cpa-tac.com/us/guide/guide02.shtml)。

 そういうわけで、質の問題や、就職の問題が、金融庁・公認会計士監査審査会の至上命題と矛盾する決定を正当化する「特段の事情」になるとは思えないため、やはり、合格者数・合格率は現状のままか、やや増加すると思います。

【平成18年~平成20年をとおしたデータでの分析】
 論文合格者数予想します。冗長で稚拙な論理展開だろうが、自説をとうとうと展開して悦に入ろうが、何だって構いません。

 正確な人数分布がわかれば話は早いのですが、入手できない以上、ある程度仮定をおく必要があります。
 毎年の得点分布が52と51の間では同じ形をしていること、それが、会計士補、一般それぞれで異なるとしても、毎年同じであることを前提にしています。そして、それぞれの合格点に対応する合格率を、受験者数に掛けることにしました。

1 合格率と合格基準点の関係
 ① 合格点が52.0の場合 3108÷9617=32.3%
  会計士補の合格率 1736÷4485=38.7%
  一般からの合格率 1372÷5132=26.7%
 ② 合格点が51.0の場合 4041÷9026=44.8%
  会計士補の合格率 1346÷2706=49.7%
  一般からの合格率 2695÷6320=42.6%
 ③ 合格点が51.5の場合 (32.3+44.8)÷2=38.5%
  会計士補の合格率 (38.7+49.7)÷2=44.2%
  一般からの合格率 (26.7+42.6)÷2=34.7%

2 平成18年(2006年)の実績
 ① 合格点が52.0の場合 9617×0.323=3108
  会計士補の合格者数 4485×0.387=1736 
  一般受験者合格者数 5132×0.267=1372
 ② 合格点が51.5の場合 9617×0.385=3707
  会計士補の合格者数 4485×0.442=1982
  一般受験者合格者数 5132×0.347=1780
 ③ 合格点が51.0の場合 9617×0.448=4306
  会計士補の合格者数 4485×0.497=2229
  一般受験者合格者数 5132×0.426=2188

《考察》
 平成18年に、合格点を51.0に下げていたら、4300人超のものすごい合格者数になっていたことがわかります。それでも、51.5くらいに下げても問題はなさそうな感じがしますが。
 
3 平成19年(2007年)の実績
 ① 合格点が52.0の場合 9026×0.323=2917
  会計士補の合格者数 2706×0.387=1047
  一般受験者合格者数 6320×0.267=1690
 ② 合格点が51.5の場合 9026×0.385=3479
  会計士補の合格者数 2706×0.442=1116
  一般受験者合格者数 6320×0.347=2192
 ③ 合格点が51.0の場合 9026×0.448=4041
  会計士補の合格者数 2706×0.497=1346
  一般受験者合格者数 6320×0.426=2695

《考察》
 平成19年に合格点が52.0だったら、合格者は2700~2900程度でした。さすがに、前年より減少するのはまずかったのでしょうか? それでも、51.5くらいでもよかったような気がします。

4 平成20年(2008年)の予想
 ① 合格点が52.0の場合 8463×0.323=2735
  会計士補の合格者数 1429×0.387=553
  一般受験者合格者数 7034×0.267=1880
 ② 合格点が51.5の場合 8463×0.385=3262
  会計士補の合格者数 1429×0.442=632
  一般受験者合格者数 7034×0.347=2440
 ③ 合格点が51.0の場合 8463×0.448=3789
  会計士補の合格者数 1429×0.497=710
  一般受験者合格者数 7034×0.426=2999

《考察》
 平成20年に合格点が52.0になると、合格者数は、2400~2700になります。昨年の4000超から、いきなり2400まで減少することは考えにくいでしょう。一般からの合格者1900人説は、合格点が52.0を前提にしていると思います。
 合格点を51.0のままにすると、一般受験者合格者は2999人になり、前年より若干多くなります。しかし、全体の合格者数は、3700~3800程度で、それでも前年より減少です。
 仮に、一般受験者からの合格者を減らすとしても、合格点を51.5にして、2400~2500人くらいにすると思いますが、今まで51.5を採用してこなかったことから考えれば、やはり51.0が順当でしょう。

(参考) 短答免除者数基準-ここからは、一般受験者に限る
 ① 平成18年論文不合格(3760人)→平成19年短答免除(3612人)
 ② 平成19年論文不合格(3625人)→平成20年短答免除(3519人)
 ③ 平成20年論文不合格(3500?)→平成21年短答免除(2700?)
 ④ 平成20年論文不合格(4200?)→平成21年短答免除(3400?)

 もうひとつ、毎年、論文不合格者・翌年の短答免除者の数を平準化しているようにも見受けられます。すなわち、論文不合格者・翌年の短答免除者を3500~3700あたりにするわけです。
 しかし、今までは、論文不合格者は翌年の短答免除者になりましたが、平成20年の論文不合格者のうち、平成21年の短答免除を受けることができない人も現れます(平成19年短答免除者3612人×不合格率49.7%×不合格率49.7%=837人、800人程度と仮定)。
 そうすると、論文不合格者を平準化させるつもりなら、3500人の不合格者が出て、短答免除者を平準化させるつもりなら(100人は断念すると仮定)、4200人の論文不合格者が出ることになります。そして、論文受験者が7034人ですから、少なくとも2800人、多ければ3500人の論文合格者がでることになります。
 しかし、3500人も合格させると、ほぼ50.0くらいで合格できることになってしまいますので、さすがにありえないような気がします。

 短答免除者を平準化すると考えて、2800人くらいが合格すると考えるのが順当な気がします。

【結論】
 合格点から推定した合格率を基準にすれば、2500~3000人で、合格点は51.5~51.0。
 短答免除者平準化基準では、2800人くらいだと思います。論文不合格者平準化基準は、論文合格者が多くなりすぎるので、なさそうな気がします。
 (もちろん、私は、合格者3500人大歓迎です。)

《平成19年・平成20年の数値に着目した分析》

 論文合格者数予想②では、合格点と合格率の相関関係や短答免除者平準化の観点から、平成18年・平成19年のデータをもとに合格者数を予想しました。

 しかし、この予想だけでは、不十分かもしれません。それは、短答免除者のいない平成18年と短答免除者のいる平成19年とでは、全く別個の試験であると位置づけられている可能性があるからです。脇田良一会長(公認会計士・監査審査会)の講演からは、そのように読み取れます。

「平成19年試験の結果は、短答式試験合格者が6,321名、論文式試験受験者が9,026名となり、旧2次試験の合格者を除く論文式試験の合格者は2,695名となりました。この2,695という数字は過去に比べ非常に人数が増えているという印象を受けるでしょうが、これは2年間の短答式試験免除制度が大きく左右したのであろうと思います。また、論文式試験に不合格になっても、一部の科目について論文式試験合格者の平均点以上を獲得すると、その後2年間はその科目が免除となります。そうなると、短答式試験のための対策は行う必要はなく、その上、論文式試験の科目についても絞って勉強できるようになります。このように、試験の仕組みの改革が本年度の合格者の増加につながっているのではないでしょうか。」(http://www.fsa.go.jp/cpaaob/sonota/kouen/20071130.html

 そこで、平成19年のデータのみから、平成20年の論文合格者数を予測してみたいと思います。(以下、会計士補をのぞいた一般受験者のみを前提にする。)

1 願書提出者からの論文合格率
 平成19年 2695÷18220人=14.8%
 平成20年 14.8%×19736人=2921人

(考察)
 願書提出者からの合格率を平準化するつもりであれば、2921人前後の合格者になると思われます。

2 短答受験者と短答免除者の合格率の違いに着目した分析
 1 平成19年についての論文合格率の違い
  関東財務局の分だけが判明しているため、そのデータを信用します。
 (http://ameblo.jp/tamako0428/entry-10056272063.html
  486÷1616=30.07%(関東財務局の短答受験者の論文合格率-全体を代表する) 
  30.07%×2709=815人(全国の短答受験者の論文合格者数)

  2695-815人=1880人(全国の短答免除者の論文合格者数)
  1880人÷(6320-2709)=52.07%(短答免除者の論文合格率)

 2 平成20年の短答受験者・短答免除者にあてはめる
  短答合格者3515人×30.07%=1057人(短答合格者からの論文合格者予想)
  短答免除者3418人×52.07%=1780人(短答免除者からの論文合格者予想)
  1057+1780=2837人

(考察)
 短答免除者と短答合格者では合格率が大きく異なること、平成19年と平成20年では、短答免除者と短答合格者の構成比率が大きく異なっていることから、それぞれの合格率を求めて、平成20年にあてはめてみました。
 その結果から考えると、2837人の合格者になると思われます。

【結論】
 短答免除者のいない平成18年と短答免除者のいる平成19年の試験が全く別個のものであると考えると、2837人~2921人ということになり、2900人前後の合格者になると思われます。
 この結果は、前回(論文合格者数予想②)でいう、合格点51.0に対応する合格率を基準にした合格者数予測や、短答免除者数平準化基準に基づく合格者数予測とかなり近い値になっています。
 すなわち、これまでのデータ分析にもとづけば、急激に合格者数が減少することはほぼ考えられません。

 もし、私の仮定に大きな誤りがある場合には、いつでも、いかなることでも、具体的な指摘をお願いいたします。