▼ 2008/05/25(日) 【2008年短答受験記-財務会計】
1 全体の戦略
事前に立てていた戦略は、問題数や内容がどうであれ、財表→簿記仕訳→簿記計算の順に解いていくものでした。
しかし、問題冊子が配布されたとき、その構想は一気に崩れました。問題数32問というのは大原の短答答練でも経験済みだったのですが、配点が前代未聞の7点・3点だったのです。3点問題の6問はいったいなんだろうと思いつつの試験開始でした。
試験開始後に、3点問題をみて、総合問題の小問であることと、とりあえず、7点問題は、理論・計算混合の平成19年型であることを確認し、事前の戦略どおりに着手しました。3点問題群は、とりあえず正攻法でやっている時間はないので財表理論と簿記仕訳が終わった後に軽くやることにしました。
ちなみに、時間配分は全く考えていません。財表と簿記仕訳は何問であってもすぐに解答できるだろうし、簿記計算も、すぐに手がかりが見つかりそうなものから解けばいいだけですから。
2 各問題について
《財務会計-7点問題》
問題01 ○
資産の積極的な定義があるはずだと考えて、オを正しいとしました。
問題02 ○
本支店会計。時間をかければできますが、未達事項が多くて、正攻法では時間を食ってしまいます。販売費と返品に注目しました。複数本支店の時には、本当に難しい問題もありましたが、本店支店だけのときには、ここまで未達が多いことはなかったはずです。
問題03 ×
基礎概念も試験範囲ですが、なんとなく、解きにくいです。
問題04 ×
銀行勘定調整表の問題で、時間をかければできなければならないのですが、分量多すぎです。銀行側が与えられていたら処理事項も少ないので手をつけてもよかったのですが、当社側だったので、やめました。
問題05 ○
棚卸資産の基準でしたが、アは自信ありました。オは後段で迷いましたが、正解できました。
問題06 ○
減損ですが、答練でもよく見た問題です。
問題07 ×
資本的支出とか、臨時償却とかの複合問題で、しかも、減価償却費と臨時償却費の合計額を求めさせるものでした。時間をかければできるはずですが、あきらめました。組み合わせだったらやっていたと思います。
問題08 ○
分配可能額ではなく、のれん等調整額が出ました。これだったら、昨年に引き続いて繰延資産の範囲や償却も問うことができるはずですから。やっぱり過去問です。
問題09 ×
自信あったはずなのに。
問題10 ○
エの割賦は、企業会計原則そのままでした。新しい基準が注目される中、企業会計原則もいまだに忘れてはならなさそうです。
問題11 ×
ウで迷いました。
問題12 ○
営業活動キャッシュフローと当期純利益の差額でしたが、過去問そのままです。
問題13 ○
株主資本等変動計算書ですが、昨年の過去問そのままです。
問題14 ○
仕訳正誤問題でした。エオが容易でした。空売り後に値上がりしたら「損」だという常識で決めました。とてもリアルで面白い問題だと思いました。
問題15 ○(ただしラッキーです)
ストックオプションとはいっても、答練で見たことがあるパターンではありませんでした。概算である程度絞って、たまたま当たっただけです。
問題16 ×
リースでしたが、半年単位だったり、資料がいつもと違ったりと、変な問題でした。
問題17 ○
退職給付の理論でしたが、イとかオとか、答練でよく見かけましたし、イは基準そのままです。
問題18 ○
減損の計算問題です。指示されたとおりに計算するだけですが、これも過去問で見た覚えのあるような問題でした。
問題19 ○
これは、とても良い問題だと思いました。アとか、答練ではのれんに税効果の適用がないといった程度のものでしかでていませんでしたが、さすが本試験だと感じました。結果的には正解できたのですが、危うく間違えるところでした。イで加算か減算かで迷いました。
問題20 ×
これは、問題19で加算か減算かを迷ったことを引きずってしまい、混乱してしまいました(過去のことは振り返ってはいけないのですが、隣のページだから迷ったあとが見えてしまう)。混乱してしまったので、「その他の一時差異」を貸方に持ってきた場合と借方に持ってきた場合の2パターンの解答を求めたら、不運にも両方選択肢に用意されており、間違えたほうを選んでしまいました。
問題21 ○
連結の理論問題ですが、良く見かける問題でした。
問題22 ○
企業結合・事業分離の理論問題ですが、ウオで迷いました。注記が大事だろうということを決め手にしました。
問題23 ○
連結の増資の問題です。株式数を推定しなければならなかったのですが、推定すべき数値は解答に用意されていたので、そのまま使わせてもらいました。それ以外は、過去問で出ていたものと同じです。
問題24 ○
持分法の計算でした。資料の貸借対照表が取得日のものでなかったので危うく間違えそうになりましたが、答えがなかったので、なんとか間違いに気づきました。過去問では、棚卸資産もついていたのですが、なくてほっとしました。
問題25 ○
正攻法では無理です。合意日直前における株式の時価と株式の交付日における株式の時価に注目しました。
問題26 ×
意味不明でした。
《財務会計-3点問題》
問題27 ○
E社社債を含めることに注目しました。この手の集計問題は、過去問でも何度か見たことがありますし、答練でも何度か解いています。
問題28 ○
E社社債を除くことに注目しました。
問題29 ×
I社の売掛金に注目しましたが、これだけでは絞りきれませんでした。
問題30 ○
仕入割引に注目しました。
問題31 ×
問題32 ○
仮受金にしてある備品売却損に注目しました。
3 その他感じたこと
解いているときは、本当にきつかったです。内容はわかる問題でも、時間がかかりそうなので手をつけたくても手をつけられなかったり、資料の与え方がいつもとちがっていて手がかりが見つからなかったり。それでも、やはり過去問と日ごろの答練問題に助けられたような気がします。
それから、問題19・問題20あたりで気づいたことですが、試験委員の問題意識の深さと同時に私自身の弱さを思い知らされました。論文試験までにこのギャップを埋めなければなりません。論文試験に向けての課題を見つけたような気がしました。問題19に関しては、他の選択肢に助けられましたが、論文試験ではそういうわけにはいきません。仮に問題20で、正しいほうを選択していたとしても、同じように反省していたと思います。
事前に立てていた戦略は、問題数や内容がどうであれ、財表→簿記仕訳→簿記計算の順に解いていくものでした。
しかし、問題冊子が配布されたとき、その構想は一気に崩れました。問題数32問というのは大原の短答答練でも経験済みだったのですが、配点が前代未聞の7点・3点だったのです。3点問題の6問はいったいなんだろうと思いつつの試験開始でした。
試験開始後に、3点問題をみて、総合問題の小問であることと、とりあえず、7点問題は、理論・計算混合の平成19年型であることを確認し、事前の戦略どおりに着手しました。3点問題群は、とりあえず正攻法でやっている時間はないので財表理論と簿記仕訳が終わった後に軽くやることにしました。
ちなみに、時間配分は全く考えていません。財表と簿記仕訳は何問であってもすぐに解答できるだろうし、簿記計算も、すぐに手がかりが見つかりそうなものから解けばいいだけですから。
2 各問題について
《財務会計-7点問題》
問題01 ○
資産の積極的な定義があるはずだと考えて、オを正しいとしました。
問題02 ○
本支店会計。時間をかければできますが、未達事項が多くて、正攻法では時間を食ってしまいます。販売費と返品に注目しました。複数本支店の時には、本当に難しい問題もありましたが、本店支店だけのときには、ここまで未達が多いことはなかったはずです。
問題03 ×
基礎概念も試験範囲ですが、なんとなく、解きにくいです。
問題04 ×
銀行勘定調整表の問題で、時間をかければできなければならないのですが、分量多すぎです。銀行側が与えられていたら処理事項も少ないので手をつけてもよかったのですが、当社側だったので、やめました。
問題05 ○
棚卸資産の基準でしたが、アは自信ありました。オは後段で迷いましたが、正解できました。
問題06 ○
減損ですが、答練でもよく見た問題です。
問題07 ×
資本的支出とか、臨時償却とかの複合問題で、しかも、減価償却費と臨時償却費の合計額を求めさせるものでした。時間をかければできるはずですが、あきらめました。組み合わせだったらやっていたと思います。
問題08 ○
分配可能額ではなく、のれん等調整額が出ました。これだったら、昨年に引き続いて繰延資産の範囲や償却も問うことができるはずですから。やっぱり過去問です。
問題09 ×
自信あったはずなのに。
問題10 ○
エの割賦は、企業会計原則そのままでした。新しい基準が注目される中、企業会計原則もいまだに忘れてはならなさそうです。
問題11 ×
ウで迷いました。
問題12 ○
営業活動キャッシュフローと当期純利益の差額でしたが、過去問そのままです。
問題13 ○
株主資本等変動計算書ですが、昨年の過去問そのままです。
問題14 ○
仕訳正誤問題でした。エオが容易でした。空売り後に値上がりしたら「損」だという常識で決めました。とてもリアルで面白い問題だと思いました。
問題15 ○(ただしラッキーです)
ストックオプションとはいっても、答練で見たことがあるパターンではありませんでした。概算である程度絞って、たまたま当たっただけです。
問題16 ×
リースでしたが、半年単位だったり、資料がいつもと違ったりと、変な問題でした。
問題17 ○
退職給付の理論でしたが、イとかオとか、答練でよく見かけましたし、イは基準そのままです。
問題18 ○
減損の計算問題です。指示されたとおりに計算するだけですが、これも過去問で見た覚えのあるような問題でした。
問題19 ○
これは、とても良い問題だと思いました。アとか、答練ではのれんに税効果の適用がないといった程度のものでしかでていませんでしたが、さすが本試験だと感じました。結果的には正解できたのですが、危うく間違えるところでした。イで加算か減算かで迷いました。
問題20 ×
これは、問題19で加算か減算かを迷ったことを引きずってしまい、混乱してしまいました(過去のことは振り返ってはいけないのですが、隣のページだから迷ったあとが見えてしまう)。混乱してしまったので、「その他の一時差異」を貸方に持ってきた場合と借方に持ってきた場合の2パターンの解答を求めたら、不運にも両方選択肢に用意されており、間違えたほうを選んでしまいました。
問題21 ○
連結の理論問題ですが、良く見かける問題でした。
問題22 ○
企業結合・事業分離の理論問題ですが、ウオで迷いました。注記が大事だろうということを決め手にしました。
問題23 ○
連結の増資の問題です。株式数を推定しなければならなかったのですが、推定すべき数値は解答に用意されていたので、そのまま使わせてもらいました。それ以外は、過去問で出ていたものと同じです。
問題24 ○
持分法の計算でした。資料の貸借対照表が取得日のものでなかったので危うく間違えそうになりましたが、答えがなかったので、なんとか間違いに気づきました。過去問では、棚卸資産もついていたのですが、なくてほっとしました。
問題25 ○
正攻法では無理です。合意日直前における株式の時価と株式の交付日における株式の時価に注目しました。
問題26 ×
意味不明でした。
《財務会計-3点問題》
問題27 ○
E社社債を含めることに注目しました。この手の集計問題は、過去問でも何度か見たことがありますし、答練でも何度か解いています。
問題28 ○
E社社債を除くことに注目しました。
問題29 ×
I社の売掛金に注目しましたが、これだけでは絞りきれませんでした。
問題30 ○
仕入割引に注目しました。
問題31 ×
問題32 ○
仮受金にしてある備品売却損に注目しました。
3 その他感じたこと
解いているときは、本当にきつかったです。内容はわかる問題でも、時間がかかりそうなので手をつけたくても手をつけられなかったり、資料の与え方がいつもとちがっていて手がかりが見つからなかったり。それでも、やはり過去問と日ごろの答練問題に助けられたような気がします。
それから、問題19・問題20あたりで気づいたことですが、試験委員の問題意識の深さと同時に私自身の弱さを思い知らされました。論文試験までにこのギャップを埋めなければなりません。論文試験に向けての課題を見つけたような気がしました。問題19に関しては、他の選択肢に助けられましたが、論文試験ではそういうわけにはいきません。仮に問題20で、正しいほうを選択していたとしても、同じように反省していたと思います。