▼ 2008/12/06(土) (合格体験記)その他
第五 その他
1 不特定多数人とのコミュニケーション
(1) ネット上の情報収集・情報提供
正直なところ、インターネットは、毒にも薬にもなります。実際、私は、幸運なことにブログを書く機会を与えられ、月、週、日ごとに計画を立て、学習報告を行うことによりモチベーションを高めてきました。そして、他の受験生ブログを見て、励みにして勉強を続けてきたこともあります。
しかし、必要以上のコミュニケーションは、かえって勉強の妨げになると思いました。特に、掲示板については要注意です。あまりにも当然のことですが、ネットで情報を提供したところで、ほとんどの場合、何のメリットもありません。また、ネットでしか収集できない情報で、しかも、真偽が保証できないような無責任な情報で、合否の差がつくとはとても思えません。
また、双方向的なコミュニケーションでも同じことです。質問をしてみたところで、普通は相手が何者かわかりませんし、返事をもらえるかどうかもわからないし、返事をもらえたとしてもその内容が適切なものかどうかもわかりません。また、こちらの発言を相手方がどのようにうけとめるのかもわからないし、そんなどうでもいいようなことを気にしていたらキリがありませんし、勉強に支障が出ます。
さらに、ネットに四六時中張り付いている人がいるのも問題です。普通の受験生であれば、ネットを見る時間は限られているとは思いますが、午前3時や午後4時に、含蓄のある文章を書き込めるような人にはちょっとかないません。
もちろん、自己責任と言えば自己責任ですが、過剰なコミュニケーションには注意すべきでしょう。
(2) ヤフーオークション
ヤフーオークションも、過年度の中古品や販売されていないもの、特に過年度の解答速報や全答練・公開模試を入手するのにとても役立ちました。また、いらなくなった過年度テキストを処分するのにもとても役立ちました。捨てたり、ブックオフに持っていくくらいなら、ヤフーオークションで売ったほうが双方の利益になります。TACの株主優待券もヤフーオークションを使えばちょうどよい値段で入手することができます。
しかし、ここでも問題があります。それは、不特定多数人と取引しなければならず、しかも、相手方が必ずしも通常の受験生であるとは限らないということです。ほとんどの場合は、正常に取引が進みますが、ごくまれなこととはいえ、厄介な相手に落札されたら最悪です。実際にあったことですが、表紙カバーの「裏」に少し埃がついていただけで本気でクレームをつけてくる人もいたり、中古品と明示してあるにもかかわらずプチプチ梱包つきの新品でないことを理由にクレームをつけてくる人もいます。「普通の受験生でない人」もオークションに参加してしまっているので、いろいろ予期せぬことはつきものです。
しかも、ヤフー側は、利用規約やガイドラインに反しない限り、落札者・出品者間の取引から生じたトラブルには関与しないという姿勢をとっているので、非常に厄介です。
結論としては、いろいろ厄介な問題が起こっても、「普通の受験生ではない人」は何の被害もありませんが、こっちは受験勉強を邪魔されるという重大な被害を受けることになります。試験直前期にはヤフーオークションをしないほうが無難だと思います。
(3) 受験仲間
もし、公認会計士試験の制度がさらに改善され、TACや大原の受講生の80%以上が一発合格するような試験になったのであれば、周囲の受験生と仲良く、楽しく勉強することこそ、合格への王道だと思います。
しかし、現状では、まだまだ、多数派が合格するような試験とはいえません。また、受験生の能力やモチベーションもいろいろあります。受験を辞めても生活していける人もいる一方で、合格しなければ人生がない人もいます。そういう状況の違う人が仲間になってしまえば、両者ともに不幸になってしまいます。また、受験仲間を作ってしまうと、いろいろと他の受験生に気を遣わなければなくなり、面倒です。
また、当然のことですが、受験仲間は、通常は優秀な順に合格して抜けていきます。そうなると、予備校に残っている受験仲間は「負け残り」であり、情報の質が下がっていくことになります。そして、結果的に、周囲の受験仲間からの質の低い情報のせいで、合格できないことになりかねません。
従って、受験仲間は、原則として必要ないと思います。コミュニケーション能力以上に、試験に合格するための「栄光ある孤立」のほうがよっぽど大切です。
ただ、例外はあります。優秀な受験生同士や、モチベーションの高い受験生同士であれば、相互に有意義な情報を交換し合って、お互いを高めることができます。また、受験生同士で、学習した内容について話し合ったり、質問したりすれば、質問するほうもされるほうも双方にとって理解が深まるというメリットがあります。
特に、TACの短い期間の入門生であれば、無職で、退路を断ってしまい、どんなことがあっても合格しなければならない人たちが多いので、モチベーションは非常に高いと思いました。1年目のTACの受験仲間には本当にお世話になりました。
2 携帯電話
私は、受験期間中、意識的に携帯電話は持たないようにしていました。
実は、携帯電話は、意外と時間を喰います。携帯から匿名掲示板に接続してしまうと、本当にあっという間に時間が過ぎてしまいますが、そのほかにも、いろいろとメールが来ます。もちろん、友人からのメールが来ることもあれば、大事なメールが来ることもあります。しかし、たいていのメールの返信は、即座にしなくても、勉強が終わってから、夜に返信しても遅くないものばかりです。受験生としては、勉強することが最優先なのであり、それ以上に優先すべき用事はないはずです。
他にも、ジャンクメールが携帯に来ることもありますが、いちいち着信に気づいて消去している時間がもったいないです。予備校に持ってこなければ、ジャンクメールに気づくこともないですし、いちいち消す必要もありません。
3 地方受験について
私は、たまたま、試験会場に恵まれました。だからといって、むやみに地方受験を勧めることはできません。それは、人それぞれ、最適な環境や必要なものが異なるからです。例えば、ホテルで寝れないような人が、地方受験をすれば最悪の結果になることは明らかです。
もし、地方受験をしたければ、地方の財務局や、試験会場になったことがある場所に直接問い合わせてみましょう。ネットで様子や周囲の環境を調べてみるのも当然です。また、TACや大原は、地方にも校舎を持っています。受験地のTACや大原に、試験直前の自習室状況や、その他テキストを貸してもらえるのかなど、詳細を問い合わせてみましょう。
そして、最も重要なことは、自分で実際に現地を訪れて(金・土・日に)、自分にとって最適な環境なのか、必要なもの・店が揃っているのかなど、自分の目で確かめてみてください。「行ったことがある」という程度ではダメです。あるはずの店が急になくなってしまうこともよくありますから。
私は、ブログでは、「受験案内には住所の近くで受けなさいとかTAC・大原が配布する願書を提出しなさいとは書いていない。」と書きました。しかし、実際に現地を訪れて下見をできないのであれば、地方で受験するのは、非常に危険だと思います。そのあたりを考慮の上、地方受験をしていただきたいと思います。
なお、願書は財務局ごとに異なります。したがって、地方受験をする場合は、TAC・大原で配布される願書をつかうことはできません。自分で切手を貼った返信用封筒を送って、直接願書を取り寄せることになります。
1 不特定多数人とのコミュニケーション
(1) ネット上の情報収集・情報提供
正直なところ、インターネットは、毒にも薬にもなります。実際、私は、幸運なことにブログを書く機会を与えられ、月、週、日ごとに計画を立て、学習報告を行うことによりモチベーションを高めてきました。そして、他の受験生ブログを見て、励みにして勉強を続けてきたこともあります。
しかし、必要以上のコミュニケーションは、かえって勉強の妨げになると思いました。特に、掲示板については要注意です。あまりにも当然のことですが、ネットで情報を提供したところで、ほとんどの場合、何のメリットもありません。また、ネットでしか収集できない情報で、しかも、真偽が保証できないような無責任な情報で、合否の差がつくとはとても思えません。
また、双方向的なコミュニケーションでも同じことです。質問をしてみたところで、普通は相手が何者かわかりませんし、返事をもらえるかどうかもわからないし、返事をもらえたとしてもその内容が適切なものかどうかもわかりません。また、こちらの発言を相手方がどのようにうけとめるのかもわからないし、そんなどうでもいいようなことを気にしていたらキリがありませんし、勉強に支障が出ます。
さらに、ネットに四六時中張り付いている人がいるのも問題です。普通の受験生であれば、ネットを見る時間は限られているとは思いますが、午前3時や午後4時に、含蓄のある文章を書き込めるような人にはちょっとかないません。
もちろん、自己責任と言えば自己責任ですが、過剰なコミュニケーションには注意すべきでしょう。
(2) ヤフーオークション
ヤフーオークションも、過年度の中古品や販売されていないもの、特に過年度の解答速報や全答練・公開模試を入手するのにとても役立ちました。また、いらなくなった過年度テキストを処分するのにもとても役立ちました。捨てたり、ブックオフに持っていくくらいなら、ヤフーオークションで売ったほうが双方の利益になります。TACの株主優待券もヤフーオークションを使えばちょうどよい値段で入手することができます。
しかし、ここでも問題があります。それは、不特定多数人と取引しなければならず、しかも、相手方が必ずしも通常の受験生であるとは限らないということです。ほとんどの場合は、正常に取引が進みますが、ごくまれなこととはいえ、厄介な相手に落札されたら最悪です。実際にあったことですが、表紙カバーの「裏」に少し埃がついていただけで本気でクレームをつけてくる人もいたり、中古品と明示してあるにもかかわらずプチプチ梱包つきの新品でないことを理由にクレームをつけてくる人もいます。「普通の受験生でない人」もオークションに参加してしまっているので、いろいろ予期せぬことはつきものです。
しかも、ヤフー側は、利用規約やガイドラインに反しない限り、落札者・出品者間の取引から生じたトラブルには関与しないという姿勢をとっているので、非常に厄介です。
結論としては、いろいろ厄介な問題が起こっても、「普通の受験生ではない人」は何の被害もありませんが、こっちは受験勉強を邪魔されるという重大な被害を受けることになります。試験直前期にはヤフーオークションをしないほうが無難だと思います。
(3) 受験仲間
もし、公認会計士試験の制度がさらに改善され、TACや大原の受講生の80%以上が一発合格するような試験になったのであれば、周囲の受験生と仲良く、楽しく勉強することこそ、合格への王道だと思います。
しかし、現状では、まだまだ、多数派が合格するような試験とはいえません。また、受験生の能力やモチベーションもいろいろあります。受験を辞めても生活していける人もいる一方で、合格しなければ人生がない人もいます。そういう状況の違う人が仲間になってしまえば、両者ともに不幸になってしまいます。また、受験仲間を作ってしまうと、いろいろと他の受験生に気を遣わなければなくなり、面倒です。
また、当然のことですが、受験仲間は、通常は優秀な順に合格して抜けていきます。そうなると、予備校に残っている受験仲間は「負け残り」であり、情報の質が下がっていくことになります。そして、結果的に、周囲の受験仲間からの質の低い情報のせいで、合格できないことになりかねません。
従って、受験仲間は、原則として必要ないと思います。コミュニケーション能力以上に、試験に合格するための「栄光ある孤立」のほうがよっぽど大切です。
ただ、例外はあります。優秀な受験生同士や、モチベーションの高い受験生同士であれば、相互に有意義な情報を交換し合って、お互いを高めることができます。また、受験生同士で、学習した内容について話し合ったり、質問したりすれば、質問するほうもされるほうも双方にとって理解が深まるというメリットがあります。
特に、TACの短い期間の入門生であれば、無職で、退路を断ってしまい、どんなことがあっても合格しなければならない人たちが多いので、モチベーションは非常に高いと思いました。1年目のTACの受験仲間には本当にお世話になりました。
2 携帯電話
私は、受験期間中、意識的に携帯電話は持たないようにしていました。
実は、携帯電話は、意外と時間を喰います。携帯から匿名掲示板に接続してしまうと、本当にあっという間に時間が過ぎてしまいますが、そのほかにも、いろいろとメールが来ます。もちろん、友人からのメールが来ることもあれば、大事なメールが来ることもあります。しかし、たいていのメールの返信は、即座にしなくても、勉強が終わってから、夜に返信しても遅くないものばかりです。受験生としては、勉強することが最優先なのであり、それ以上に優先すべき用事はないはずです。
他にも、ジャンクメールが携帯に来ることもありますが、いちいち着信に気づいて消去している時間がもったいないです。予備校に持ってこなければ、ジャンクメールに気づくこともないですし、いちいち消す必要もありません。
3 地方受験について
私は、たまたま、試験会場に恵まれました。だからといって、むやみに地方受験を勧めることはできません。それは、人それぞれ、最適な環境や必要なものが異なるからです。例えば、ホテルで寝れないような人が、地方受験をすれば最悪の結果になることは明らかです。
もし、地方受験をしたければ、地方の財務局や、試験会場になったことがある場所に直接問い合わせてみましょう。ネットで様子や周囲の環境を調べてみるのも当然です。また、TACや大原は、地方にも校舎を持っています。受験地のTACや大原に、試験直前の自習室状況や、その他テキストを貸してもらえるのかなど、詳細を問い合わせてみましょう。
そして、最も重要なことは、自分で実際に現地を訪れて(金・土・日に)、自分にとって最適な環境なのか、必要なもの・店が揃っているのかなど、自分の目で確かめてみてください。「行ったことがある」という程度ではダメです。あるはずの店が急になくなってしまうこともよくありますから。
私は、ブログでは、「受験案内には住所の近くで受けなさいとかTAC・大原が配布する願書を提出しなさいとは書いていない。」と書きました。しかし、実際に現地を訪れて下見をできないのであれば、地方で受験するのは、非常に危険だと思います。そのあたりを考慮の上、地方受験をしていただきたいと思います。
なお、願書は財務局ごとに異なります。したがって、地方受験をする場合は、TAC・大原で配布される願書をつかうことはできません。自分で切手を貼った返信用封筒を送って、直接願書を取り寄せることになります。
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