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公認会計士試験に合格するための勉強法 CPA-LAB

2004合格体験記 その3(勉強の軌跡) 
by purple
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   〜目次〜
第一章 はじめに
第二章 プロフィール
第三章 勉強法総論

第四章 科目別勉強法  

第五章 勉強の軌跡  ← 今回はこの章です。

(スポック注:以下は その4〜5で、また後ほど)

第六章 本試験review
第七章 受験後〜就職まで
 付録1 短答答練の成績
 付録2 論文答練の成績


第五章 勉強の軌跡

ここでは、本試験までの勉強をどのようにしていたかを時系列順に並べて書いてみたいと思います。


<2002年11月〜2003年2月>(入門期)
勉強時間
簿記・・175時間 原計・・32時間 民法・・4時間  合計 211時間
授業時間
簿記・・75時間 原計・・17.5時間 民法・・7.5時間  合計 100時間

この時期はとりあえず簿記をしていました。
大学の単位もかなり残っていたので、そちらの勉強もかなりやりながらですが。TACでも9月入学の生徒に追いつくために週3で簿記があって駆け足でしたが、なんとか乗り切ることができました。

この時期は私は授業の予習を全てやっていました。

というか予習ではなく、自分で先先やっていた感じです。入門Tの授業が始まる前に入門Tのテキスト読んで例題も解いて、トレーニングも2回やり終えていました。当然授業はラクラクでした。そして入門Tの授業があるときに入門Uのテキストを読んでトレーニングをやっていました。同じように入門Uの授業が始まるころには入門Uも終わっていて入門Vをやる・・といった感じでした。原計についても同様です。民法は一日前にテキストを読むくらいでしたが。おかげで計算科目がこの時はですが得意でした。前にも言ったように、入門期の実力テストはずっと満点付近をとる予定だったので、初めから手を抜かずにやろうと思っていました。

大学の授業にも結構出席していてそこそこ忙しかったのになぜ初めからTACの勉強を頑張っていたかというと一つは前年度の一発合格者が初めからいい点数を取っていたので私もそれに習おうとしたから。
まぁでも一発合格者がだいたい初めからいい点を取っているというのはTACに入って入門U〜Vくらいになった時に知ったことでしたし、入門T開始前にテキスト類を全部やっていたのでこれは直接の理由にはなりませんね。
もう一つの理由が、初めにいい点を取ることが重要だと思ったからです。これだけではわかりにくい理由ですが、経営学でフレーム効果ってありましたよね?プロスペクト理論でやったやつです。人間は最終的な富の値よりも基準値からの損得、特に損について大きな反応を示すというものです。
例えば、初めに500万円渡されて、そのあと@クジを引いて2分の1の確率でゼロになるが2分の1の確率で1000万になるAクジを引かない という選択肢が与えられれば期待値は同じでもAを選ぶ人の方が多いようです。要するに、期待値は同じでも人間は損をするのがいやなので、基準点(この場合は500万円)から損をしない方を選ぶということです。
アメリカではクジを引く方が多いのかもしれませんがともかく日本人はとりわけ損を嫌うのでこのような結果になるのではないでしょうか。

これを踏まえて考えてもらうとして、点数も初めに20点を取ってそこから60点にあがっていく(前者)のと、初めに100点取っていてそこから60点になるの(後者)はどのように違うのでしょうか。
最終的には同じ60点ですが、前者の場合は点数が伸びたことにより満足する気持ちが含まれてしまいます。後者の場合は100点から下がったのですから不満な気持ちしかないでしょう。点数が下がったことからくる焦りがあるので、一生懸命手を抜かずに勉強しようとするでしょうし、100点近くに戻ってようやく満足するのではないでしょうか。
もちろん前者の場合も点数が上がって自信がついてより勉強をがんばる気になるのかもしれません。ですが、総じて後者の方が有利だと思います。また、後者が有利な理由は他にもあります。今は同じ60点でも後者は以前は満点近く取っていたのですから、基礎は固まっています。それに比べて前者は以前は20点だったのですから、基礎は全然固まっていません。
ですので、前者が60点に点数が上がったといっても単なる暗記で点数を取っているだけで、そのうちまた点数が下がるのではないでしょうか。今の勉強をして、さらに以前の基礎も埋め合わせる時間は1回で合格しようとするとなかなかありません。よって、やはり後者有利なのです。
だから私は初めから頑張って勉強していました。
結局この戦術が功を奏したのだと思います。短答試験後の直前期はずいぶん楽に勉強できましたし。


<2003年3月>
勉強時間
簿記・・99.5時間 原計・・18.5時間 財表・・5時間 商法・・10時間 民法・・5.5時間  合計138.5時間

授業時間
簿記・・20時間 原計・・10時間 商法・・10時間 民法・・10時間  合計50時間

ひとつ言っておきますが、この勉強時間と授業時間は予想とかではなく、実際に勉強していた記録を集計したものです。

勉強時間には授業時間は含まれていません。また、答練の解説時間とかも入れていません。逆に答練やアクセスを解いている時間は含んでいます。勉強の間の休憩時間やボーっとしている時間も省いています。集中していない時は2時間机に座っていても1〜1.5時間に減殺して計算しています。

さて、3月ですが、簿記が基礎マスターTに入った頃です。簿記は基マスTの例題とトレーニング問題の他にトレボを始めました。トレボの1と2と3を3月に一回ずつ回しました。下旬には基礎マスターUのテキスト予習が終わった頃です。この時期も簿原は予習はバッチリでした。ただ、基礎マスターTの特商で授業を聞かずに予習時にテキストだけ読んで解き方が固まっていましたので、授業を聞いて手許と仕入方式の2つの解き方のどちらかを選ぶようにと言われたのですが、選ぶ余地はありませんでした。しかも私は仕入と手許の混合方式でやっていました。なので、授業で仕入で解くのと手許で解くのと2通りの解答方式が示されるのですが、私はどちらにも当てはまらないため、自分でいちいち解説の図の構成を変えないといけませんでした。これが初めのころはめんどくさかったのですが、ノートに公式のようなかたちで特商をまとめたので、それ以降はそこまで苦労はしませんでしたが。

商法については毎回授業の予習をしていました。また、リーガルマインドを少しずつ読み始めました。TACの入門テキストは本当に入門の内容だったので、どうせ上級でまた知識を入れないといけないのなら今から上級で入れる知識ごと入れてしまおうと思って読んでいました。さすがにいきなり読んでもスラスラ読めず、読むのに結構時間がかかっていましたが。
民法は軽く復習とミニテストの勉強をやるだけでした。本当は民法もしっかり勉強しないといけなかったのですが、TACのテキストの構成が形式的に整っていなかったので読む気が薄れていました。商法の入門テキストはまだ見やすかったのですが。まぁこれば単なる言い訳なのであまり気にしないで下さい。民法は正直サボっていました。論証例をカードにしてまとめておくようにと講師に言われましたがしていませんでした。論証例をまとめなくてもテキストに載っているんだからそれを見れば同じことなので。論証の暗記もしていませんでした。唯一毎回のミニテストの論証だけは暗記していましたが。ミニテストは50点満点でだいたい毎回45〜50点でした。これだけが唯一民法で頑張っていた部分でした。


<2003年4月>
勉強時間
簿記59.5時間 原計39.5時間 財表14.5時間 監査2時間 商法15.5時間 民法4.5時間 合計125.5時間

授業時間
簿記17.5時間 原計10時間 財表2.5時間 監査0時間 商法8時間 民法10時間 合計 48時間

簿記は基礎マスターUの上巻の授業してる時期に下巻のテキストとトレーニングを2回するという感じで進めていました。トレボは4が終わりました。あと、この時期に試し受験の願書を出しました。どうせ受けるんだから少しは対策をして受けようと思いました。でもインプットが全然終わっていないのに問題演習もできないなぁ。上級テキストもないしなぁと思ってどうしようか迷っていた時期でした。とりあえず入門の範囲は全て終えてから短答を受けようと思いました。4月は簿記は上に書いた以外にTACの短答100問問題集をやり始めました。この問題集は上級論点はあまり載っていない問題集なので、基礎マスターUまでの知識でも半分以上は解ける問題でした。
原計も簿記と同じく予習とトレーニングはしっかりやっていました。授業は4月で入門Uが終わるくらいでしたが原計基礎マスターTのテキスト、トレーニングが終わっていました。トレ原1も終わりました。
財表も授業始まる前にテキストを全部読みました。
監査は手元にテキストがないのでいきなりTACの100問問題集をしようかと思いましたが、少しやって断念しました。やはりいきなり問題にアタックするのはしんどかったです。
商法は授業の予習とリーガルマインド読みをしていました。リーガルマインドは280ページくらいまで読んでいました。
民法は相変わらずです(´Д‘;)短答科目にもないですし、どんどん重要性が低く思えてきていました(笑)


<2003年5月>
勉強時間
簿記65時間 原計21.5時間 財表12.5時間 監査6.5時間 商法42.5時間 民法2.5時間 短答問題16時間  合計166.5時間

授業時間
簿記19.5時間 原計10時間 財表7.5時間 監査0時間 商法7.5時間 民法7.5時間  合計52.5時間 

(上の勉強時間の短答問題の時間とは、3時間で解く短答問題を解いた分とその復習の時間です。各科目別に振り分けるのが手間なので、短答問題の時間として別枠で書いています。)

いよいよ短答試験の月がきました。TACでは上級生の雰囲気が変わってきていました。
簿記は基礎マスターVの連結をいつものように先に予習してテキスト&トレーニングを2周ずつしてました。TACの短答簿記100問も終わりました。100問中正答は67問でした。まずまずでしょうか。習ったことのある内容ではほとんど間違わなかったですし。50問実力で残りの17問はテキトー正解という感じではないでしょうか。
原計については授業がBMTに入ったところでまだ原計基礎マスターUのテキストをもらえなかったので、上級生の友達に貸してもらってやっていました。基礎マスターUのテキスト&トレーニング×2をやりました。
財表は短答100問のうち、60問程度しました。何も知らずに退職給付会計とか金融商品会計はしんどくて、途中で断念しました。
監査の入門テキストもまだもらえなかったので上級生の友達に貸してもらってやりました。
商法は講義は入門テキストでしたが基礎マスターのテキストを全部読んでいました。そのあとTACの肢別問題集と100問問
題集をやりました。これも66問くらいが正答でした。個数問題と総則商行為がかなり間違えました。
民法はほとんど手付かずでした。軽く復習する程度でした。
短答の過去問を3年分やりました。結果は00年30点 01年30点 02年33点 でした。これをやったのが、短答試験3日前からでした。案外取れるものだなぁと思いました。こんなに取れるのならもっと早くから短答に照準を合わせてやっていればもっと点数取れたのに〜と思いましたが時既に遅しでした。合格可能性10%くらいの力で本試験到来。結果はもちろん不合格でした。点数は簿記6財表6原計7監査7商法7の計33点で合格には3点足りませんでした。商法でつまらないミスを2問もしてしまい、悔しかったです。まぁでもこの出来なら来年の短答試験はとりあえずは安心だなと思えたので受けておいてよかったです。




<2003年6月>
勉強時間
簿記10時間 原計96時間 財表12時間 商法6.5時間 民法9時間 経営0.5時間 合計134時間 

授業時間
簿記15時間 原計7.5時間 財表10時間 商法10時間 民法10時間 合計52.5時間

この月は原計強化月間として原計ばかりやっていました。
それまではテキストとトレーニングはやっていましたが、トレーニング原価計算は1巻以外やっていませんでしたので、ちょうど基礎マスターUの予習も終わったことですし、トレ原の2、3、4をやりました。また、基礎マスターTとUのテキストとトレーニングを再度回しました。

簿記に比べて原価計算は全体像を把握することが大切だと思ったので、入門基礎マスターまでの範囲を短時間でまとめてやりました。簿記は問題の出し方が単調なので原計に比べて理解は不要ですが、原計は知識は単純でも、問題の出し方によって難しくもなる科目であり、理解することが重要だと思いました。そこで一回原計をまとめてやって知識を定着させておこうと思ったのです。
こうやってまとめてやったおかげで原計の全体像が見えてきて、それまで敬遠気味だった原計の苦手意識を克服できたと思います。逆に簿記はほとんどやっていません。というのも、授業はまだ基礎マスターVに入ったばかりでしたが、もう8月分まで予習が終わっていて、余裕があったからです。もちろん、実力テスト前には再度復習しますが。
財表商法民法は予復習でテキストを読むくらいでした。民法以外は短答前に入門テキストは全て読んでいたので、授業もラクラクでした。


<2003年7月>
勉強時間
簿記66.5時間 原計19時間 財表29時間 商法4.5時間 民法5時間 経営4.5時間 合計128.5時間

授業時間
簿記10時間 原計12.5時間 財表12.5時間 商法8時間 民法5.5時間 合計48.5時間

さすがに先月簿記をサボりすぎたので、ちゃんと2日に一回くらいは簿記をしようと思いました。
トレボをまたTから順に回していました。トレボの1、2、3、と5の途中までをこの月でやっていました。トレボについてですが、周りの友達では割と何回も回す人が多かったです。私は結局試験までに3回しか回していませんでした。というのも、期間を置いてしないと答えや解き方を覚えた状態で解くことになるからです。答えを覚えていれば問題を解く意味が半減すると思ってわざと解く間隔を空けていました。2ヶ月空けるくらいでやりました。これくらい空けると、以前の問題もどこかで見たことがある問題だというくらいの印象しか持たず、問題の解き方などは忘れてしまっていたので、もう一度考えながら問題を解くことができると思いました。
2回目に解く時は時間に注意して解いていました。とはいえ、1回目も2回目も基本的に時間は無制限でやっていました。全部の問題を解けるまでやっていました。トレボ2以降は平均55〜60分くらいでギリギリでしたが、2回目は平均45分くらいになったので、一安心しました。点数は1回目と2回目では大して変わらず9割程度でした。この時期はトレボを間隔を空けてする方が効率的だと思っていましたが、後になって考えると、連続してトレボをするのもいいのかもしれません。というのも、簿記は余り考えて解く科目ではないからです。問題を解く時にいかに考えることなく半ば反射的に電卓を叩けるかが簿記を解く上で重要だと後々思ったからです。逆にいうと、その場で考えて解く簿記の問題が少ないので、わざわざ考えて解くためにトレボを解く間隔を空ける必要がないからです。あまり簿記が単純な科目だといっても失礼かもしれませんが、相対的にみて簿記は思考力が必要とされる科目ではないと思いますので。

原計はトレ原をたまにやったり、テキスト・トレーニングを復習したりしていました。前月がんばった知識が抜けないようにする感じでやっていました。
財表は7月の終わりに入門の実力テスト(論述式のやつ)がありましたので、それに向けて勉強していました。財表の授業の論述などもちろんこの時期にかいたこともなく、どのように書いていいのかわかりませんでした。そこで、財表のテキストの章末に載っている章末問題を暗記することにしました。本当は理解してから暗記するというのがいいのですが、1章1章理解していくと実力テストまで時間が足りないように感じたので、とりあえず暗記をしていました。入門テキストが試験範囲だったので、入門テキストの章末の論述問題をほとんと全て覚えました。文章の半分程度は理解できたのですが、もう残り半分は説明する上でなぜその文章が必要なのかなどの細かい部分があまりわからなかったので、とりあえず暗記していました。しかも無駄に一言一句暗記していました(笑)。一度入門期の論述を覚えていたので、上級期の財表基礎答練は結構楽でした。


<2003年8月>
勉強時間
簿記73時間 原計32時間 財表7時間 監査5.5時間 商法55時間 民法7時間 経営5.5時間 合計 185時間

授業時間
簿記10.5時間 原計5.5時間 財表7.5時間 監査2.5時間 商法5.5時間 民法3時間 合計36.5時間

この月はTACのお盆休みなどもあり、いつもよりも授業時間が短かったので、たくさん勉強時間を確保できたように思います。ただ、大学の前期試験(9月)の勉強もしないといけなかったので、そこまで勉強時間は増えませんでしたが。。9月になるとアクセスも始まり、忙しくなります。この8月がゆっくり勉強ができる最後の月だと思って勉強していました。時間をたっぷり使って勉強していました。簿記はトレボ4,5に短答100問や上級アプローチの予習などをしていました。入門期の総復習ができるのも今の時期だと思ってやっていました。

原計はトレ原3、4を1回ずつやっていました。

財表監査民法経営は授業の予復習をちょっとするくらいでした。

この月は商法に力を入れていました。リーガルマインド会社法を読んだのと、テキストを入門基礎マスターと復習して、さらにノートにまとめようとしてみました。ノートは入門テキストの範囲はまとめました。合計で50ページくらいはあったと思います。まとめノートにはテキストの内容をまとめて書いたものと定義と論述問題の答案例の論証の流れを書いていました。見るだけではなく、ノートにまとめるとなると、どこが大事かを考えながらテキストを読むことになりますし、大事な部分をノートに書くわけですから、その書く過程で内容を覚えやすくなるなど、いいことはたくさんあります。しかし、いかんせん時間がかかります。私はこのノートまとめはやや失敗だったと思っています。理解が深まったのはもちろんよかったでしたが、やはり時間がかかりすぎていたからです。この8月は時間がたっぷりあったので、まだよかったですが、上級期になってノートを作るというのは他の科目の勉強時間を削るということで悪影響が出てくるおそれもあり、とてもリスクが高いと思います。
でもノートを作りたいという方はどうすればいいのでしょうか。参考までに一つ例を挙げるとこれは私の友人がやっていた方法なのですが、あまり入門期や上級期の初めからノートは作らず、試験前に薄いノートを作るというものです。というのも、初めのうちは理解が乏しいので、ノートを作るといろいろ書いてしまって量が多くなってしまうからです。あとになって見てみると不要な記述が目立ったりして、無駄が多いものです。早くからつくるノートは試験直前でも使うものであればいいのですが(例えば監査の定義など)そうでないものもあるので(テキストの内容のまとめなど)試験前(4月以降)に1科目あたり多くても5ページ以内くらいでノートを作るのがいいのではないでしょうか。その友人は最後は論文本試験1日前に見る用のノートを作っていました。試験迎えるにあたって、苦手な部分や直前に見ておきたい部分だけをまとめたノートを作っていました。これをすると、試験に対して自信が持てると言っていました。不安なところを試験直前にもう一回ざっとまとめて見ることができるからです。
私はというと、これ以来ノートはほとんど作っていないので、あまりアドバイスはできません。ノート作る時間があれば読んだ方がいいと思っていたからです。簿原のミスノートは作っていましたが、4ページずつ程度の簡素なのものでしたし。


<2003年9月>
勉強時間
簿記66.5時間 原計24時間 財表7.5時間 監査8.5時間 商法32.5時間 民法19時間 経営7.5時間 合計164.5時間

授業時間
簿記10.5時間 原計5.5時間 財表2.5時間 監査10時間 商法12.5時間 民法2時間 経営5時間  合計48時間

この月からアクセスが始まりました。
TACまで片道1.5時間かかっていたので、朝一のアクセスを受ける時には朝5時半に起きていました。簿記はトレボの2、3,4、5をやっていました。これで解くのが3回転目に入っていました。この時期になると入門期の簿記はだいたいほとんどわかってくるようになりました。あと、まだ上級期のテキストをもらえなかったのですが、TACの受付でテキストを借りることはできるので、借りて簿記のマスターTの予習をしていました。

原計はトレ原の3、と4をやりました。これも3回転目です。簿原ともにアクセスの過去問もやっていました。9月はアクセスの第1回〜第5回くらいをやっていました。とにかく計算科目は毎日問題を解くようにしていました。

財表監査経営はあいかわらず復習をちょこちょこやる程度でした。商法は先月の続きでノートまとめと答案構成シート(論文の問題と解答例が載っているレジュメ)を読んでいました。民法は入門期にサボっていたツケがやってきました。アクセスの民法の答案が全然書けなかったのです。民法は入門でやっていない論点がアクセスに出ることもあるということで、民法の上級講義は10月末からだったのですが、今月からアクセスが始まるので、民法も簿記と同じく上級のテキストを借りて勉強していました。上級テキストには初めに問題と解答があって、その後にテキストとしての内容が書かれているという構成なのですが、その問題を見て、解答が全然浮かばなかったのです。書く内容や方向性は少しは分かっても、その書き方、特に論証例を覚えていなかったので、文章として書くことがあまりできなかったのです。国語の論述問題みたいに、その場で適当に考えて書くことしかできなかったのです。それで、さすがにマズイと思い、上級テキストの総則の部分の問題と解答は大体再現できるようにしました。それで1回目のアクセスを受けると、65点くらい取れたので、ホッとしたのを覚えています。何もせずに受けると30点くらいしか取れていなかったでしょうし。そんなこんなで、民法の論証の暗記の必要性を感じ始めた月でした。


<2003年10月>
勉強時間
簿記81.5時間 原計16時間 財表20.5時間 監査17.5時間 商法19.5時間 民法11.5時間 経営1.5時間 短答3.5時間  合計171.5時間

授業時間
簿記11.5時間 原計8時間 財表7時間 監査8時間 商法17時間 民法10.5時間 経営5.5時間 合計67.5時間 

いよいよこの月の下旬から上級講義が始まります。
簿記は9月の続きでトレボ2,3,4,5をやっていました。他にはマスターTのテキストと問題集とマスターUのテキストを予習していました。私は講座は秋上級だったので、10月下旬から簿記のマスターTが始まる時期でした。で、夏上級では10月下旬から簿記のマスターUが始まる時期でした。あまり堂々とは言えないのですが、私は簿記と財表は夏上級の授業と秋上級の授業の双方に出席していました。簿記で言えば秋上級では年明けの1月下旬〜3月下旬までマスターUの授業があるのですが、早めに終わらせておいた方がいいと思い、この10月下旬〜1月上旬の時期に受けることにしました。
こうすれば年内は忙しいですが、年明けからが楽になるのでいいと思いました。年内の1時間と年明けの1時間では年明けの1時間の方が重要性は高いですから。また、年明けだと他の科目の授業もかなり進んでいるでしょうし、復習の時間を多く取ることができていいと思いました。財表や商法などの上級の授業の始めの方は入門期の授業の復習ですので、あまり10月に復習時間多く確保しても効率悪いですし。

原計はトレ原3,4の続きと授業の復習でした。原計も簿記と同じように上級の内容も予習しようと思っていたのですが、いざ上級のテキストをもらうと、とても読みにくいものでした。というか、今までの入門期のテキストと打って変わった構成になってまして、慣れないので、テキスト使うのを諦めていました。講師配布のレジュメは授業が始まらないともらえないので、事後的に復習するだけでいいやと思って予習はしませんでした。

財表監査商法経営については今月から入門期のクラスで仲のいいメンバーが週1回集まって定義を覚えたりする勉強会をしていました。定義とかはいつかは必ず覚えないといけないのですが、一人でするとついつい後回しになってしまうので、それならみんなでやろうということで。で、周りの人に声をかけたら10人も集まりました。あまり人が多すぎても身動き取りにくいと思ったのでそれ以上は声をかけませんでしたが。一応毎朝朝一でアクセスを受けに来ている人に声をかけました。欠席は認めない方針だったので、続かなさそうな人には始めから声をかけませんでした。結局この勉強会は4月の全答練のあたりまで続きました。毎回持ち回りで暗記すべき素材を作ってきてそれを人数分コピーしてその場で覚えて帰るというものでした。これをやっていたので、答練前などの定義の暗記が楽になりました。

あと、財表監査商法民法について、上級の講義が始まる10月下旬までに上級のテキストを一回読もうとしていたのですが、時間がなく、途中までしか読めませんでした。入門期は民法以外は全て予習をまとめてやっていたのですが、上級期のテキスト全てを授業前に3週間程度で読むのは無理でした。10月の授業分の予習はとりあえず終わっていましたが。この4科目はこの月にはテキスト読みを中心とした勉強をしていました。あとは、今月に短答答練の1回目があったので、TACの短答100問問題集を財監商の3科目だけやりました。


<2003年11月>
勉強時間
簿記39.5時間 原計27.5時間 財表20時間 監査12.5時間 商法17.5時間 民法29.5時間 経営12時間 短答4時間 合計162.5時間

授業時間
簿記26時間 原計12時間 財表19.5時間 監査10時間 商法12時間 民法19時間 経営7時間  合計105.5時間

いよいよ上級の授業が7科目とも本格的に始まり、簿記財表はダブルヘッダーなので、週9コマ授業でさらにアクセス毎日あって、勉強会もして、カテキョも週4でやっているという大忙しの月でした。しかもTACまで片道1時間半かかりますし。
大学の勉強の負担がなかったのが唯一の救いでした。簿記はアクセスの過去問を5日分くらいと、ドクターの過去問、マスター問題集などをやっていました。簿記の夏秋上級両方出席はなかなかしんどかったです。結構授業中寝てしまっていましたし。

原計もアクセスの過去問を5日分くらいと、ドクターの過去問、上級期の問題集をやっていました。

財表はテキストを読むのを中心に授業の予復習をやっていました。上巻と下巻が同時並行で進むのでこれまたきつかったです。ですが、上巻と下巻といっても上巻は入門のテキストと重複する部分が多いですから、実質下巻だけの授業のようなもので、なんとか乗り切っていました。

監査商法民法は普段は授業の復習くらいでした。あと、11月には各科目初めての答練があったのでその前にはかなり勉強はしましたが。前にも書きましたが、答練の点数とか初めのうちにいい点数を取るのはかなり大事なことだと思っていたので、がんばりました。初めの点数が自分の点数の基準になるので、初めにいい点を取っていればその点を取って普通という 価値観になると思うので。で、がんばった甲斐があって、一回目の答練は経営学以外は校舎内での成績優秀者として名前が載りました。とはいえ、答練の対策に時間がかかり過ぎていたので、答練が頻繁になってくる年明けにはこういう量的勉強作戦は出来ないと思いました。答練を受ける前に答練の範囲を3回くらい回す感じで勉強していましたので、答練の範囲のテキストはほぼ忠実に再現できるくらいになっていましたから。でも答練の範囲を1科目完成させるのに10時間くらいかかるという非効率振りでした。次からは徐々に勉強量を減らして同じ点数を取れるようにしたいと思いました。

勉強方法は書いて覚えるというよりも読んで理解するのが中心でした。書くのではなく、何度も頭の中で反芻するという感じでした。TACと家との行き帰りでも頭の中で問題と解答を思い浮かべる練習などもしました。とにかく時間がない中、どのように勉強するかを考えながら過ごしたひと月でした。




<2003年12月>
勉強時間
簿記35時間 原計25.5時間 財表17.5時間 監査19時間 商法27.5時間 民法25時間 経営11時間 短答6時間  合計166.5時間

授業時間
簿記14.5時間 原計8時間 財表18時間 監査12時間 商法11時間 民法15.5時間 経営4時間 合計 83時間

簿記は相変わらず過年度アクセスと過年度ドクターをやるくらいでした。あとはこれまでキャッシュフロー計算書がイマイチよく理解できてなかったのですが、12月に簿記のドクターがあり、個別CF計算書がテスト範囲だったので、いやでも理解しなければいけない状況になっていました。
ドクター一週間前からようやくCFの勉強を始めようと思いました。そこで私が選んだ方法はマスターT問題集の第10問(今年はもう問題番号変わっているかもしれませんが、とりあえず個別CFの問題で一番難しいやつです)をドクター一週間前から4回ほど解きました。初めは何も分からず答えを見ながら解いていました。3回目くらいからようやく少し理解しながら解くことができました。4回目でようやく問題の流れも分かり、理解しながら解くことができました。分からないときには突貫工事的に苦手分野を勉強することで一気に克服してしまうのが有効だと思います。このおかげで、ドクターのCFの問題では92点も取ることができました。

原計はドクター対策として、テキスト、レジュメ、問題集を潰していました。

理論科目は商法民法が苦労していました。論述をある程度覚えないと答練で時間内に問題を解けないからです。このときは民法はまだ公文先生のレジュメで覚えていました。問題の所在という欄があり、論点の発生原因を分かりやすく書いてくれているのが入門上がりの私には役に立ちました。商法はテキストと答案構成シートでやっていました。財表監査はずっとテキストに論点集、報告書読みでした。監査については受験までずっとテキストと報告書読みでした。読む速さは1時間に平均して20ページくらいでしょうか。友達が1時間に40ページ読むと言っていて、「それ俺の倍やんー」って言っていた記憶があるので。
経営は相変わらずあまり勉強していませんでした。答練前に慌ててテキストとレジュメを読むくらいで。でもあまり理解せずに暗記しているだけのような感じだったので、時間が経つと内容をすぐに忘れてしまっていました。

年末は12月31日までちゃんと勉強しました。31日は夜8時で勉強を切り上げましたが。周りの人が休んでる間に差をつけるべし、と思いながらこつこつやっていました。あと、年末に勉強を止めて休んでしまうと、ただでさえ睡眠不足で体調を壊しやすい状態でさらに気が抜けるので、風邪を引きやすくなってしまうと思います。だから私は勉強の手をほとんど止めずに冬休み中も緊張感を持って過ごして、風邪をひくことなく乗り切れました。事実、周りの友達でも正月に風邪をひいた人の割合が多かったですし。


<2004年1月>
勉強時間
簿記44時間 原計34時間 財表27時間 監査26.5時間 商法19時間 民法34時間 経営10.5時間 短答3.5時間 合計198.5時間

授業時間
簿記3.5時間 原計11.5時間 財表7.5時間 監査6.5時間 商法9.5時間 民法12.5時間 経営2.5時間  合計53.5時間 

先月もそうでしたが、こうこのあたりの時期になると理論科目と計算科目の勉強時間数の違いが少なくなってきます。計算科目はとりあえず維持戦略で、理論科目に重点を置いて勉強していました。正月は元旦だけ休んで2日から勉強していました。

TACは年末年始は開いていないので、家の近くのモスバーガーやミスドで勉強していました。これらの店には本当にお世話になりました。店が混んでくるともちろんすぐに出ますが、店がすいている時は5時間くらいいることもありましたし。休みの日は3件の店を4時間ずつで回して勉強していました。TACの方が静かで勉強の環境はいいのですが、知り合いが増えると廊下で会って話してしまったり、いちいち喫煙所まで行って喫煙しないといけないなどのめんどくささがあります。
その点、喫茶店とかでは基本的に誰も知り合いがいないですし、席を離れるのはトイレに行く時くらいですので、店を出ない限りいやでもずっと勉強することになります。しかもTACの自習室では寝ることができますが、外の店では周りの目を気にしてあまり寝ることができません。これでより一層勉強することになります。私は人の声が気になるときはウォークマンをして勉強していました。始めは音を聞きながらの勉強は慣れなかったのですが、次第に慣れてきました。

この月は簿原は過年度アクセスを6回分くらいと過年度ドクターを2回分をするくらいでした。あと、簿記はマスターU問題集もやっていました。とりあえず簿記の授業が1月で終わりなので嬉しかったです。その分復習はたまっていましたが。簿記は結局マスターUの途中までは予習してから授業を受けることができたのですが、マスターUの後半とマスターVは授業を予習なしで受けました。すると、授業が全然わからなかったです。いえ、正確には授業で聞く話は部分部分の処理の意味などはわかるのですが、問題で少しヒネられても解けるかといえば完全に無理という感じでした。そのあと結局復習をする段階でようやく問題が解ける程度に分かってくるという感じでした。予習の大切さが改めて思い返された瞬間でした。

財表も夏上級の授業に出ていたので、1月で上級講義が終わりになります。しかし、財表は上級期の授業は予習をあまりしていなかったため、入門期の内容とだいたい重複している上巻の内容は分かったのですが、下巻の新基準の範囲の内容はあまりよく分からなかったでした。あとで復習しても1回テキストを読んだだけではよく分からないところも多くありました。こういうときは地道に何度も読むのがいいと思います。何度も読んで理解できるのが先か読むのがしんどくなって諦めるのが先かという我慢比べのようなものだと思います。
どうしても答練前には暗記中心の勉強になってしまいますが、もしそれで点数がそこそこ取れたとしても奢らず理解できるまでテキストを何度も読むようにしていました。実際この時期では財表の下巻の内容はほとんど理解できていなかったように思います。そこそこちゃんと理解できるようになったのは5月以降だと思います。監査もようやく実施論が終わるくらいになり、要復習の部分が増えてきたので、テキストを延々読んでいました。民法は公文さんのレジュメとテキスト読みをしていました。まだこの頃は宮内先生のレジュメは手に入っていませんでしたので。


<2004年2月>
勉強時間
簿記61時間 原計39時間 財表19.5時間 監査22.5時間 商法27時間 民法38.5時間 経営3時間 短答3.5時間 合計214時間
授業時間 
簿記3時間 原計9.5時間 財表0.5時間 監査7時間 商法4.5時間 民法19.5時間 経営12時間 合計56時間

この月もしている勉強方法は1月とあまり変わらなかったでした。
簿原は過年度アクセスとドクターを中心にやっていましたし、それ以外の科目はテキストを読んで、答練前には集中して覚えて、という感じです。

1月と変わったことといえば本試験の過去問を始めたことでしょうか。

簿原の講義がだいたい終わったので、簿原だけですが、本試験の過去問を友人と時間を計って週一回程度解いていました。TACでやっていない問題をどのように考えるかなどを話し合ったりしながら復習していたので、楽しく復習が出来ていたように思います。過去問の出来自体は全体的にあまりよくはありませんでした。というか点数は年によって大きく変わっていました。170点くらい取れるときもたまにあれば100点も取れない年もありましたし。どちらかというと本試験の雰囲気を掴むために問題を解いていました。

あと、2月になると今までよりだんだんと答練が多くなってきますので、答練に割く勉強時間が少なくなってきます。しかも少しずつ答練の内容が難しくなってきますので、答練の点数は下がってきていました。短答答練も例外ではなく、どんどん点数が下がってくる有様でした。2月の短答答練では簿原両方とも4問しか正解できないということもありました。
短答の簿記はまだケアレスミスがいくつかあったのですが、短答答練の原計は本当に分からない問題も何問かあり、マズイ状態でした。短答答練の3回目くらいまでは入門・基礎マスター期の知識でだいたい解けたのですが、短答答練4回目くらいになると上級期の内容が分かっていないと解けない問題になってきていて、上級期の原計の復習が足りていないことが分かりました。

また、3月は今までとは比べ物にならないくらい答練が多いので、2月のうちに上級の範囲の復習を終わらせておこうと思っていましたが、結果的には全て復習済みというわけにはいかず、全範囲の半分程度の復習が2月に終わっているという感じでした。残り半分の復習は3月の答練前にやっていかざるを得ませんでした。とにかく寒い中、がむしゃらに毎日勉強という感じでした。週に一回、白い巨塔を見ることが唯一の娯楽時間でした(笑)


<2004年3月>
勉強時間
簿記58時間 原計30時間 財表28.5時間 監査43.5時間 商法34時間 民法40時間 経営22.5時間 短答4時間 合計260.5時間
授業時間
簿記3時間 原計10時間 財表2時間 監査9時間 商法10.5時間 民法8時間 経営9時間 合計51.5時間

とうとう勉強時間と授業時間を合わせて300時間を越えました。これはカテキョが2月で3人が終わって残り一人だけになったので勉強時間が増えたためです。この答練ラッシュの3月に今までより勉強時間を確保できるようになったことは大きかったです。

3月は合計で答練が22回あったので、ほとんど答練の勉強しかしていません。応用答練なので、監査や財表は範囲がかなり広くなるので、大変でした。というより十分に勉強できないまま答練を受けることも多かったです。この時期は入門上がりの人はみんなしんどい時期だとは思いますが、頑張ってください。辛いときほどこれを乗り越えたら楽になれると思いながら勉強していました。実際、1日で監査全体の半分の内容を答練に向けて復習しないといけないなど、なかなか厳しい状況でしたが、よくよく考えてみれば、4月にある全答練では、たった3日間で7科目の全範囲の答練を受けるわけで、それに比べたらまだ3月の範囲が決まっている答練の方が楽なのです。
3月に応用答練を通して7科目の全範囲を復習することで、4月の全答練に立ち向かうことができるのです。夏上級の人は1月で授業が終わるので、まだ復習の時間が多くありますが、秋上級の方は3月末まで授業があるので、授業と答練を並行してこなしていかなくてはならない3月は本当に大変でした。

監査と民法の勉強時間が多いのはそれだけこれらの科目が暗記を多く必要とするからです。民法は入門期でサボっていた分、上級期で論証を新たに全部覚えないといけないので、しんどかったです。論証は全て覚えることは量が多くて出来ませんが、できるだけ覚えました。おそらく全ての論証のうち半分はこの時期には再現できる程度に覚えていたと思います。あと、監査論についてですが、私はこの時期に南先生が講義中に指示した覚えるべき監査の定義をカードにして覚え始めていました。私はカードを作ったり、ノートにまとめたりするのが苦手なのですが、このカードは作ってよかったなと思いました。

財表もカードを作ったのですが、監査よりも定義の量が少ないですし、そこまで頻繁に覚える作業をしなくてもテキストを読みながらその都度覚えることで対応できましたので、結果的にはカードは不要でした。
監査のカードは授業の休憩時間や電車の中などでこまめに目を通していました。監査は財表とは違い、定義を答案に書く頻度が高い科目なので、民法の論証と同じように監査の定義も覚えるべきだと思いました。主に論述対策として定義を覚えたのですが、これは短答試験の時にも大いに役に立ちました。04年の短答試験で証券取引法の条文穴埋めなどがありましたが、この定義カードの中にあったので、下の語群を見るまでもなく答えがわかりましたし。あとで短答試験の解説を見ると、「穴埋めを全てしないと解答できない問題なので時間がかかる問題である」というように書かれていましたが、私はすぐできましたし。他にも、定義を覚えているだけで間違った選択肢を消去できることもあるので、定義暗記は短答対策としても有効でした。余裕がある方は短答前からどんどん暗記していった方がいいと思います。


<2004年4月>
勉強時間
簿記35時間 原計58.5時間 財表39.5時間 監査50.5時間 商法23時間 民法24.5時間 経営9時間 短答23時間 合計263時間
授業時間
簿記2時間 原計2.5時間 財表3時間 監査2時間 商法3時間 民法5時間 経営2時間 合計19.5時間

この4月はなんと言っても全答練が最大のイベントでした。万全の対策をしようと思っていたのですが、4月の5日あたりまで答練があり、4月13日から全答練だったので、答練ラッシュが終わってから全科目を一通り全部復習することなく全答練がやってきてしまいました。
4月5日の答練ラッシュ終了後1週間で何を復習したかというと、商法と民法を中心とした理論科目です。計算科目(特に簿記)はいまさら少しだけ勉強してもそこまで点数が伸びないと思っていましたので理論科目を中心に勉強しました。理論科目は直前の詰め込みがある程度は効きますので。法律科目は基礎答練、応用答練ともに全範囲を5分割して答練の範囲を設定していたので、5分の1ずつの暗記でよかったのですが、今度の全答練は初めて全範囲がテスト範囲となり、今までの答練の5倍の出題範囲になるので、かなり焦りました。しかも、法律科目は量が多い割に出題数が少なく、覚えていない問題が出たり、論点を勘違いしたりすると失点がとても大きくなってしまう科目なので、頑張って論証を詰め込みました。結局民法は一通り論証を確認できたのですが、商法は全範囲の復習は終わらなかったです。

監査と財表はテキストを一回ずつ読みました。原計はレジュメを読もうとしたのですが、半分くらいしか読めませんでした。経営も時間がなく、余り復習はできていませんでした。昨年全答練を受けた人に聞くと、経営学は平均が30点くらいになるかもと言っていたので、それくらいならそこまでしなくても取れるだろうと思ってついつい復習が後回しになっているうちに全答練を迎えたという感じでした。

で、全答練の結果ですが、惨敗でした。300位以内を取りたいなと思っていたのですが、取れるはずもなく、という感じでした。力不足を感じた試験でした。でも、全答練は本試験と同じ時間で同じ範囲で行われますので、いい経験ができました。普段の答練では味わえない緊張感も味わえましたし。

全答練が終わってからは論文の勉強はやめて短答対策に集中しました。逆にいうとそれまで短答対策はあまりやってきませんでした。TACの短答100問問題集を短答答練の前に少しずつ解くというだけでした。短答試験は基礎的な力がついていれば全答練後から対策を始めても十分間に合うと思っていたからです。全答練が終わってから具体的にどのような勉強をしたかといえば、いきなり短答答練の復習や大原の肢別問題集をするのではなく、4月中はもう一度テキストを読んだりしてインプットを完成させようとしました。というのも、大原の肢別問題集やTAC、大原の短答答練をするにしても、1ヶ月もかからないだろうと思ったからです。

ここで、短答本試験までに

1 インプットを先にやってから5月にアウトプットをまとめてやる方法と、
2 先にアウトプットをやって、その後に足りない部分をインプットしていくという方法

の2つの方法が大別してあると思うのですが、私はそこでは前者(1)の方法を選びました。その理由は、インプットをまとめてすることで、より理解が深まるだろうと思ったからです。
アウトプットでカバーできる範囲は断片的な範囲に過ぎませんから、そこでミスをした部分をインプットし直してもそれだけでは足りないと思ったからです。
また、先にアウトプットをすると、問題に間違えることが多くなり、短答試験に対して自信がなくなります(私だけですかね(笑))。その点、先にインプットをしてからアウトプットをすると、問題を解く際に間違えることも少なく、短答本試験に自信を持って臨むことができると思ったからです。
そういうわけで、4月の後半はインプットを中心にやっていました。原計はレジュメを読み、財表はテキストと法規集読み、監査はテキストと委員会報告書読み、商法はTACの肢別問題集を解いていました。簿記はアクセスをするくらいでした。


<2004年5月>
勉強時間
簿記58時間 原計34時間 財表41.5時間 監査33.5時間 商法53時間 民法1時間 経営0時間 短答問題43.5時間 合計264.5
時間
授業時間
簿記3.5時間 原計4時間 財表3時間 監査3時間 商法2.5時間 民法0.5時間 合計16.5時間

5月にもなると、アクセスも少なくなってきます。今までは私は朝5時半に起きて朝一のアクセスに行っていたのですが、5月くらいからはアクセスがあってもなくても起きるのが平均で7時過ぎになりました。早く起きて6時、遅いと8時半起床の時もありました。というのも、もう短答試験1ヶ月前なので、あまり無理をして体調を壊してもいけないと思ったからです。まぁ朝早く起きるのがしんどくなってきたのも理由の一つですが。でもそのおかげで体調はずっとよかったです。やはり睡眠時間を多く取れば疲れも残りませんし、短答試験のような3時間の集中力ももつようになりました。この頃は2時に寝て7時に起きるという生活でした。これまでの3時間半ほどしか睡眠をとっていなかった頃に比べるととても楽でした。

で、5月にやった勉強ですが、まず、TACの短答答練を今まで受けてきた分と一年前の短答答練を科目別にまとめてやっていました。TACの短答答練は1年前のそれとほとんど同じだということがその時初めて分かりました。上級生が短答答練でいい点数を取るのはこのためだと思いました。それまで短答答練の点数が悪かったので落ち込んだりもしていましたが、杞憂だったのだろうと思えるようになりました。他には大原とレックの短答答練も受けました。さらに会計人コースという雑誌の短答問題を友達何人かで集まって2回分解きました。

科目ごとの勉強としてはは簿記はほぼ短答答練だけで、1回だけ上級テキストを全部サラッと読んだくらいです。原計は短答答練の他にレジュメと基準を読みました。基準の問題は点数が取れる部分なので、せひ法規集を読んで点を取れるようにしておいた方がいいと思います。あと、TACの100問問題集もやりました。この問題集は簡単でした。短答答練の方が難しく、こちらを2回やりました。

財表はテキスト読みと法規集読みと短答答練、大原肢別問題集をやりました。法規集は合計で2回しか読めませんでした。テキストは5月に2回は読みました。大原肢別問題集も2回しました。

監査も財表と同じような感じでテキスト2回読んで、報告書は1回だけ読んで、短答答練と肢別問題集を2回ずつしました。
商法は初めはTACの肢別問題集と短答答練と大原肢別問題集だけでいいかなと思っていたのですが、やはりインプットが不十分であることが分かったので、TACの短答パワーアップテキストを読みました。これが量が多くかなり読むのが辛かったのですが、本試験までになんとか1回読めました。商法はTAC肢別問題集が2回、短答答練と大原肢別を1回ずつ解きました。総則商行為が今まで勉強が手薄だったこともありしんどかったでした。

 あと、理論3科目については友人とよく喫茶店に行って問題を出し合ったり、イマイチ納得のいかない部分について話し合ったりしていました。これがなかなかいい勉強になりました。問題を出して相手が間違えると今度は相手が出題者になり私が答えることができるというような感じで。気分転換にもなりますし、間違って理解していることに気付かない文言に気付かされるなど、得るものは数多くありました。

短答本試験の結果は簿記9 財表7 原計8 監査7 商法7 合計38点 でした。短答試験の解いた順番は商法→財表→監査→簿記→原計 の順でした。一通り解き終わって20分余ったので、残りで簿原を見直していました。いつもより早く試験を解くことができたのですが、試験中は答えが分からない問題が多かったです。こういうときにはひとまずどれかにマークをして、さっさと次の問題に行くことが大事です。ぐずぐず考えていると時間が足りなくなってしまうので。理論科目でさっと問題を一読して分からない問題はそこから2分考えてもわからないことが多いと思います。ここで、時間をかけてしまうと、点数だけでなく時間も失ってしまい、二重の損失になるので、もう少し考えたい気持ちを押さえて次の問題に取り掛かりました。
計算科目は時間をかければ分かることが理論科目に比べると多いでしょうが、それでも1問につき6分くらいまでが限度かなと思います。それ以上かかりそうであれば最後に余った時間でやるのがいいでしょう。時間がかかりそうな問題か否かを判別する訓練も大事ですね。


<2004年6月>
勉強時間
簿記38.5時間 原計35.5時間 財表25時間 監査24.5時間 商法30時間 民法29.5時間 経営16時間 合計199時間 
授業時間
簿記2.5時間 原計4時間 財表3時間 監査1.5時間 商法2.5時間 民法4.5時間 経営7時間 合計25時間 

6月は短答後と全答練後に少しだらけてしまって勉強時間が少なくなってしまいました。
短答のボーダー談義に花を咲かせるのではなく、しっかりと勉強していくことが大事でした。
とはいえ、周りの友人を見ていると、ボーダー前後の点数を取っている人はやはり予備校などが流すボーダー情報に一喜一憂していました。短答試験は受かれば何点でもいいのですが、やはり短答合格を確信できる点数を取った方が論文の勉強にスムーズに移行できると思います。

6月の勉強は簿原はアクセスの応用期の問題の中から自分の弱そうな問題を解きなおしていました。財表監査はそれぞれテキストを一回読みました。商法は答案構成シートをして、民法は宮内先生のレジュメの論証部分だけを抜き出してコピーした論証集を友人がコピーさせてくれたので、それをやっていました。宮内先生の論証は理由付けが簡略なので、書く時間も短縮できますし、実践的な論証だと思いました。経営学は、1回目の全答練で平均を割る成績だったので、今度はリベンジしようと思って塚本先生の論文マトメレジュメを3回読みました。初めて経営学をしっかりと勉強したと思います。

で、全答練の結果ですが、目標だった300位以内に入ることができました。私の通っていた校舎では前年の全答練では受験1回目で名前が載ると全員合格していましたので、合格が近づいてきたなという実感を持つことができました。ですが、この全答練を受けて課題もたくさん判明しました。簿原が弱いということです。年明け以降は理論科目を中心に勉強しており、簿原の計算訓練が満足にできていなかったことと、簿原の復習をあまりしなかったために部分部分で内容を忘れかかっていました。全答練の後は計算科目を今一度復習しようと思いました。
全答練後1週間くらいは簿原を集中的にやっていました。アクセスあるいはドクターを1日に簿原それぞれ3〜4問ずつくら
いやって他の時間で経営民法をやるという感じでした。アクセスは応用期の分(20回目以降)をやっていました。

(スポック注:まだだ続きます。→ その4へ


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