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公認会計士試験に合格するための勉強法 CPA-LAB

公認会計士試験2005年度合格体験記 効果的勉強のための24の質問 by 淀屋橋ジョー

Q11,計算科目が苦手です。得意になる方法を教えてください。

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(回答)
、計算科目の使用教材としては、テキスト・レジュメのうち「説明部分」「練習問題」そして「総合問題」を挙げることが出来ます。

 おそらく多くの人は、説明部分・練習問題を軽視していらっしゃるが多いと思いますが、にがてなところや理解が浅いところをリストアップしておいて、試験直前に見直すことだけはやっておいて下さい。→とくに(簿記)「金融商品」「企業結合」「外貨換算会計」。これらの分野は、理論的な背景を理解しておかないと解くのが困難であるし、総合問題であまり出てこないテーマが数多く含まれているからです。

、(どの問題を解くか)
 基本的には「自分の学力より少し上のレベルの問題」を解くと良いでしょう。ただし、スピードを早める為に「自分の学力より少し下のレベルの問題」を解いたり、脳みそを活性化させ、本試験での現場思考力を高める為に.「めちゃくちゃ難しい問題」も解いてみてください。また、「簡単な知識によって構成されているが知識の整理が難しい問題」も解きましょう。(このタイプが本試験でよく出ています。)

、問題の解き方
  基本的な流れは以下の通り(簿記を前提にして説明します)。

(1) 問題文をさらっと読む。そして以下の項目をチェック。
会社名、決算月、支配関係、持分比率、為替レート、商品の流れの関係、問題条件、前TB,後TB、FS、回答にマイナスをつけるか否か、端数の処理など。→関係図を書く。 

(2)表題をチェック→商品・有価証券・固定資産など

(3) 解く順に表題に数字を付す→基本的に解く順としては以下の表に示された順序をお勧めします。 

他の小問に影響なし 他の小問に影響あり
簡単  他の小問に影響なく簡単な問題  他の小問に影響があり簡単な問題
難しい  他の小問に影響なく難しい問題  他の小問に影響があり難しい問題

(注)2と3は逆でも構いません。ご自身に合った方をお選び下さい。

 (4)問題文をじっくり読みながらとく→回答
 (5)丸つけ。解く順序は正しかったか、確認すること。

 ただし、各人の問題を解く際の意図によって次のように解き方は分類されます。(時間は60分問題を前提。70分問題や50分問題の場合はそれぞれ時間を増減してください。何分問題か各自で判断すること。)

A 「理解解き」 理解のために解く。解説・テキストなんでも参照可能。
        時間無制限。
B 「安全解き」 「確実に」解くことをテーマにして、理解をじっくり確認しながら解く。時間60分から75分。
C 「早解き」 「早く」解いて間違えやすいところをあぶりだす。時間45分。
D 「合格解き」 「確実に」「早く」解く。戦略的に解く事。必ず「どれを捨てるか」考えること。時間55分。
E 「比較解き」 同一分野の複数問題を「比較して」解く。読むのみでかまいません。解説・テキストなんでも参照可能。


(重要!)丸付けをしたあとで、解き方を理解したらもう一度問題文を見て解き方が思い浮かぶかどうかチェックしてください。「自分がその問題をマスターしたかどうかの目安」は「解き方を理解したかどうか」ではなくて「問題文を見て解き方を思い浮かぶかどうか」に置くべきだからです。

、 復習の仕方。ミスノートを作るとよいでしょう。そのときに「理解不足によるミス」のみならず「ケアレスミス」をも書き出しておきましょう。最初の頃は前者のほうが多いと思いますが、理解が進むと後者のほうが多くなります。そして一ヶ月に一回ぐらい、大きい一枚の紙にケアレスミスを分類しつつまとめるとよいでしょう。テストの直前にはこの「ケアレスミスノート」を見直して「自分がケアレスミスしやすいところ」を認識した上でテストに臨むようにします。そして、自分の引っかかりやすいところがテストに出た場合には、通常の1.5倍の時間をかけて慎重にとくようにします。
→ケアレスミスは「最初の10分」「実際に問いている時間」「最後の五分」それぞれの時間帯で生じやすいミスをひろいあげて 分類するとよいでしょう。

、練習問題・総合問題については解いた後に、チェックリストを作って「解いた日」「点数」「かかった時間」「次も解くべきか」「次に解くときの解き方」「問題の特徴・次回復習時の留意点」などをかきこみます。
  
(「次も解くべきか」について)
「必ず解くべき問題」→「」(ヤバイマーク)
「時間があれば解くべき問題」→「ag」(アゲインマーク)
 
(「次に解くときの解き方」)
  理解解き・安全解き・早解き・合格解きのいずれでとくべきか

(「問題の特徴・次回復習時の留意点」)
  各問題について「特徴」「次回復習するときにはどのような点に留意すればもっとも効果的に復習できるか」について書く→たとえば「問題講造複雑→次回解く時にはじっくりよんで戦略を立ててから臨むべし」「テキストを読んで他論点との違いを意識してから2日後(忘れる直前)に解きなおす」「網羅的→本試験前基本総確認」「本試験類似。ヤマ!→本試験前日解くべし!」「わけがわからん→部分点の取り方を研究せよ!」「渋い→頭の体操として読むのみ(解かなくてよい)」などのコメントを加えておき、学習計画立案に役立てるのです。

6.5、また解き終わった問題を読むのも有効です。読んでいて、不安になったところだけ、紙に仕訳を書いて解答と照らし合わせましょう。同一テーマについて複数の問題を読み比べるの良いですね(比較解き)。これによって「問題文の違いによって処理がどのように異なるか」が明確に分かります→(簿記)連結や企業結合、商品売買(製品原価計算)仕損減損など似た処理が多いテーマについて特に有効です。


7、(計算科目が得意な友人Tによると)
   
   「一定の枠(各問題に共通する部分)については問題文を見た瞬間に解法が思い浮かぶようになるまで徹底的に体に覚えさせて
   
   「枠組みにはまらない部分(問題によって異なる部分)については、徹底的に集中力を上げて、細心の注意を払うこと」

  が重要だそうです(2004)。

8、お勧めスケジューリング

  (学習初期から中期や苦手分野)

1日目 安全解き。しかし、歯がたたないと思ったら理解解き
      →間違った所・不安な所をリストアップして、
       ミスノート下書き
      (夜)問題文読み直す。
2日目 間違った所・不安な所のみ解き直し、または、読み直し。
      →ミスノート仕上げる
3日目 安全解き。しかし、歯がたたないと思ったら理解解き
7日目 早解き。しかし、歯がたたないと思ったら安全解き又は理解解き
1ヶ月後 合格解き。

  1週間から三週間程度かけて特定分野の問題をまとめて何題か解く
  →期間中、間違った個所は何度も繰り返して読む事。ただし、全てを解き直すと時間がかかり過ぎて他の勉強に差しつかえます。よって「読む」のみにしたほうが効率的でしょう。

  →特定分野が一巡したら、「短時間に」取り違えしやすい箇所を比較しながら読んでまとめノートをつくること。二日も三日もかけると比較が困難になるので避けるべきです。(比較解き)
  

(学習中期から終盤期や得意分野)

1日目 合格解き。しかし、歯がたたないと思ったら安全解き。
      →間違った所・不安な所をリストアップして、
       ミスノート下書きプラス仕上げ
2日目 読む
3日目 1日目の感触が悪かった場合のみ解き直し。合格解き。
1ヶ月後 1日目の感触が悪かった場合のみ解き直し。合格解き。

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