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公認会計士試験2005年度合格体験記 効果的勉強のための24の質問 by 淀屋橋ジョー

Q13、文章を上手に書くには?

(回答)
、 受験に合格する為の文章を書くのに先天的才能は必要ではないと信じてください。
 →受験に合格する為の文章を書くために必要な書く為の技術は「教えてもらうことも」さらに「自ら学ぶとることも」可能であると信じてください。

(注)現実の問題として、先天的才能が必要か不要かは筆者にはわかりません。

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、 試験において、解答としての文章を書く前提として大事なのは、「問題文の文意を把握する」と言う事です.とくに「他のテーマと取り違えてしまったり(論点ズレ)」「書く必要のないことまで書いてしまう」というミスが生じるのは、この段階をおろそかにしている為だと考えられます。学習の際には「どのような問題文のときに」「どのような文章を解答として書くべきか」の両方を意識して下さい。

、 文章を書くときのポジションは以下のようになります(文章ポジション)

専門用語を多く使う 簡単な言葉を多く使う。
長く書く  専門用語を多用し長く書く  簡単な言葉を多用し長く書く
短く書く  専門用語を多用し短く書く  簡単な言葉を多用し短く書く

まずは「どのポジションで書くのが適当か」について大雑把に説明します。

 (基本的な問題に対する解答を書くとき)
  第一ポジション(専門用語を多用し長く書く)で書くのがいいでしょう。周りの人もみんなこれで書くと思います。ただし基本的な問題であっても、書くべき内容が多い場合は第2ポジション(専門用語を多用し短く書く)で書いていました。この第二ポジションで書くときには普段からテキスト・テストの論証例・回答例を短くまとめなおしておく必要があります。なお、筆者は民法に限っては、基本問題か応用問題にかかわらず、すべて第二ポジションで書いていました。なぜなら、民法は解答スペースが狭いから短く書く必要があるし、また、文章を短くして、書く時間を減らし、「考える時間・下書きする時間」を増やした方が有利になるからです。

 (応用問題に対する解答を書くとき)
筆者の場合、第二ポジションで書いていました。

結局のところ私は、第3ポジション(簡単な言葉を多用し長く書く)や第4ポジション(簡単な言葉を多用し短く書く)は原則的には使用すべきでないと考えます。なぜなら、

(a) 会計士試験の解答に使用する概念・言葉は、複雑なものが多いため、簡単な言葉で短く書くことは困難であるため第4ポジションを採用することは困難であるし、
(b) どうしても簡単な言葉を使いたい場合であっても、簡単な言葉よりも専門用語を使った方が点数がつきやすいから、第3ポジションも第4ポジションも採用すべきではないからです。

 →ただし、例外的に「文章のうちごく一部についてのみ使用する場合」や「概念や言葉を簡単且つ短くまとめることが出来る場合」には第3ポジションや第4ポジションを採用することも出来ます。また、専門用語が思い浮かばない場合には第三ポジションや第四ポジションを採用するしかありません。ありまおんせん。

 しかしながら、現実的には、テストなどの実践を通じて、四つの全てのポジションを試しながら、自分なりに文章を練り上げていくことをお勧めします。なぜなら、上記においては大雑把に場合分けして説明しましたが、現実的には、基本的な問題に対する解答を書くときも、応用的な問題に対する解答を書くときも、どちらの場合であっても、ひとつの文章の中で、第一から第四の全てのポジションを使用することになるのが通常だからです。

ただし、全てのポジションを使用するのが通常であったとしても、可能な限りいずれかのポジションで文章を統一するのがベストです。なぜなら、こうすることにより、「文章に統一感が生じるし」、「具象抽象の次元をずらさずに」「一定のリズム感で読むことが可能な」文章を書くことが出来るからです→もし、文章中に専門用語と簡単な用語が混じると文章から統一感がかけます。また、専門用語は抽象的なものが多く、簡単な言葉には具体的なものが多いため、両者が混じると具象抽象の次元がずれやすくなります。さらに、二つの言葉を比べながら回答となる文章を書く問題形式のとき、一方についての説明が長くなり、もう一方の言葉についての説明が短くなると、リズムが崩れます。よって、少なくとも「基本的な問題が出た場合」「応用的な問題が出た場合」それぞれの場合についてどのポジションで書くのを基本とするかを各科目ごとに検討してみて下さい。そして実際に文章を書くときには、いずれかのポジションで出来るだけ統一的に文章を書きつつも、そのポジションを維持することが困難になった場合には、他のポジションで文章を書くようにしてみてください。

、 テストの時に「どのポジションで書くか」をあらかじめ決めておくとよいでしょう。

「同じ内容の事柄を違う表現で書くにはどうすればいいか」や「それぞれの表現方法の性質」「使い分けるべき表現」を考えたり、テキストやテストの論証例から抜き書きして「文章ノート」にまとめてください。とくに論理を形作る役割を担う論理構文、接続詞、助詞に注意してみてください。抜き書きする過程で表現方法の使い分けができるようになっていくと思います。→たとえば以下の2文は同じ内容ですが表現は異なるし、それぞれの表現方法の性質も異なります。

(例1) 「AとはBの事を言う。そして、AはCという性質を持つ」→オーソドックス。一文は短い。ただし、全体としては長い。

(例2) 「BであるAはCである。」→一文二意になリ、文意がとりにくくなる可能性が高まるため、出来れば避けたい表現方法。ただし、全体としての長さが短くなる為、回答スペースが少ないときは有効。また、Bの部分が短い場合には、よむときのリズム感も崩れないし、意味も取りやすい。

、 文章を書く際には必ず下書きを忘れずに!→体系」化された下書きを書くと論理的な文章が書きやすくなります。さらに回答終了「直後」に下書きを簡単に書きなおすと更に効果的です。

、 テストの答案が返却されたら、読み直してみて、分かりにくいところを書き直して見ましょう。→表現の幅を広げるのに最適。

、 「月に一度は作家気分勉強法」(前出)も試してみてください。

、日記を書くのもよいでしょう。気分転換にもなるし。

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