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公認会計士試験2005年度合格体験記 効果的勉強のための24の質問 by 淀屋橋ジョー
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(簿記→計算科目)
1、 本試験でのレベルはさまざまです。近年の特徴としては、連結会計に対する深い理解が求められていることが挙げられます。とくに資本連結のレベルが高いです。通常連結を解く時は「資本連結(開始仕訳含む)→成果連結」の順で解く人が多いと思いますが、
「成果連結→資本連結」の順で解く事も出来るようにすれば大きなアドバンテージを得られます。
このようにすれば資本連結に時間をかけすぎて簡単な成果連結が手つかずになるということが避けられます。下書きにおいてタイムテーブル・資本連結用の仕訳のスペースをキープした上で「成果連結→資本連結」の順で解く訓練も重ねるようにしてください。
2、 簿記を理解するには
A、(1)取引の際に、企業が「何を」「どのような理由で」「得たのか、あるいは、失ったか」
(2) 「後々どうなったか」
B、相手方の仕訳(ただし、減価償却などの企業内部取引の場合、相手は存在しません。)
を考えてみてください.
3、 可能な限り毎日解いてください。簿記は全ての科目の中で、練習を怠った場合、最も実力が急降下しやすい科目だと思います。しかし「絶対毎日!」という訳ではないので、ご自身のレベルを考えてスケージューリングしてください。私の場合簿記のレベルが低かったので毎日2問以上解いていました。
4、(重要!)さらに可能なかぎり早い時期に本試験の癖を見ぬくべく「会計士過去問」(05年論文本試験の財務諸表論のリースについての問題は今すぐみてください。今すぐですよ。→この問題は理論科目である財務諸表論として出題されていますが実際には計算科目である簿記としての要素も含まれています)も解いてみてください。また、財務会計諭(簿記プラス財務諸表論)の対策として「税理士過去問」の「財務諸表論」も解いてみてください。なぜなら、ほぼ間違い無く、試験委員はこれを参考にして06年度以降の問題文を作成すると考えられるからです。
(財務諸表論→理論科目)
1、常に簿記で行っている会計処理を思い浮かべ、紙に取引のイメージ・FS・仕訳・ボックス・下書き等を描きながら勉強してください。これらの思考道具を駆使する事により「複数の事象を同時並行的に把握」したり「一つの事象を多角的に把握」することが可能となります。脳みそを頭のなかだけに持つのではなく、紙上でも脳みそを持つのです。
2、 損益計算の流れとキャッシュフローの流れの二本立てを常に意識してください。どちらかの流れを勉強しているきに他方の流れを意識することを忘れないで下さい。また、資本会計計算・貸借対照表計算の位置付けも意識して下さい。→以下においてそれぞれの計算の定義を述べますが、この定義は私のオリジナルのものです。できれば、学習がすすんだ方は自らこの定義を作りなおしてみてください。そうする事により、より理解が深まるでしょう。自ら定義を作りなおす事によりそれぞれの計算対象がはっきりし,それぞれの関係が明確になるからです。なお、正確な定義は各種書籍・テキストにしたがって下さい。
4、 損益計算とは、「株主以外の第三者との取引」や「企業の内部取引」による「現金」または「貨幣価値に換算可能な資産」や「マイナスの資産すなわち負債」の「一定期間における増減」の「原因」をあきらかにする計算のことを意味します→適正な期間損益計算。
5、 資本計算とは「株主との取引」による「資産負債の増減」の「原因」を「利益処分計算書上や貸借対照表上あるいは損益計算書上の税引後利益以下に」反映させる為の計算のことを意味します.
6、キャッシュフロー計算とは「現金」または「現金同等物」の「増減」の「原因」をあきらかにする計算のことを意味します。(損益計算・資本計算により描写される取引のうち一部のものを別の角度から描写したもの)
6、 貸借対照表計算とは「損益取引」「資本取引」を通じて得た、或は、負うことになった「一定時点における」「資産・負債の種類および測定値」を「資産の部・負債の部」に表示する一方で、「企業内に維持すべき資産額を決定する基準としての役割を担う資本」および「企業外部に流出する事が許される資産額を示す利益」を「区別して」「資本の部」に貸借対照表上、計算・表示することを意味します。→「損益取引と資本取引の区別」「資本と利益の区別」はめちゃくちゃ重要です。「資本」と言う概念は、日常生活で出会うことが少ない概念だと思うので、なかなか難しいと思いますが、逃げずにがんばって理解に勤めて下さい(筆者自身も理解はまだ浅いと思うので実務で頑張ります。)
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