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公認会計士試験2005年度合格体験記 効果的勉強のための24の質問 by 淀屋橋ジョー
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(回答)
管理会計は計算科目でもあり理論科目でもあります。特に近年は理論科目としての側面が強まっている事に留意して下さい。なお私は、「財務諸表分析」については受験経験がありません。
1、 製品原価計算は投資者、株主、債権者に企業の「過去の実績としての財務情報」を提供することを目的としています。他方、管理会計(狭義)は、主として経営者に「将来に向けての意思決定を行う為の判断材料」を提供することを目的としています。
2、 製品原価計算は、財務諸表の企業間比較可能性を担保する観点から、画一的な処理、具体的には「原価計算基準」への準拠が求められています。→原価計算基準の理解が重要。目的基準と会計処理基準に区別してがんばって覚えましょう。
会計処理基準の設定趣旨は「正確な製品原価計算」のみならず「処理の簡便性の重視」が求められていることもあるため、両者のバランスをとりつつ理解するようにしましょう。
3、 他方管理会計(狭義)は、財務諸表の企業間比較可能性を担保する必要性はないため、管理すべき数値を、経営者が自社の置かれている企業内外の経営環境に応じて「自由に」設定し、自社の経営目的に寄与するように行うことが出来ます。→よって、問題文において示された「それぞれの企業内外の経営環境の実態」「管理すべき数値と計算方法やその趣旨」を理解した上で、回答するパターンがほとんどです。そのため、それらの条件を丹念に読むことが必要になってきます。→原価計算基準上にも管理会計(狭義)についての記述がありますが、「理論的な正しさ」のみならず「計算処理の簡便性」も重視されていることに留意して下さい。
4、(重要!)管理会計(広義)は(1)問題文読む(2)下書きをする・電卓をたたく(3)回答する、という3つのステップを経て答えが導かれますが、最初の問題文読みの段階で間違っていたら、後の段階が合っていても意味がないので、徹底的によく読みましょう。 なぜなら、管理会計(広義)は問題文の解釈が最も重要且つ煩雑且つ困難だからです。問題文を読んで解法を思いついた場合も「ほかの解法はないか、解釈はないか」を常に考え、慎重に解釈・解法を選び取りましょう。さらに電卓をたたき出してからも少しでも気がかりな事があったら、再度、問題文を読みましょう。また下書きを丁寧に書いて「どのような視点で数字を分類・整理すると頭の中がすっきりするか」を常に考えましょう。下書きにおいては見なおし・復習のしやすさを考慮して、計算過程に出てくるキーとなる数値をメモしておきましょう。
5、(超重要!)「どの問題を捨てるか」→これを常に頭において問題を解いて下さい。満点は狙わないで下さい。論文本試験での合格に必要な点数は、予備校のテストの感覚に換算すると、45パーセントから75パーセントと他科目よりも低く、年度によってばらばらです。解けない問題に手を出さず、簡単な問題に時間をかけてください。論文本試験の傾向としては各大問に1問か2問ほど通常のやりかたでは解けない癖のある問題が含まれています。→(重要!)過去問研究も怠らないで下さい。